W鬱は克服できるのか

つきあい始めた彼女が鬱病だった 
しかし気がつくと自分も鬱病というw鬱状態に

彼女も鬱24 覚悟

2009-07-30 01:06:39 | 彼女の鬱


しばらく、固まっていた由梨ですが、意を決したように「このまま診察言ってみる!」
と言い出しました。
私も、ここまで来たらその方が良いと思ったので、自転車を置き、その病院の
診察室に向かいました
その精神科は駅近くのビルの3階に入っており、エレベーターに乗れない由梨は
階段を1段ずつ上っていきました。
その病院のドアの前まで来た時、またもや由梨は固まってしまいました。
中からは結構な人が居そうな雰囲気が漂ってきており、それが由梨の不安を
さらに押し上げていたようです。
私は「大丈夫だから」とドアを開けると、一斉に待合室の患者が視線がこちらを
向きます。
その視線に由梨は驚きながらも、私は堂々と受付に行き、こちらの女性で初診で
予約などしていないのですが診察受けれますか?」と聞きました。

今日は混んでるので時間が掛かるけど、それでも良いならどうぞとの事で
私と由梨は、待合室で待つ事にしました。
待合室には、およそ10人~15人おり、半分位は付き添いのようでした。

待合室にいる間、由梨は半べそ状態です。
「ここまでくるのに10年近く掛かったんだよ 嫌な医者ならどうしよう・・・」
いろんな事が頭をよぎっていたようです。

私は、この時始めて精神科と言うところに来ましたが、患者は皆普通で
一番キョどってるのが由梨のようでした。

そして、1時間程、待っているといよいよ、由梨の名前が呼ばれました。
医者は、初老の細めの方のようです。
由梨は、顔面蒼白になりながらも、ヨロヨロと診察室に入っていきました。



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