川上に雨を降らすためには海からの水蒸気の蒸発が欠かせない。それも単に山に降らせるだけだと思わぬ災害をもたらす。川上、川下に例えると介護は河口に位置するが、居宅介護支援事業所とか介護支援専門員は急変した利用者の状態に合わせて入院先を勧めたい。
川上に雨を降らすためには海からの水蒸気の蒸発が欠かせない。それも単に山に降らせるだけだと思わぬ災害をもたらす。川上、川下に例えると介護は河口に位置するが、居宅介護支援事業所とか介護支援専門員は急変した利用者の状態に合わせて入院先を勧めたい。
川上に雨を降らすためには海からの水蒸気の蒸発が欠かせない。それも単に山に降らせるだけだと思わぬ災害をもたらす。川上、川下に例えると介護は河口に位置するが、居宅介護支援事業所とか介護支援専門員は急変した利用者の状態に合わせて入院先を勧めたい。
医療機関の機能分化と連携強化の先にあるのは在宅医療と介護だ。時に介護は河口近くの川下になる。その後、水は海に注ぐはずだが河口にあたる介護は堰を作って流れを止めている。大海に注ぐ水を増やすことが大事だ。
かかりつけ薬剤師の要件に薬剤の一元管理、患家訪問しての服薬管整理、地域活動参加などがある。これらは利用者支援に活用できるので介護支援専門員と薬剤師との連携が欠かせない。
ある会社の報告によると全国で５割の調剤薬局が「かかりつけ薬剤師指導料」の算定届をしたという。これは利用者の処方にかかわる調剤薬局の半数はかかりつけ薬剤師となり、介護支援専門員は担当している利用者の薬剤師を把握し、薬剤師と協力していく必要がある。
１００床の病棟で在院日数１４日程度の退院支援は２００件、１日に直すと１０件の退院がある。これを担当職員が行うと関係事業所との年3回の面談は時間が取れない。ここに介護支援専門員が病院にいって職員に会って話すことがお互いの仕事がうまくいく。
特集記事では３つの病院での退院支援加算状況でハードルを３つあげている。ハードルは人材確保、スケジュール管理そして関係づくりだ。スケジュール管理に絡んで介護事業者などとの関係つくりは難しい様子。ここにこの診療報酬を知っている居宅介護支援事業所のかかわりがある。
今月の日経ヘルスケアは介護業界の動向と退院支援を特集している。介護業界の勢力図はいまの業界を整理していて経営者としては押さえておきたい。ただ、ソニーとソラストが取り上げられていないのが残念。
佐藤雅美「半次捕物控」に夫の浮気を相談する場面を「男はよほどの二枚目でなければ持てはしません。持てるのは金です。金が男を持てさせるのです」「じゃあ、なんですか、蟋蟀（夫のこと）は持てないとおっしゃるのですか？」夫婦のことはややこしい。介護支援でも心に留めておいてもいいだろう。
