高杉良がヤマト運輸のこと書いた本を読んでいる。そのなかでスキー宅配便開発にまつわるエピソードが参考になる。ある年長野支店のドライバーたちがスキーバスを見ていてスキー板の宅配を思いつく。それを支店長に相談すると慎重ながらも帰りのスキー板宅配から始め、お客の要望からさらに往復の宅配に、さらに取扱エリア拡大へと、今では普通になったスキー宅配便のことが書かれている。スキー板の配送を請け負った以上スキーをする日時までに配達していなければならないわけで、その配送状況を営業店で管理する必要がある。その情報管理が1つのカギとなるわけだが、この営業店がもっている配送情報を荷主にも公開するようになるのは当然の事業の結果となる。
ケアマネジャーが行っている支援内容も顧客に公開することはできないかと思う。ケアマネジャー一人が利用者の状態を把握しているだけでなく家族など関係者にも公開することで支援がやりやすくなる。遠隔地にいる家族などにも情報が公開されることで安心が届く。家族などの参画が期待でき支援がより有効に提供できるのではないかと思う。
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