升井紘の気ままな空間【私のホームページです、一度お出でください】
高速道路料金が土日祝日1,000円で利用できるようになる。確かに割安感が強く利用者は急激に増えるだろう。でも、この政策について私は基本的には反対だ。民主党の打ち出している全区間無料化にももちろん反対だ。
反対の理由は、①多数の自家用車が高速道路に乗り込み、交通事故や交通渋滞が発生する恐れがあること。②当然収入は落ち込むわけで、高速道路を利用しない人にもこのツケが廻ってくると予測されること。(既に5,000億円もの大金をシステム改修費に充ててしまった)
反対は反対として、この高速道路料金を引き下げることとの因果関係(大げさに言えば)が取り沙汰されている。例えば、高速連絡橋に対して競合するフェリー料金やJR新幹線料金の割高感で、公共交通機関の利用減。
景気を上向かせるという屁理屈での無駄な自動車の走行は、環境対策政策と全く反対の方向に向かっている。これまでの交通混雑や付近への影響・マナーを考えた「○○会場へは、電車バスなどの公共交通機関をご利用ください」は、死語になってしまう。
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でも安いほうがいいと安易に受け入れてしまう私は軟弱なんでしょうね。
広い視野に立って政策を考えてくれるような政治家を選ぶシステムがないですよね、日本は。
上のほうで勝手にやっているという感じです。
土日の高速道路通行料金を1000円にしたら→
平日の高速道路通行料金を3割引したら→
私も、いくら1000円通行に反対だからといって、それ以上払いたいとは思いませんから。
定額給付金だって、私は受け取りますよ。
もし受け取らなかったら、その金はよからぬことに使われそうですから。
それにしても、このところ政治が貧困過ぎると思いませんか。
これこそが低支持率で反改革派の麻生首相が望んでいること。
みんなで高速道路を走って、支持率の向上に協力しよう。そして、地球温暖化を進めよう。