雨の中の巨人戦、あれだけ沢山の人が入場し応援したのに、どうにもこうにも歯が立たないカープ。それでも中崎、中田、川内、上野良く投げた。
平和ボケと言われようとも、安倍総理だろうが、橋下市長だろうが、江田憲司だろうが、石原慎太郎だろうが、海江田万里だろうが、山ほどいる政治家がどんなに弁舌を振るおうと、改憲だけは看過できない。安倍晋三総理の言葉によると、
安倍晋三首相は19日、日本記者クラブでの記者会見で、憲法改正の発議要件を緩和する96条改正に言及した。「国民が一番議論できる機会は選挙だ。憲法を国民の手に取り戻すには96条を変えることだ」と述べ、夏の参院選で争点にすべきだ、との考えを示した。
安倍首相は、会見の中で「これまで憲法改正が国民的議論にならなかったのは96条があったから」と指摘。日本維新の会など野党の一部が改正に賛同していることを挙げ、「いよいよ可能性も出てきた」と強調した。
その上で「96条を変えるかどうかで議論が起こり、(選挙で)多数を得ることができれば国民的な議論が高まり、憲法改正にリアリティーが出てくる」と話した。
リアリティーもへったくれもない。憲法のどの条文のどの項目が国民を不幸せにしているのか。ここを説明しない限り、96条が引っかかるなんて、参院選の争点にするなんて、何を相手に争点にするのか皆目分からないし、物事の順序があべこべだ。
今の憲法ではここに難点があり、このように改めると国民の幸せが増大する。というのであれば、国民の側から 「安倍さん、早く憲法を変えてください」 とお願いするはずだ。
民主党の失態から政権を手にした安倍総理の弁に 憲法を国民の手に取り戻す? とあるが、憲法が何処の誰に拉致されているというのだろうか?現憲法が国会議員の2/3の賛成で改憲発議出来るというハードルの高さは、それだけ憲法を大切にしなさいということなのだ。
子育て政策を向上させたり、女性の雇用拡大、経済政策で成功したり、TPP交渉で手柄を立てるなら、安倍総理に賛辞を送りたいが、こと憲法を勝手にいじりまわして、軍国日本を再現させようという思想には賛成など出来るわけもない。私たちの子供や孫を戦場に送ることは断じて許せない。
中東でもアフリカでも、権力を手に入れた者たちは、自分に都合の良いように無理矢理憲法を書き換えている。そしてそれが手かせ足かせになって、やがては姿を消していく運命にあり、それを何度も目にしている。
「中村憲吉記念文芸館」 開館時に三次市が提供した案内番組です、
http://www.youtube.com/watch?v=IdLWudu-vmE
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