この二日間晴れたかと思うと突然雷雨に見舞われる。家にいれば走り回って窓を開けたり締めたり、まるで梅雨の真っ最中のようだ。昨夜はテレビで新しい 「二十四の瞳」 を見た。景気の悪さ解決をを海外進出に求め、戦争へ戦争へとひた走る日本の姿。やがて国敗れ終戦によってもたらされた平和は悲しい。
フクシマでは放射能に汚染された水が海に流れ出ているそうだ。当時の野田総理は収束宣言したが、あれは自分の政治家としての道を収束させたようなもので、あがきにあがいた結末は消費税の増税をセットにした3党合意という不可思議な解散だった。
民主党の政権はひどかった、国民との約束がキチンと守られないままに自民党政権に変わった。大企業経済界は歓迎し株価の上昇はよいとしても、円安で貧乏人は生活が苦しくなる。そう言いながら景気が上向いていると日銀は発表する。景気が良くなって生活は向上するのだろうか。
民主党は、政府の社会保障制度改革国民会議の議論に合わせて、自民・公明両党と、いわゆる3党合意に基づき、実務者の間で年金や高齢者医療制度の在り方を協議してきました。
こうしたなか、国民会議は先週、消費税の引き上げ分を財源に、医療と介護の充実を図る一方、高齢者にも経済力に応じて負担を求めるとして、介護サービスの利用者負担の引き上げや年金の減額を検討するなどとした報告書の原案を大筋で了承し、5日にも正式に取りまとめることにしています。
これに対し民主党内では、「報告書の原案では、負担を増やす必要性ばかりが強調されており、政府・与党には民主党が主張する年金や高齢者医療制度の抜本改革をする意志がない」として、社会保障制度に関する自民・公明両党との協議から離脱すべきだという意見が強まっています。
こうしたことから海江田代表ら幹部が協議し、近く対応を決めることにしています。
こんなことがニュースで流れた。衆議院を解散してまでこだわった 「三党合意」 とは何だったのか。これから引き上げる予定の消費税は家計を直撃する。それなのに国民の大半は引き上げ容認だというから不思議だ。国民の生活を良くするための 「国民会議」 とは何処の国の国民が会議をするのだろうか?引き上げた消費税で社会保障を賄うと言うが、良くなる方向には見えない。
確かに消費税の引き上げ部分は社会保障に充てられるのだろうが、その他の税は社会保障に充てる分が減って1隻2000億円の最新イージス艦2隻を買ったり、これから作ろうとする海兵隊へ税金が投入される。選挙に勝った自民党を先頭に靖国神社参拝が始まる。行きたくて行きたくてたまらない安倍総理はどうするのだろうか?
68年目の終戦記念日が来る。戦争を知らない総理大臣は韓国や中国と波風立てて、その脅威に対応するための軍備が必要だと言うのだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=IdLWudu-vmE