Carpe Diem-Seize the Day-

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ゆき-カウントダウン

2011年03月07日 08時05分33秒 | ゆき-カウントダウン
ゆきは9月2日生まれ
12歳6ヶ月5日♪
★13歳の誕生日まで179日★
★生まれて4570日目★

何とか12才半まで漕ぎ着けた。
次は13才。。。いや、12才7ヶ月
を目指す「飼主」なのか。
彼女に取り、その様な事は
甚だ、良い迷惑だろう。
解って居る。。。いや、解ろうと
納得させる。長生きが=恵まれた
事とは必ずしも一致しないと
いう事を。。。

拙い飼主に取りこの「我命」が
自分で全ての責任を持つ
最初で最期の子。
最後ではなく本当に最期の
。。。

今、7日午前4時35分。
ゆきは飼主が起き出した事
を察知し眠そうな目で
こちらを見る。
常にその視界の中に
飼主を置く。

以前に何かで読んだ。
同居犬や同居ヒトとの良い関係を
持ったイヌは付かず離れずの
位置に居り、空気の様になると。

常に相手の動向を察知して居る、
という事は彼女自身、
家に居てもリラックスして
居ないという事なのだろうか
。。。
確かに自分がイヌであったなら
この自分の様な飼主と
一緒に居なければいけない事
自体、ストレスかも知れない。

うつらうつらするがけして
熟睡をする事の無い彼女を
そうっと撫で乍ら時々考える。

何故、自分はここまでこの
黒い塊に嵌ってしまったのか。
イヌは普通に家に居り、
当たり前に接し、当たり前に
共に時を過ごせば良いだけだと
思って居た。

それが、一体どうした事だろう。
彼女は飼主の生活に徐々に
食い込み、心まで奪い、
全てを侵略した。

今、チッチ行く?
と問うと行きたい、と尻尾で
応える。
腹巻と上着だけ着せ、玄関外へ
出ると、玄関外の石から降りず
そそくさと家屋内へ戻る。
--------
一日何十回も酷い下痢が止まらず
室内でのトイレの習慣を
教えられて居ない彼女を都度
外へ連れて行く。
暴風雨の中、慌ててレインコートを
着せ、連れ出す。

飼主は傘等、差して居る余裕も無い。

何十回も用を足し、ようやく自宅へ。
玄関先に置いてある
何枚ものバスタオルで身体を拭いて
居る最中から、既に又下痢が始まる。

ビッショリと濡れたレインコートに
付いた雨水をザッと拭い
再び外へ。

真夜中1時~明け方7時頃まで
続いた事もあったか。

知人友人がその事を知ると
本当に異口同音に「大変だね」と
労いの言葉を投げかけてくれる。
「大変」なのは飼主が、のニュアンス
の様だ。

だが、実際に大変なのは彼女自身
なのだ。
家屋内でのシート認識を教えて
貰って居ないゆきが一番の
被害者。。。

髪の毛から滴る雨水を払いつつ
泣き乍ら彼女を拭く。
飼主が大変であるから泣ける
のではない。

身体も怠いだろう、体内の熱も
奪われ様、その彼女が不憫で
不憫で悲しくなる。

軽く抱っこが可能な大きさの子
であれば毛布に包み
速攻、外へ連れ出す。

昨年7月頃だったか、こちらに
戻る前のマンションでの話だ。
階段を下りる際には、
転がる様に駆け下りて居た。
途中で漏らさぬ様。。。

自宅に戻った故、庭に出る際に
階段は無い。まだマシだ。
酷い下痢の折りには、庭へ一緒に
行くと、無事用を足せた。
身体的負担は少ない。
これから少しづつ、シートを
家屋内にずらし、習慣を付けて
あげなければ、これからもっと
身体的負担が増えるだろう。

今更、返って新しい事を
習慣付けられるというのは
ストレスになるのだろうか。

「新しい事」にも因る様に思う。
このトイレシート認識に付き
昨年も悩んだ。
どうもこの件では、彼女には
ストレスになる様に思えて仕方が無い。
どうするか。。。
教える、のではなく、認識して
貰うしかないか。。。

更に体調が優れなくなれば
お漏らしをするだろう。
そうした自分に失望もし、自信喪失に
繋がるかも解らない。

極力、全ての行動にて自信喪失に
繋がるモノは除外したい。

これ程、穏やかで優しく、従順な彼女
であるが、芯は想像を絶するイヌ
の部分が強い。

言ってみれば、それが飼主とし
彼女を尊敬する大きな部分だが。。。
元々、穏やかで従順に作られた
のではない。

ヒトで言うところの本能と理性か
。。。
その理性の部分が野生の本能全てをも
大きく凌駕してしまう強靭な意志とし
表面化する従順、柔軟、優しさ、寛大、
素直さ
。。。
誰にも、何処のどの様な素晴らしいと
評判の子等にも叶わないゆきの素因。。。

ゆきは12才半と5日。。。

---全てを有難う---
ゆき、お母ちゃんは本当に何も
要らないんだ、おまえが
美味しくご飯を食べられ、
散歩が出来、リラックスし日々
過ごせれば、
それだけが望みなんだ。

何でおまえはおまえなんだろう。

何でお母ちゃんの元に来てくれた
んだろう?

今朝は何を食べる?
血液タンパクがいつもの数値より
高かったな、な?ゆき。。。
完璧に食生活故だろうね?

暫く又、味気の無いご飯だけに
するか?
肉食べたいだろう?
おまえの肉を見る目が怖いよ。
しかも良さげな肉を見る目。。。
コマ肉じゃなくてさ。
鋭いおまえに驚く。

ゆき、おまえの全てがこの上なく
愛おしい。

気が狂いそうに愛おしい。

本当にお母ちゃんのエゴに
振り回されるおまえを気の毒だ、
と思うんだ。
だけどダメだ。。。
おまえを愛せば愛する程、
エゴイスティックに拍車が掛かる。

ゆき、何処か痛くないか?
苦しいところはないだろうか?
何をして欲しいんだ?

こんな飼主で許しておくれよ。
本当に申し訳無いといつもいつも
思ってるんだよ。

何の先入観も、前もって何も情報を
伝えないでアニマルコミュニケーター
というヒトに会ってみたいと
思う。

おまえがお母ちゃんの心に食い込んだ
のと同じ様にお母ちゃんもおまえの
心を覗いてみたい。
迷惑か?

イヌとヒト、解らないから返って
良いのか?
解らない故、ああでもない、こうでもない
と試行錯誤する事に意味が有るのだろうか?

ゆき。。。ごめんよ。。。
お母ちゃんは侵入的過ぎるか?
だけど、おまえをもっと。。。
もっと知りたい。

教えておくれよ。
何でも訴えて、お母ちゃんに沢山
世話を焼かせてくれよ。
迷惑を掛けて欲しい。。。
一杯、我侭を言って欲しい。。。

ゆき。。。
おまえは完璧過ぎだよ。
不完全過ぎるお母ちゃんの元に
来てくれたのは、何かの間違えなの
だろうか?

他の飼主の所へ行って居たなら
おまえは、もっともっとお前の
素晴らしい素質を生かせ、輝いて
居たのだろうか?

お母ちゃんはおまえの素質を
ろくに生かせては居ないんだろうな?

もっともっと他の多くの人々の
役に立つ立場に居る方が
良かったんだろうか?

ゆき、ごめんよ。。。
おまえの魅力を独り占めして。。。