暁・誠の心と身体の健康

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海外預金の利息は源泉分離、為替差益は雑所得ですって

2006-07-17 23:59:24 | Weblog
本日付の朝刊各紙に「ゼロ金利あす解除へ」とのニュースが報道されたが、実際にそうなったところで、デフレ経済からの脱却というメッセージ性はあっても、個人の銀行預金金利の引上げはまさに“スズメの涙”のようなものにとどまるだろう。

 こうした中、海外の高金利定期預金等はいまだに魅力的だと言える。もちろん、海外の定期預金等には、「為替」というリスクがつきまとう。日本で生活する以上、いくらドルベースでお金が増えても、円建てでは下がってしまったら意味はない。

 こうした海外預金等から生じた利息や為替差損益に対する課税関係であるが、利息については、国内の預貯金と全く同じで、所得税15%、住民税5%の源泉分離課税が行われる。一方、為替が変動して、為替差益が出た場合には、当該差益は「雑所得」となる。

 昨年前半は円高がずいぶんと問題になったが、その当時に外貨預金を購入した人は現在かなりの為替差益が出ているはず。その金額が20万円を超えている場合には、確定申告が必要になってくるので留意したい。逆に為替損失が出ている場合には、雑所得とのみ損益通算が可能になる。