暁・誠の心と身体の健康

人として生きていく上で心と身体を健康に保つ情報を掲載します。

千の悩みも

2007-01-31 21:20:12 | Weblog
千の悩みも
 経営者には、一度にいくつもの問題に直面して、あれこれ思い悩むという場合が少なくありません。しかし私はいままでの経験で、人間というものはそういくつもの悩みを同時に悩めるものではないということに気づきました。結局、一番大きな悩みに取り組むことによって、他の悩みは第二、第三のものになってしまうのです。だから、百の悩み、千の悩みがあっても、結局は一つだけ悩めばよい。一つだけはどうしても払うことができないが、それと取り組んでいくところに、人生の生きがいがあるのではないか。そう考えて勇気を持って取り組めば、そこに生きる道が洋々と開けてくると思うのです

自分を飾らず

2007-01-30 22:20:35 | Weblog
松下幸之助一日一話
PHP研究所編
 1月30日

 自分を飾らず
私は、毎日の生活を営んでゆく上において、自分をよく見せようとお上手を言ってみたり、言動にいろいろと粉飾することは大いに慎みたいと思います。これは一見、簡単なことのようですが、口で言うほどたやすいことではありません。ことに出世欲にかられる人は、自分を他人以上に見せようとする傾向が強いようです。
 しかし、人はおのおのその素質が違うのですから、いくら智恵をしぼって自分を粉飾してみたところで、自分の生地はごまかすことはできず、必ずはげてきます。そして、そうすれば、そのときには一ぺんに信用を落とすことになってしまうのです。私は、正直にすることが処世の一番安全な道だと思います。

応対の妙

2007-01-29 21:09:09 | Weblog
【応対の妙】

  人は応対によって、まず決まってしまう。
  武道などをやると、なおさらよくわかるのでありますが、
  構えた時に本当は勝負がついている。
  やってみなければわからない、
  などというのは未熟な証拠であります。
              

  ※本メルマガは、書籍『安岡正篤 一日一言』(致知出版社刊)より
     転載しております。
     http://www.chichi.co.jp/books//735.html

短所四分、長所六分

2007-01-27 01:11:03 | Weblog
松下幸之助一日一話
PHP研究所編

 1月26日

 人間というものは、誰でも長所と短所を持っている。だから、大勢の人を擁して仕事をしているのであれば、それぞれに多種多様な長所と短所が見られる。
 その場合、部下の短所ばかりを見たのでは、なかなか思い切って使えないし、部下にしても面白くない。その点、長所を見ると、その長所に従って生かし方が考えられ、ある程度大胆に使える。部下も自分の長所が認めてもらえれば嬉しいし、知らず識らず一生懸命に働く。しかし、もちろん長所ばかりを見て、短所を全く見ないということではいけない。私は短所四分、長所六分ぐらいに見るのがよいのではないかと思うのである。

 融通無碍の信念

2007-01-26 00:15:23 | Weblog

松下幸之助一日一話
PHP研究所編

 1月25日


「融通無碍」という言葉がある。これは別にむずかしい理屈でも何でもない。いたって平凡なことと思う。もし道を歩いていて、その前に大きな石が落ちてきて向うへ行けない場合はどうするか。もちろん石によじ登ってもまっすぐ行くということも一つの方法である。しかしそこに無理が生じるのであれば、石をよけてまわり道をしてゆく。それが融通無碍だと思う。
 もちろんときにはまわり道のない場合もある。しかしそういうときにはまた別の方法を考える。素直に、自分の感情にとらわれないで、この融通無碍ということをたえず心がけていくところに、世に処していく一つの道があると思うのである。

【幸と福 1】

2007-01-24 23:20:57 | Weblog

  「さいわい」にも幸と福と二字ある。
   学問的にいうと、「幸」というのは
幸いの原因が自分の中にない、
   偶然的な、他より与えられたに
   すぎない幸いを幸という。

   たまたまいい家庭に生まれたとか、
   思いがけなくうまいめぐり合わせに
   ぶつかったとかいう、これは幸。
   これは当てにならない。
              

  ※本メルマガは、書籍『安岡正篤 一日一言』(致知出版社刊)より
     転載しております。
     http://www.chichi.co.jp/books//735.html

1.今週の名言

2007-01-24 23:10:51 | Weblog
  この世で我慢の時なくして
    夢を実現した人は一人もいません。
  夢を追うなら、わが身に降りかかるすべてを
    積極的プラス思考で受け止め、簡単に諦めないこと。
  それが人生を拓いていく基本ではないかと思います。

  国分秀男(東北福祉大学特任教授・
            元古川商業高校女子バレーボール部監督)

             月刊『致知』2005年11月号
              ~特集テーマ「開発力」より~
             

1.今週の名言

2007-01-24 23:10:29 | Weblog
  この世で我慢の時なくして
    夢を実現した人は一人もいません。
  夢を追うなら、わが身に降りかかるすべてを
    積極的プラス思考で受け止め、簡単に諦めないこと。
  それが人生を拓いていく基本ではないかと思います。


      国分秀男(東北福祉大学特任教授・
            元古川商業高校女子バレーボール部監督)

             月刊『致知』2005年11月号
              ~特集テーマ「開発力」より~
             

1.今週の名言

2007-01-23 23:33:25 | Weblog

素直さというのは、
    1つの素晴らしい素質だと思う。
    素直がどうしていいかというと、
    本質が見えるんです。


             桜井章一(雀鬼会会長)

                月刊『致知』2005年4月号
                 ~特集テーマ「極める」より~

水道の水のように

2007-01-19 19:31:22 | Weblog
加工された水道の水は価値がある。今日、価あるものを盗めばとがめられるのが常識だが、通行人が門口の水道の栓をひねって存分に飲んだとしても、とがめたという話はきかない。直接、生命を維持する貴重な価値ある水でさえ、その量があまりに豊富であるゆえに許されるということは、われわれに何を教えるか。
 それは、すなわち生産者の使命は貴重なる生活物資を、水道の水の如く無尽蔵たらしめることである。いかに貴重なるものでも、量を多くして無代に等しい価値をもって提供することにある。
 われわれの経営の真の使命はまさにここにあると思うのである

独りを楽しむ

2007-01-19 19:30:29 | Weblog
 真に自己を社会化するためには、
   常に自己を深めねばならぬ。

   真に人を愛するには、
   かえって独りを楽しむ者でなければならぬ。

   浅薄な利他と同情とは最も徳の賊である。
              

  ※本メルマガは、書籍『安岡正篤 一日一言』(致知出版社刊)より
     転載しております。
     http://www.chichi.co.jp/books//735.html

社会にやらせてもらう

2007-01-11 00:45:50 | Weblog

松下幸之助一日一話
PHP研究所編

 1月10日

 社会にやらせてもらう
 お互いの仕事なり職業というのは、それぞれに自分の意志で選び、自分の力でやっているようではあるが、本来は社会がそれを必要としているからこそ成り立つものである。つまり、自分がやっているのではなく、社会にやらせてもらっているのだということが言えると思う。床屋の仕事でも、髪をキチンとしたいという人びとの要望があって、はじめてそれが必要とされるのである。このことは、どんな仕事についても同じである。
 そういうことを考えてみると、そういう仕事を世間からやらせてもらえるのは、ほんとうにありがたいことだという感謝の念も生じてくると思うのである。

今日の言葉

2007-01-11 00:44:30 | Weblog
今日の言葉  2007年1月9日(火曜)


【元服の礼】

   人間は教育よろしきを得れば、
   知命、立命の教養を積めば、その人なりに大成する。

   それから先はいろいろの経験が加わって鍛錬陶冶され、
   いわゆる磨きがかかるだけで、
   人そのものは十七、八歳でちゃんと出来る。

   満十五、十六歳で元服の礼を行なった昔の人は、
   近代の科学的研究からみても実に正しい、
   妥当であるということが立証されている。
              

  ※本メルマガは、書籍『安岡正篤 一日一言』(致知出版社刊)より
     転載しております。
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