私的勝手に2020ドラマベスト5

2020年12月31日 | 日記
2020年は、テレビの世界も大きく影響のあった年だったと思う。
それでも数々の素晴らしい作品を生み出してくれた制作者や演者の皆様に感謝の思いを勝手に込めて…
今年もやります、勝手にドラマベスト5!

5位 「七人の秘書」テレビ朝日(10月22日~12月10日)
 勧善懲悪の話はわかりやすくて面白い。
 秘書が必殺仕事人のように悪者を懲らしめて、一話完結で終わるのでスッキリしてよかった。
 悪に立ち向かうのが秘書というのがまたよかった。

4位 「ホームルーム」TVK(1月23日~3月26日)
 1話を試しにみたらハマってしまった。
 あんな教師いたらかなりヤバいと思いつつ原作コミックも読んでしまった。 
 原作のほうがなんか色々すごかった。ラストはドラマのほうがソフト?さすがに原作の方向にはもっていけなかったか…でも充分面白かった。
 けっこうホラーな場面もあり、そこは割とちゃんとしたジャパニーズホラーでこわかった。
 たまたま「先生を消す方程式」というドラマをみたら、先生がまた先生になっていて、こちらもかなりのサイコパスっぷりで、もしかしてこういう役多い?…とちょっと雪次郎君が心配になってしまった。なにげに雪次郎君から応援している。
 このドラマも面白かったし、原作最終巻の発売が待ち遠しかったくらい漫画も面白かった。
 
3位「腐女子、うっかりゲイに告る。」NHK(6月13~8月1日 ※再放送)
 このドラマは2019年4月から6月まで放送されたドラマなので、本当は2019ドラマランキングに入れるべき作品かもしれないけど、初見なのでランクイン。
 今年のこのコロナ禍で、ドラマ制作できない時期に再放送してくれたので、このドラマをみることができた。
 主人公の男の子が、世間体もあるし将来孤独になりたくないから家庭を持ちたいというようなセリフがあって、印象深かった。
 性的マイノリティであろうがなかろうが、孤独にはなりたくない。
 主人公の恋人が、妻と恋人の二人が同時に溺れていたら、妻を助けるとはっきり言う。それも印象深かった。
 純君を想う三浦さんが可愛かった。最終回はそれぞれ新しい道に前向きに進んでいて、二人ずっと一緒にいてほしかったけど、これも良い終わり方だなと思った。
 
2位「半沢直樹」TBS(7月19日~9月27日)
 期待通り!今回は1話から録画したので何度も楽しめる。直樹と大和田さんが手を組む回は胸熱で何度もみてしまった。
 2013年の前作も録画したいから地上波で再放送してほしい。大阪編の半沢直樹の戦う勢いが一番面白いかなと思った。あと大和田常務も、前作の笑顔の裏に垣間見える冷酷さ加減がよかった。今回は顔芸がToo muchだったかも。でも、半沢直樹と大和田常務あってのドラマ。しかも今回は二人の共闘。大満足の続編。

1位「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」テレビ東京(10月9日~12月25日)
 2020年ドラマランキングの1位は「半沢直樹」だろうなと思っていた。このドラマに出会うまでは。
 1話で、あーこれ系か(bl)と思いつつ、タイトルからは想像しなかった意表を突いた展開が面白くて、視聴継続確定。主演二人のビジュアルが良すぎたし、特に黒沢のスリーピーススーツ姿がめちゃくちゃかっこよかった。
 2話~6話は正直流してみてたけど、7話で心鷲掴みされた。告白シーンの二人に、まさしく「きゅん」。いい歳して何言ってるんだかだけど、本当に久しぶりすぎるくらい久しぶりにドラマをみてそんな気持ちになった。
これたぶん、美青年二人のピュアな恋愛だからこんなにハマったのだろう。やっぱりblパワーはすごいわ。そういえば自分が割と腐女子だったことを思い出した。でも濃いラブシーンのあるblはちょっと引くので、チェリまほは良い感じだったと思う。最終回からしばらくチェリまほロスだったけど、一週間ほど経った今そう思う。
 最終回の最後のシーン、あのエレベーターの、安達の、あの横顔が素晴らしすぎる!安達と黒沢を演じる二人が本当に美しかった。ロスから立ち直りつつあるけど、もっと安達と黒沢の二人をみたい。原作も読んだ。良かった!原作は続くので嬉しい。

 2021年も心掴まれるドラマに出会えたらよいと思う。とりあえず深夜ドラマも要チェック。

私的勝手に2019ドラマベスト5

2019年12月31日 | 日記
紅白みながら今年も投稿、勝手にドラマベスト5!

第5位「なつぞら」(4月1日~9月28日)NHK
   朝ドラ習慣が身について、みはじめたけれど、良かった。
   大自然の中、少女がたくましく生きていく物語は素晴らしい。

第4位「まんぷく」(~3月30日)NHK
   成功⇒苦難⇒成功⇒苦難・・の繰り返しで、苦難の時はがっかりもしたけれど、
   でも、ハッピーエンドならオールオッケー。 

第3位「だから私は推しました」(7月27日~9月14日)NHK
   すごく面白かった。
   ドルヲタでもないけど、アイドルに興味が無いわけではなくここまできたので。
   いや、興味がないどころか、物心ついたときからドルヲタといえばドルヲタだったので、
   地下アイドルにはまる主人公が興味深いし、どうして事件になるのか、
   事件にどう関わってくるのか、過去から現在に話が進んでいく過程が面白かった。    

第2位「同期のサクラ」(10月9日~12月18日)日本テレビ
   サクラと百合の本気のケンカがよかった。
   会社の同期が、大切な、一生の仲間になれるなんて素晴らしい。
   後半はサクラが辛すぎるので、前半のほうが好きだけど、前半、後半あってのドラマなのだろう。

第1位「これは経費で落ちません」(7月24日~9月25日)NHK
   2019年はこのドラマがなんといっても1位。
   1話目ですでに今年のドラマ1位はこの作品だなと思った。
   森若さんも、真夕ちゃんも、田倉さんも、麻吹さんも、新発田部長も、太陽くんも、
   山崎さんも、季梨香ちゃんも、吉村部長も、鎌本さんも・・登場する人物すべて良かった。

「これは経費で落ちません」は、毎週必ず録画して録画を何度もみたから、ぶっちぎりの1位。

年末でよくやる一挙放送の「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(1月6日~3月10日)にはまった。
リアルタイムでは見なかったけど、面白かった作品として挙げたい。
「ひとりキャンプで食って寝る」(10月19日~12月28日)、「きのう何食べた?」(4月6日~6月29日)、「孤独のグルメseason8」(10月5日~12年21日)など、テレビ東京の深夜ドラマはハズレが無い。
最後の3話くらいしか見なかったけど、「日本ボロ宿紀行」(1月26日~4月13日)も良かった。
「ヤヌスの鏡」(10月22日~12月10日)も、1話も欠かさずみたドラマ。85年のドラマが好きだったから。当時の主題歌「今夜はANGEL」が好き。原作の漫画もとても好き。
野獣会や魔女軍団なる「レディース」の設定は難しいであろうこの2019年に、頑張ってリメイクしたドラマだったと思う。ラストは裕美かユミのどちらで目覚めるかわからないところは原作に忠実だった。

2019年は、1位から5位まで4つのドラマがランクインしたNHKが素晴らしかった。

私的勝手に2018ドラマベスト5

2018年12月31日 | 日記
あっという間に2018年もおわり。
新しい年になったら平成もおわり。時代が変わる。
年末恒例、今年もやります勝手にドラマベスト5!

第5位
 「半分、青い。」(4月2日~9月29日)NHK
  見始めたのは「東京・胸騒ぎ編」から。
  ネットニュースで井川遙のピンクハウスの衣装が話題になっていたから見始めて、面白くて見続けた。
  物語終盤は、朝ドラにしてはちょっと恋愛色が強くていまいち..と思ってしまったけど、
  久しぶりに朝ドラにはまった。録画して見るのは「あまちゃん」以来。  

第4位
 「ブラックスキャンダル」(10月4日~12月6日)日本テレビ
  ストーリーが復讐、嫉妬だらけのドロドロ真っ黒。しかも舞台が芸能界なので面白かった。
  山口紗弥加主演。山口紗弥加は「若者のすべて」に出演していた時は確か14歳くらいだったよなあ。。
  最終回の本当の犯人へのお仕置きがエグかったけど、久しぶりに次週が待ち遠しいドラマだった。

第3位
 「高嶺の花」(7月11日~9月12日)日本テレビ
  石原さとみの相手役が銀杏BOYZの峯田和伸と知って、興味持って見たらすごくいいドラマだった。
  ぷーさんが宗太にかけることばが良かった。
   特に好きなのが、第9話:
    悪口をいうヤツは無視していい。毒を吐く人は自分も毒を吸っている。
    そっち側に回ったら最後。すべては色褪せてしまうんだ。
    自分の中に「しん」を作ろう。それが鉛筆みたいに細い「しん」でも。
    それさえあれば描けるんだ。やりたいことは全部。
    世界で「きみ」は一人だけ。超激レア。
  
  あと、石原さとみがものすごく美しかった。

第2位
 「まんぷく」(10月1日~放送中)NHK
  「半分、青い。」の流れてなんとなく見始めたら、面白くて見続けている。
  なにせ共演が長谷川博己だし。萬平さんカッコいい。
  福ちゃんもどんな苦難があっても前向きで、元気をもらえる。朝ドラらしくていい。
  成功したら苦難、また成功したら苦難と山あり谷ありだけど。。昨年の「陸王」を思い出す。
  2019年はどんなストーリーになるか楽しみ。

第1位
 「アンナチュラル」(1月12日~3月16日)TBS
  2018年は石原さとみイヤーといってもいいくらい、こちらも石原さとみ主演ドラマ。
  特別ファンというわけではなく、共演が井浦新と市川実日子だから見始めたけど、物語がとても面白かった。
  「科捜研の女」も「BONES」も好きだし。「BONES」はシーズン3くらいまでしか見てないけど。
  井浦新が日曜美術館とはまた違う役者の顔で良かった。素敵だった!
  
以上、私的勝手に2018ドラマベスト5でした!

番外編・・・
「孤独のグルメ Season7」(4月7日(6日深夜)~6月30日(29日深夜))テレビ東京
 こちらはもう殿堂入り。今日の大晦日、特別編が放送。楽しみ。

「渡る世間は鬼ばかり 2018年3時間スペシャル」(2018年9月17日)TBS
 こちらも、放映とあっては見逃せないドラマ。
 登場人物も年齢を重ねるから、なんだか現実の厳しさをひしひしと感じる。
 大吉さんが「おかくら」を守っていた時が懐かしいなぁ。。
 過去の思い出は心の内に、前を向いて進まねば。

「阿修羅のごとく」(プレミアムカフェ12月10~12月12日)NHK BSプレミアム
 1979年1月13日から1月27日まで放送された向田邦子脚本のドラマの再放送。
 素晴らしかった。名優の演技はもちろん、なにもかも。
 テーマ音楽が独特で、「トルコ軍楽」だそう。
 そしてOPでカットインする興福寺の阿修羅像、素人目にも素晴らしいと思った演出だった。
 シリーズ1のみの放送だったけど、大満足。
 シリーズ2は配役が多少変わるらしいから、またの機会に見れたらいいかな。
 映画版はずっと前に見たけど、このドラマを見てまた見直したいと思った。
 きっと今見た方が、物語や登場人物の心情が色々わかって感じ方も違うと思うから。
 2018年12月に、こんな素晴らしい名作を放送してくれたBSプレミアムに感謝したい。

もうすぐ2019年、よい年になりますように。

私的勝手に2017ドラマベスト5

2017年12月31日 | 日記
2017年12月31日大晦日。
今年もやります、2017年ドラマランキング。といっても、今年はドラマをあまり見ていません。
初回から全話見た連続ドラマは、今年は1本もないかも。。
だけど私的に良かったなと思ったドラマは何本かあったので、勝手にランキング。


5位 過保護のカホコ(7月12日~9月13日)日本テレビ
ちょうど1年前にみた「ととねえちゃん」総集編、そしてかんぽ生命のCMをみてから、
主演の高畑充希が割と好きになって、このドラマを見てみた。
金八先生好きとしては、シリーズ8の生徒役の子がこんなに売れっ子になって、、と感慨深い。
ドラマはなかなか面白かった。過保護のカホコの自立までの成長過程だろうとは予想できたけど、
バラバラになりそうだった家族の絆もカホコがしっかりつなぐさまが描かれた良いドラマだった。
星野源の主題歌もよかった。

4位 コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~(7月17日~9月18日)フジテレビ
サードシーズンで初めて「コード・ブルー」を見た。やっぱり良いドラマだから続編が作られるんだな。
同時期に再放送した最初の「コード・ブルー」が唯一初回から最終回までみた連続ドラマだ。
再放送にはまって放送中の月9を見始めたので、サードシーズンは3話から。
ファースト・シーズン、とっても良かった!続編を作る理由に大いに納得した。
サードシーズンも良かったけど、ファーストシーズンを見てしまうとそれほどでもないかも。。
恋愛は不要とか、ファーストシーズンと比べてしまう。
良いドラマをけっこう見落としているなぁ。
エンディングに流れる「HANA-BI」最高!

3位 陸王(10月15日~12月24日)TBS
苦難の後、成功したと思ったらまた苦難があって、、、
山あり谷ありすぎて、見なかった回が多かったけど、最終回は2回見るほど感動した。
茂木選手が陸王を選んでくれて良かった。陸王が成功して良かった。

2位 監獄のお姫さま(10月17日~12月19日)TBS
小泉今日子主演でクドカンのドラマだから、絶対はずれないと思った。
しかも共演に満島ひかり、菅野美穂だし。
予想どおり面白かった。「自立と再生の女子刑務所」のシーンが特に好き。
所長がおもしろすぎ。「ばあら」ってごまかすところとか。
DVD応募しようかと思ったくらい。

1位 カルテット(1月17日~3月21日)TBS
「逃げ恥」のすぐ後だったから期待をせず、3話まで見逃してしまったことが悔やまれる。
特に、別府さんの真紀さんへの愛の告白シーンがめちゃくちゃよかった。
これは近年みたドラマや映画の中でも秀逸なシーンだったから、セリフを記念に残しておこう。
「あなたといると、2つの気持ちが混ざります。
楽しいは切ない。嬉しいは寂しい。優しいは冷たい。愛しいは虚しい。
愛しくて愛しくて、虚しくなります。
語りかけても触っても、そこにはなにもない。
じゃあ僕は一体、あなたから何を奪えばいいんですか。」
...脚本家、最高。
真紀さんの手に自分の手を重ねる別府さんの手と指も素晴らしすぎた。
別府さん役の松田龍平、最高すぎる。
主題歌の「おとなの掟」も最高!!

他、単発でみたドラマについて
「渡る世間は鬼ばかり」(9月18日)TBS
渡鬼ははずせない。
しかし、眞が忙しくて子育てに協力してくれないからといって、置いていくかね。。
やっぱり、渡鬼は大吉がいるシリーズの方がいいなぁ。どうしたって無理だけど。
渡鬼をみると、そうして人は成長しそして老いていくのだなぁ、と思う。

「黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子」(12月16日)テレビ朝日
録画(自分が録画したわけでもなく)なんとなく見だったけど、
すっごくハマって、ドラマを最初から見直したくらい。
警察がこんなんだったら困る。でも面白かった。
これくらいハマれるドラマが2017年、他にもあったのかも。

2018年もきっと面白かったり、感動するドラマが放映されるだろう。期待。

私的勝手に2016ドラマベスト8

2016年12月31日 | 日記
今日は2016年12月31日大晦日。
2016ドラマランキング、今年も勝手にやらせていただきます。
2016年のランキングを作成するにあたり、上半期を見直したのだけれど、
あれも良かった、これも良かったと思い出し、
また最近も面白いドラマがいくつかあったので、とても迷っている!
なので、今回はベスト5からベスト8に増やしました。
このブログ、見てる人なんていないだろうけど、これは私の大晦日の恒例行事。
ではさっそく、、


第8位

「昼のセント酒」(2016年4月10日~6月26日)
原案が孤独のグルメの原作の人だったので、また深夜に「食テロ」かとグルメにかなり期待をしたが、
こちらはあくまで「銭湯」の方が重要なようで、
銭湯が好きな東京近郊在住の人は、この番組を見て行きたくなったのではないかなと思った。
あと、風呂上がりのビールはたまらん!という演出がよかったと思う。
ストーリーも、ダメ社員の主人公が彼なりのポリシーを持って仕事に従事しているということが
最終回付近でなにげに描かれていて、よかった。


第7位

「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」(2016年10月14日深夜~12月23日深夜)
双子の姉妹が経営している吉祥寺の不動産屋に、吉祥寺で部屋を探したいとお客が訪れるのだけれど、
「もっと良い街がある」と、姉妹がその人に合った街を紹介する物語。
行ったことのある街もあれば、そのドラマを観て行ってみたい街もあった。
街の紹介番組をドラマ仕立てにしているだけかと思いきや、後半は、そのお客がどうして引越しを考えているのか、
そこにはそれぞれの悩みや、抱えている思いがあって、
引越しを決めた時の清々しい表情が、新しい街に引っ越すって新しいスタートでいいなあと思った。
良いドラマだった。


第6位

「お義父さんと呼ばせて」(2016年1月19日~3月15日)
上半期ベスト3に入れていなかったけど、このドラマは毎週かかさず見ていた。
同い年の保っちゃんとお義父さんの、会社や仕事に対する考え方の対比が、
より二人の水と油の関係を増長させていて、とても面白かった。


第5位

「侠飯〜おとこめし〜」(2016年7月15日深夜~9月23日深夜)
某騒動で撮り直しとか修正・編集があって、
このドラマを最初から見ていたから、やっぱり少し不自然に感じてしまい残念だった。
主人公が就職活動に悩み、時には甘い考えを持ってたりもしているのだけれど、
柳刃さんが料理を通じてアドバイスや、間違った考え方を窘めてくれたりして、
ただ美味しそうなだけではない、面白くていいドラマだった。
ドラマの中の料理は手軽に作れるし、実際作ってみたら美味しかった。


第4位

「ゆとりですがなにか」(2016年4月17日~6月19日)
上半期では3位だったドラマ。
アラサー世代が社会問題に直面し、恋愛に悩む様子が描かれているドラマだけれど、
宮藤官九郎の脚本だけに面白かった。
登場人物が、主要人物ではない脇役でも印象に残る。
とにかく、とても面白かった!


第3位

「逃げる女」(2016年1月9日~2月13日)
なぜ友人は偽証し、自分に殺人犯の罪を着せたのか、
それを探す旅に出た梨江子は、美緒に出会ったことでまた逃げることになり、
最初は美緒が鬱陶しかったのに、一緒に逃げていく中で、
美緒がなくてはならない存在になっていく。
エリートだった梨江子が、お金を得るためにある行動をとる、その変化に惹きこまれた。
最終回で海を見つめる梨江子の横顔がとても美しかった。
やはり今年もNHK土曜ドラマがランクイン。


第2位

「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年10月11日~12月20日)
社会現象にまでなるとは思わなかった。
とにかく、原作の漫画に思い入れがある作品。
まさか海野つなみ作品がドラマ化されるとは~
なかよしの「ロマンスのたまご」から好きになったのだけれど、
「逃げるは恥だが役に立つ」がドラマ化され、一大ブームになるなんて、、感慨深い。
「ロマンスのたまご」「西園寺さんと山田くん」「KISSの事情」
「ゴールデン・デリシャス・アップルシャーベット」「回転銀河」他。
この人の漫画が好きだから、社会現象になるまでの人気となって嬉しい。
ドラマが始まる前は、平匡さんの配役が微妙だったら嫌だと思ったけど、
このドラマがここまで人気となったのは、星野源と星野源の主題歌と、あのダンスがやっぱり大きいよね。
星野源さまさま。


そして、、、2016年私的勝手にドラマランキング

第1位

「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」(2016年7月17日~9月18日)
上半期1位のこのドラマが、2016年の年間通して1位に決定。
大企業にインターンとして働き始めた歩が、さまざまな人と出会い、
困難に直面しながらも、社会人として成長していく物語。
コネで入社できたこともあり、最初は色々な人から敵視されたり、
受け入れてもらえなかったりするのだけれど、
歩の、ひたむきに仕事に取り組むさまや努力が認められて、
会社の上司や先輩、同期の仲間との絆を深めていく。
会社や仕事をテーマとしたドラマは身近でもある。
もうフレッシュじゃないし、歩のようにひたむき頑張るなんてなかなかできないけれど、
織田課長の「踏ん張れ、踏ん張った先に希望がある」という言葉が胸に沁みる。

他、単発だけれど、印象に残った2016年ドラマを挙げます。

「模倣犯」(9月21日・22日)
 後編の最後30分は、何度も何度も見た。最後のどんでん返しの爽快感、何度も見たくなる。
 坂口健太郎をこのドラマで初めて知った。「ケケケ」は違う人物が言っていたのだけれど、
 他のドラマやCMで見かけても、ケケケだ!と思ってしまう。

「渡る世間は鬼ばかり 2016秋スペシャル」(9月18日・19日)
 やはりこのドラマははずせない。
 だけど、今回の最新作での五月に感じられる「老い」やリニューアルした幸楽が、なんだかさみしかった。
 シリーズ5の再放送を見てきたからか、大吉さんや幸楽のキミさんがいないのはやっぱりもの足りない。
 過去のシリーズは何度見ても飽きないから、繰り返し、繰り返し再放送をしてくれないものか。。

「連続テレビ小説「とと姉ちゃん」総集編」(12月31日)
 今日、朝起きて「とと姉ちゃん」にハマった。
 花山さんとの最後の会話に感動した。
 「暮らしの手帖」は素敵な雑誌だよ。

「シリーズ江戸川乱歩短編集Ⅱ 妖しい愛の物語」「人間椅子」(12月28日)
 これはシリーズ全て再放送をしてほしい。
 たまたま28日の「人間椅子」を見ることができた。
 NHKでこのような映像化をするとは!エロスと幻想。素晴らしい。
 満島ひかりが妖艶で美しかった。見惚れるほどに。

以上、私的勝手に2016ドラマベスト8でした。
2017年もハマるドラマに出会いたい。

2017年、よい年になるといいな。踏ん張った先に希望があると信じて!