昨年の暮。仕事納めの日。
いつも積極的に車椅子の介護をしてくれていたK先輩が突然言った。
「ボクはもう来年からここには来ないから」
衝撃が走った。
軽度の知的障害がありながらも、優しくて穏やかで、みんなに愛されていたK先輩。
「お母さんが、もう手続きをしたから」
本人も辞める理由は分からないと言う。
大好きだったK先輩にもう会えないなんて・・・。
支援員さんも泣いていた。
もしかしてひょっこり来るのでは・・?
淡い期待を抱いて出勤した年明け。
K先輩はいなかった。
いつも積極的に車椅子の介護をしてくれていたK先輩が突然言った。
「ボクはもう来年からここには来ないから」
衝撃が走った。
軽度の知的障害がありながらも、優しくて穏やかで、みんなに愛されていたK先輩。
「お母さんが、もう手続きをしたから」
本人も辞める理由は分からないと言う。
大好きだったK先輩にもう会えないなんて・・・。
支援員さんも泣いていた。
もしかしてひょっこり来るのでは・・?
淡い期待を抱いて出勤した年明け。
K先輩はいなかった。