グレーテルの歩く道

心身のハンデなんて物ともせず、元気に暮らす私の日記♪

恩を忘れて

2015年11月12日 17時48分17秒 | 家族のこと
Mクリニックに診察の日。

前の日に、ママとふたりで行くと言ったら、

「駐車場が混んでいたら、停められないから、俺も行く」

と言い張るパパ。

何度断っても「行く」と聞かない。

仕方がないので、

「パパが行くなら、薬局に薬を取りに行ってもらえるからママは行かないよ」

と言うことになった。


次の日。

パパは、朝から下りてこない。

姉の車を移動してもらえないと車を出せない私。

ママが、様子を見に行ったら、

「酒の匂いはしていないけど、具合悪そうに寝てる」

とのこと。

血圧が高いから具合悪いのかと心配したが、

私は、絶対に酒を飲んでいるだろうと思った。


姉の車くらいは移動してもらおうと言うことになった。

頼んだら起きてきて移動してくれた。頭はボサボサ。

私の車を前に出してくれた。

運転しようと自分の車に乗り込むと、

車内はひどい酒臭さ。


やっぱり飲んでた!

いつものことだけど。

頭に来た。

昨日、あれだけ行くと約束したのに。

仕方ない、行こう、と思ったら、パパが後部座席に乗り込んできた。

「駐車場に停められないかもしれないから」という。

私は、パパの飲酒運転はもう懲り懲り。

「酒飲んだやつは下りろ!」と怒鳴った私。

「乗るだけだから」と、パパ。

「乗るだけなら意味ないだろクソオヤジ!!」と、怒鳴った私。

その後、とても書けないような罵り言葉を1分間叫んだ私を見て、

ママも、これ以上興奮したら、今度診断書に書かれて、

免許をもらえなくなると、心配。

パパを引きずり下ろしたママ。

ママとふたり、楽しいドライブをして、

インフルエンザの予防接種を受けて帰って来た。

私は、正常。

パパに、ここまで育ててもらった恩を忘れて怒鳴ったりして、

可哀相な事をした。

反省。

パパは、今日も酒を飲んで寝ている。

点滴会食

2015年11月12日 17時37分29秒 | 家族のこと
夕方、近所に住むじいちゃんが、

具合が悪いから病院に連れて行って欲しいと電話が来た。

パパは、じいさんばあさんのことは一切したくないから、

私が運転して、じいちゃんを近くのかかりつけの病院へ連れて行った。

じいちゃんは脱水症状だった。

一日お茶を飲んでいるのに、もう吸収されないらしい。


90歳の体はもう限界のようだ。


じいちゃんは駐車が大の苦手。

点滴をすることになって、大騒動になった。


私が、点滴が終わるまで手を握っていた。

点滴が終わると、外は真っ暗になっていた。

私は夜の運転をした事がない。


大丈夫、大丈夫、と自分に言い聞かせて外に出ると、

パパが待っていた。

ビックリした。

誰もが、もう酒飲んで寝てるだろうと思っていたから。


パパは、飲んでいなかった。

ライトのつけ方を私に指導して、一歩先にじいちゃんを乗せて帰ってった。

パパ、ナイス!


ぼけたじいちゃんは、妄想で、その日のカレンダーの予定に、

ずっと前から、私と会食と書いていた。

点滴会食だった。


悪妻と悪おやじ

2015年11月12日 17時29分11秒 | お仕事
パパは、私が仕事と運転に慣れるまで、

仕事場まで送っていくと言ってくれた。

絶対信じてなかったら、信じてなかった通りの日が来た。

何度か目の出勤の朝、パパは朝から酒を飲んで起きて来ない。

前の日まで、明日も送っていくから!と言っていたのに。

パパは、この頃酒を飲んで起きて来ない事が、すごく多い。

前は3カ月に一回くらいの頻度だったのに、

この頃は週1、2回の頻度だ。

もう、入院させないとだめか。

ママは悩んでいる。


仕事場までは、何度かパパと練習していたので、

難なく行けた。


悪かどうか知らないけど、

飲んだくれ親父のおかげで、運転が上手くなった。