グレーテルの歩く道

心身のハンデなんて物ともせず、元気に暮らす私の日記♪

苦しい戦いの始まり

2016年04月21日 16時54分14秒 | お仕事
退院しても、現場復帰は無しと言われていた館長が現場復帰した。

復帰するなり、支援員、メンバーを怒鳴り散らし、

みんな仕事の効率が悪くなって、

帰宅する時間も遅くなった。


みんなストレスが溜まっていた。


そんな中事件は起きた。

館長のお釣りセットの中の金額が合わないことに気づき、

館長が怒り出した。


お釣りセットの金額が合わない事はみんな知っていた。

お釣りセットを触っていいのは、私と館長と年長の支援員さん、

お坊ちゃま社長とその奥さんだけ。


怒りは私に向けられた。

「Mにお釣りセットの管理は任せておいたのに!なんてことだ!」

私は、「お釣りセットの金額が合わない事は分かっていましたが、

年長の支援員さん、Rさんに相談したところ、そのままでいいよと言われたので、

そのままにして置きました。」と、本当のことをそのまま言った。


「人の名前を出すんじゃない!!」

館長の怒りにさらに火が着いた。


その時、販売車の残の計算を必死でしていた私に、

「お釣りセットも合わせられないで、残の計算をしたって、なんの意味もないわ!」と、言った。


私は切れた。

言っては負けと思っていたひとことが、気が付けば、私の口から出ていた。

「じゃあ、Pさんが心臓の手術なんかしないでお金を計算していればよかったじゃないですか!!」


1000倍返しになって怒りは返って来て、収拾がつかなくなった。

15分後、別の事業所にいた社長が、平静を装って真っ青な顔をして飛んで来た。


帰り際、社長が悔しくて涙の止まらない私の肩を叩き、

「今日はPさんにこっぴどくやられたようだな。負けんなよ!絶対Pさんに負けんなよ!!」と言った。

理解者がいて嬉しくて涙が止まらなかった。

帰りの車に乗る時、一番信頼している支援員さんのEさんが頭をなでてくれた。


号泣しながら運転し、帰宅。

帰るなり、ママに泣きついた。



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