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5/10(木) 9千円割れでアク抜け感

2012年05月10日 08時12分30秒 | Weblog
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 NY市場は、引き続き欧州情勢をめぐる懸念に圧迫され続落。

NY市場                     - 97.03ドル
ナスダック                    -11.56ドル
CME日経225     9,105.00円   - 30.00円
NY原油先物         96.81ドル   (- 0.20)
NY金先物       1,594.20ドル  (- 10.30)
半導体株指数       393.15ドル   (- 1.21)
バルチック海運指数 1,156.00ドル   (-  9.00)
CRB指数         294.83ポイント (- 0.30)
VIX指数           20.08ポイント (+ 1.03)
為替 9:00(対ドル円)  79.71円 (ユーロ円)  103.11円
外資系注文状況: 売り 1,700株、 買い 1,390株、 差し引き 310万株の売り越し

日経                 9,181.65円
 始値   - 31.80円   9,013.26円
 高値   + 30.57円   9,075.63円  11:15
 安値   - 59.16円   8,985.90円   9:12
 終値   - 35.41円   9,009.65円   クロス

 ギリシャを中心とした欧州情勢を巡る懸念を背景に、米国株が下落した流れを引き継ぎ、売り先行。為替市場での円高進行も警戒され、心理的節目9,000円を下回っている。一方、節目の9千円を割り込んだことにより、アク抜け感は出た。値ごろ感などから押し目買いが入り、9:40以降に9千円を割ることはなかった。市場はギリシャのユーロ離脱という最悪シナリオを織り込もうとしている。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、19件で金額は192.60億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 予想を下回った中国の貿易収支が重しとなり、香港ハンセン指数の下落や、円の下げ渋りを背景に下げに転じた。その後は手掛かり材料難でこう着感を強め、小安い水準で横ばい推移となり、あすのオプションSQ(特別清算指数)算出を控えて、9,000円の攻防となった。
 市場では「国内企業決算が本格化し今期のV字回復が見込まれるなかで、日経平均9000円割れには割安感がある。テクニカル指標でも売られ過ぎが示され、自律反発への期待感は根強い。トヨタ株価の堅調推移も指数の底堅さにつながっている」・「引け後にソニーなどの決算を控えているほか、今晩のバーナンキFRB議長の講演で米景気や欧州不安に対する見方を確認したいとのムードがあり、様子見姿勢になっている」(大手証券)との声が出ている。
 
                    【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『砂(いさご)長じて巌となる』~☆。・+゜゜+・。.

 小さな砂が長い年月をかけて大きな石に成長するように、相場においても小さい利益を重ねることが、結果大きな利益につながります。