８/２（火） 米株動向を警戒

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　ＮＹ株式市場は値動きの荒い展開の後、小幅続落。

ＮＹ市場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 －　１０．７５ドル
ナスダック　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－　１１．７７ドル
ＣＭＥ日経２２５ 　　　　９，８２５．００円　　－１４５．００円
ＮＹ原油先物　　　　　 　　　９４．８９ドル　　（－　０．８１）
ＮＹ金先物　　　　　　　１，６２１．７０ドル　（－　　９．５０)
半導体株指数　　　　　　３８６．９３ドル　　（－　　０．０１）
バルチック海運指数　１，２５６．００ドル　 （－　　８．００）
ＣＲＢ指数　　　　　　　　　３４１．４１ポイント（－　０．６７）
ＶＩＸ指数　　　　　　　　　　　２５．２５ポイント（＋　１．５１)
為替　９：００（対ドル円）　　７７．５８　（ユーロ円)　１１０．７４円
外資系注文状況：　１，６３０株、　買い　１，２３０万株、　差し引き　４００万株の売り越し

日経　　　　　　　　 　　　　　　 　　９，９６５．０１円
　始値　　　－　９２．８４円　　　　９，８７２．１７円
　高値　　　－　９１．５５円　　　　９，８７３．４６円　　　９：００
　安値　　　－１４２．７１円　　　　９，８２２．３０円　　１４：２０
　終値　　　－１２０．４２円　　　　９，８４４．５９円　　　短陰線

　米7月ISM製造業景気指数の悪化を受けて売り先行。円高止まりから、輸出関連株を中心に広範囲に売られた。為替介入期待や、日銀によるＥＴＦ（指数連動型上場投資信託受益権）買い入れ思惑が指摘され、やや下げ渋る場面もあったが、戻りは極めて鈍く安値水準で停滞した。米経済に対する否定的な見方が、市場ムードを重くしている。為替介入への期待はあるが、どの程度本腰を入れてくるのか読めず、むしろ材料出尽くしになる可能性もある。週末には米雇用統計発表を控えており、当面は米経済指標にらみでポジション取りをせざるを得ない。
　昼の立ち会い外バスケット取引は、１９件で金額は２２７．３０億円、リバランス（資産配分調整）・ＥＦＰ（先物と現物との交換取引）中心で差し引き２０億円の買い越し。
　米景気減速懸念が根強いうえ、円高止まりやアジア株安が重しとなり、軟調な展開が続いた。為替介入期待や、日銀によるＥＴＦ（指数連動型上場投資信託受益権）買い入れ思惑が指摘されたものの、見送り気分は尾を引いた。政府が思い切った行動を起こさない限り、現状の深刻な状態から抜け出せないだろう。又、週末には米雇用統計発表を控えている。
　市場では「グローベックス（シカゴの２４時間金融先物取引システム）で米株価先物がさえず、今晩の米株価動向が警戒される」（外資系証券トレーダー）という。
　
◎日銀ＥＴＦ２４１億円買い入れ。７月１２日以来。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　【今日の格言】
　　 　　 ．。・+゜゜+・。☆ ～『得意淡然(たんぜん)、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 失意泰然(たいぜん)』～☆。・+゜゜+・。．

　儲かった時は損をした時のことを考え、損をした時ほど悠然と構えて、先のことを考えるべきだということです。