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8/17(火) 首相と日銀総裁の会談報道で切り返す

2010年08月17日 07時35分07秒 | Weblog
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 NY株式市場は世界的に景気回復が失速しているとの懸念が強まり続落。

NY市場                    -  1.14ドル
CME日経225      9,145円    - 35.00円
NY原油先物         75.24ドル   (- 0.15)
NY金先物       1,226.20ドル (+  9.60)
半導体株指数        324.26ドル   (+ 1.52)
バルチック海運指数 2,488ドル     (+  20.00)
CRB指数         268.11ポイント (-0.68)
VIX指数           26.10ポイント (- 0.14)   
為替 9:00 (対ドル円)  85.19円(ユーロ円) 109.17円
外資系注文状況: 売り 1,950株、 買い 1,270万株、 差し引き 680万株の売り越し

日経                  9,196.67円
 始値   -106.82円    9,089.85円
 高値   -  8.19円    9,188.48円  14:03
 安値   -112.43円    9,084.24円   9:02
 終値   - 34.99円    9,161.68円   小陽線

 米国市場は高安まちまちであったものの、円買いが強まっていた為替市場が嫌気され売り先行。下げ幅は一時110円超幅まで達したが、引けにかけ下げ渋った。為替が依然として警戒水準にあり、積極的には買えない。なお、菅直人首相が経済対策の検討に入ると報じられたが、現段階では何を行うのか見えず、売り方買い方ともに材料にはできない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、24件で金額は330.29億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 昼過ぎに菅直人首相と白川方明日銀総裁の会談が週明けの23日で調整されていると伝えられ、円高・株安対策が出るのではとの見方が浮上。前場引けにかけて下げ渋っていたこともあり、後場寄りから買い戻しに下げ幅を縮小。買い戻し一巡後は膠着状態となり、小幅安水準で揉み合った。菅首相と白川日銀総裁の会談で何が出るのか分からないとして、売り方がとりあえず買い戻した。為替が現行水準であるならば9,000円を簡単には割らないとの見方も背景にはあるのだろう。一方、円高が進むようならば、9,000円割れもありうるという下値不安も依然根強い。なお、終値ベースで年初来安値を更新したが、マーケットでは目先の下値メドは9,000円との見方が強いとみている。国内の政策の行方に加え、今晩の米国では重要指標が発表されるため、買い一巡後は動きづらかった。今晩の米国市場は、7月米住宅着工件数、7月米鉱工業生産に加え、ウォルマート・ストアーズの決算発表もあり、要注目だ。
 市場では「連日で国内法人の買いが入って下げ渋る展開だが、上値を買う材料もなくこう着感が強い。短期筋による9000円割れを見込んだポジションが積み上がっているとみられ、いったん割り込んだ方が底入れしやすいのではないか」との声が出ている。
 
◎7月の米鉱工業生産指数は+1.0%、設備稼働率は74.8%=FRB(予想 生産指数+0.5%、稼働率+74.6%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT870708420100817

◎8月第2週の米大規模小売店売上高指数、前年比+2.7%=レッドブック
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT870718220100817

◎7月の米卸売物価指数は+0.2%、コア指数は+0.3%=労働省(予想 物価指数+0.2%。コア指数+0.1%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT870708020100817

◎7月の米住宅着工件数は+1.7%(54.6万戸)、許可件数は‐3.1%(56.5万件)=商務省(予想 着工件数56.0万戸、許可件数58.0万件)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT870707620100817

                  【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『一文惜しみは天底逃がし』~☆。・+゜゜+・。.

 売買するときの投資家心理は、一円でも安く買いたい、一円でも高く売りたいというものです。底値を狙って買おうとしても下げつづけているあいだはさらに下値がありそうと、なかなか買えないものです。気がつけば上昇相場に転じています。売るときも同様で、時間をかけてじっくり上がってきて高値圏に入ったとなるとどうしても、あと1円は上がるだろうと売り惜しみたくなるものです。そして気がつけば相場は急落し売り損なってしまいます。
 強い気持ちをもって売買に挑みましょう。


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