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12/16(金) 週末様子見で小動き

2011年12月16日 07時51分06秒 | Weblog
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 NY市場は良好な経済指標を手掛かりに反発。ただ、欧州への根強い懸念で上げ幅は縮小。

NY市場                      + 45.33ドル
ナスダック                    +  1.70ドル
CME日経225     8,415.00円   + 45.00円
NY原油先物        93.87ドル   (- 1.08)
NY金先物       1,7577.20ドル  (-  9.70)
半導体株指数      350.04ドル    (- 0.69)
バルチック海運指数 1,889.00ドル   (- 23.00)
CRB指数         294.45ポイント (- 0.84)
VIX指数           25.11ポイント (- 0.93)
為替 9:00(対ドル円)  77.85円 (ユーロ円) 101.45円
外資系注文状況: 1,700株、 買い 1,320株、 差し 380万株の売り越し

日経                  8,377.37円
 始値   + 38.84円    8,416.21円
 高値   + 55.81円    8,433.18円   9:38
 安値   + 18.79円    8,396.16円  11:28
 終値   + 24.35円    8,401.72円   短陰線

 欧米株高や前日下落の反動から買い戻しが入り買い先行。ドル円が78円を割り込むなど円高基調にあることや、他に目立った材料がないことから上値の重い展開が続いた。下げ過ぎの反動としては想定内の上昇幅。スペイン国債の入札が好調だったからといって事態が収束するわけでもなく、上をみるよりも下をうかがう展開は変わっていない。売りありきのなか、スペインにしろ、前日のイタリアにしろ、国債入札がきっかけに利用されることはあるだろうが、短期的には良くも悪くも材料は出てこない。イタリアの国債利回りがユーロ導入後に初めて7%を超えてからも、二度と同水準をつけさせないという策も出ていない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、14件で金額は54.80億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅売り超し。
 アジア株や、米株価指数先物の上値も限定的で手掛かり材料に乏しく、東京市場は膠着感が強かった。欧州情勢をにらみながらのなか、クリスマス休暇を控えていることもあり、年末に向けてポジションを取っていこうとする投資家も少なかった。欧州のイベントを通過したあとに売りが優勢となる展開はこれまでもみられた。今回のEU(欧州連合)首脳会議を通過したあとの売りも一巡感がある。来週は欧州の国債入札も短期のものが多く、売りたたくような材料は乏しい。欧州への関心も薄れつつある。足元では経済指標も良好な内容のものが多く、これらが材料視されれば、下値を模索するような展開にはなりにくい。
 市場では「中国株がしっかりとしており、売りは限定的。一方、上値を買う主体もなく個別銘柄への物色にとどまっている」・「週末の後場で様子見ムード強く方向感が出ない。上海総合指数.SSECが連日の安値更新となっているが、やや下げ渋っているため特段の売り材料にはなっていない」(国内投信)との声が聞かれた。

                  【今日の格言】
  .。・+゜゜+・。☆ ~『ブルは時々儲ける。ベアも時々儲ける
               しかしホッグは決して儲けない』~☆。・+゜゜+・。.

 「ブル(上昇相場)やベア(下落相場)では、トレンドに乗ればある程度利益を得られる。しかし、ホッグ(地を這う豚=低迷相場)では儲けられない」という格言。真意はきっと、投資するなら動きのある銘柄を選ぶようにしなさいということです。