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12/19(月) 金総書記死亡で下押す

2011年12月19日 08時47分59秒 | Weblog
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 NY株式市場は、買い優勢で始まりましたが欧州懸念が上値を圧迫し、ほぼ変わらず。

NY市場                      -  2.42ドル
ナスダック                    + 14.32ドル
CME日経225     8,375.00円   - 25.00円
NY原油先物        93.53ドル   (-  0.34)
NY金先物       1,597.90ドル  (- 20.70)
半導体株指数      352.86ドル    (+ 2.82)
バルチック海運指数 1,888.00ドル   (-  1.00)
CRB指数         295.00ポイント (+ 0.55)
VIX指数           24.29ポイント (- 0.82)
為替 9:00(対ドル円)  77.84円 (ユーロ円) 101.47円
外資系注文状況: 1,540株、 買い 1,190株、 差し 350万株の売り越し

日経                  8,401.72円
 始値   - 38.33円    8,363.39円
 高値   - 36.79円    8,364.93円   9:02
 安値   -129.46円    8,272.26円  12:42
 終値   -105.60円    8,296.12円   小陰線

 フィッチが欧州各国の格付見通しを引き下げ方向で検討、それを嫌気した欧米市場の不安定な動きを引き継いぎ売り先行。売りの一巡後安値圏で揉み合いとなった。北朝鮮が正午に特別放送を実施すると報じられたが、市場の反応は薄かった。欧州債務問題に振らされているが、ここから売りたたくような動きはみられていない。ユーロ圏の財務相が電話会談をする予定で、メドが付くのか否か注目されており、様子見の一因になっている。海外勢はクリスマス休暇を控えており、さらなる商いの伸び悩みが予想されている。市場参加者も少なく、個別株物色の様相が強まりそう。週内は下値も限定的とみるが、戻りは鈍そうだ。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、13件で金額は109.20億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 北朝鮮の国営テレビが金正日総書記の死去を報じたことを受け、アジア市場で韓国株が急落しているほか、外為市場でドル買いが進むなど金融市場が反応。
 金正日総書記の死去が伝わり、地政学リスクの高まりから売りが加速した。一巡後に下げ渋り、前場安値の水準まで値を戻す場面もあったが、引けにかけて押し返された。これまで為替と連動してきた相場だったが、有事のドル買いが進んだとき、ドル・円が78円台を回復したにも関わらず、日経平均は下げ基調を強めた。金正日総書記の死去は株式市場にとって引きずるような話題ではないが、結果として、相場のゆがみを取り除くような投資家が不在という事実を突きつけられた。トレンド追随型の投資家しかいないのならば、いまの下げ相場では下値模索の展開が続くだろう。8,100円や、8,000円は心理的フシ目でもあり、この水準でたたくのにも商いが必要。
 市場では「日米韓など各国の対応は落ち着いており、マーケットも基本的には様子見だ。短期的な売りが一巡した後は8300円割れ水準での買い戻しも入っている」・「欧米勢の売り注文は多かったが、国内勢の売りは少ない。金正日総書記の死亡よりも、クリスマス休暇を目前に控えていることが大きい」(大手証券トレーダー)との声が出ている。
 
               【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『踏みには売り向かえ』~☆。・+゜゜+・。.

 逆日歩のつく株は、理由があるから、信用売りが多い。この場合、売り乗せてもいけるという見方は成り立つ。しかし、このような株は仕手系株が多くて、値動きが荒い。結局、一般投資家は、買いも売りもなし、仕手株の短期決戦は避けたほうが無難である、と戒めている格言である。