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8/24(水) 外部環境にらみ安値圏

2011年08月24日 08時28分29秒 | Weblog
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 NY株式市場は、景気減速懸念の後退と追加景気刺激策への期待で
大幅続伸。

NY市場                     +322.11ドル
ナスダック                   +100.68ドル
CME日経225     8,840.00円  +100.00円
NY原油先物         85.44ドル  (+ 1.32)
NY金先物       1,861.30ドル (-30.60)
半導体株指数      346.09ドル   (+17.15)
バルチック海運指数 1,565.00ドル  (+ 50.00)
CRB指数         334.43ポイント(+ 2.66)
VIX指数           36.27ポイント(- 6.17)
為替 9:00(対ドル円)  76.65円 (ユーロ円) 110.70円
外資系注文状況: 2,470万株、 買い 1,800万株、 差し 670万株の売り越し

日経                  8,733.01円
 始値   + 79.15円    8,812.16円
 高値   + 92.26円    8,825.27円   9:38
 安値   -112.12円    8,620.89円  14.39
 終値   - 93.40円    8,639.61円   中陰線

 米国株高を受けて買い先行。一巡後は値を消した。前引け後に野田財務相が円高対応策について会見すると報じられると、いったんドル・円は強含み、日経平均も持ち直したが、いずれも上値は限定的で、香港ハンセン指数が小安く寄り付くと、日経平均は下げに転じた。なお、朝方にムーディーズが国債の格下げを発表したが、市場の反応は薄かった。ムーディーズの格下げは、すでにAAマイナスに格下げしていたS&Pとフィッチに比べて出遅れている。また、この2つの格付け機関が見通しをネガティブとしているのに対し、ムーディーズは安定的としている。これでは円安を加速させるような材料にはならない。また、野田財務相の会見を前にいったんドル・円が強含む場面もみられたが、米国発のドル安・円高なのだから、為替の先行き見通しは26日のバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演でQE3(量的金融緩和第3弾)が実施されるのか否かで決まってくる。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、20件で金額は241.90億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で差し引き20億円の買い越し。
 外部環境をにらみながら乱高下。ドル・円の伸び悩みや、アジア株の軟調推移に加え、ムーディーズが複数の金融機関の格下げを発表したため、輸出株や、金融株を中心に売り圧力が強まった。戻りを試す場面もみられたが、上値は限定的で、アジア株が再び下げ基調を強めると、日経平均は下値を模索した。前日の上昇は26日のバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演に対する期待でショートカバーが入ったためで、欧米もその流れを引き継いだ格好。きょうはその手じまい売りに押されてしまった。野田財務相の会見も特に期待されていたわけではないが、結果的にドル・円が下げ渋らずに推移したため、その失望感もあった。きょうの日本株が先んじて下落しているとみれば、今晩の米国株が下落しても、日本株の下値は限られるだろう。
 市場では「朝方にはムーディーズによる国債格下げが下押し要因となったほか、韓国などアジア株の下げも重しとなっている。ただ26日のバーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に売りも限られ、方向感に乏しい」・「三菱UFJFGや三井住友FGなどのメガバンクにまとまった売りが出てムードが悪化した。CTA(商品投資顧問業者)による株先売り・債先買いの仕掛け的な動きもあったようだ。買いの手がかりが見当たらない中、売り方優位の展開になっている」(大手証券)との声が出ていた。
 
                 【今日の格言】
  .。・+゜゜+・。☆ ~『日計足らず、歳計余りあり』~☆。・+゜゜+・。.

 小さな利益を長い間コツコツ積み重ねれば、大きな利益につながるということ。


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