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5/28(金) 米株反発と円安で短期筋が買い戻し

2010年05月28日 07時49分35秒 | Weblog
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 NY株式市場は、ユーロ圏の国債保有の見直し報道を中国が否定したことで買い安心感が広がり急反発。

NY市場                    +284.54ドル
CME日経225    9,790円      +140.00円
NY原油先物        74.55ドル    (+ 3.04)
NY金先物       1,214.40ドル  (- 0.90)
半導体株指数       361.55ドル    (+17.77)
バルチック海運指数 4,156ドル     (- 53.00)
CRB指数        257.72ポイント (+ 4.89)
VIX指数          29.68ポイント (- 5.34)   
為替 9:00 (対ドル円)  90.99円(ユーロ円) 112.53円
外資系注文状況: 売り 2,400株、 買い 2,130万株、 差し引き 270万株の売り越し

日経                 9,639.72円
 始値   +166.34円   9,806.06円
 高値   +185.13円   9,824.85円  10:28
 安値   + 59.42円   9,699.14円  13:50
 終値   +123.26円   9,762.98円   下髭短陰線

 米国株式市場でNYダウが1万ドルを回復したことや、足元の円下落を好感し買い先行。週末で様子見気分も強く、戻り売りに上値を抑えられたが、下値も限られ、高値圏で推移した。ユーロを中心にリスク資産の流出が一巡すれば、株も戻りを試す可能性は高まるが、それを後押しするような材料がなければ、実態経済を材料視した動きは出にくい。例えば、寄り付き前発表のCPI(消費者物価指数)は市場予想を下回ったため、デフレ傾向が強いことを実感させ、金融緩和策の継続期待が円安につながった。ただ、トレンドを変えるほどの材料ではない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、21件で金額は213.66億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、買い優勢。
 終値ベースとしては4営業日ぶりに9,700円台を回復した。買い一巡後も底堅く推移。週末を前に様子見気分が強まり、手仕舞い売りに上げ幅を縮めたが、9,700円を割り込むと押し目買いに支えられて持ち直した。突っ込みに対する警戒感があって買いが入ったが、ユーロに対しては懐疑的な見方が残っており、日経平均が1万円台をすんなり回復するとは考えにくい。今後は下げ相場で買いを入れていた個人の利益確定売りが警戒される。吸収するには海外勢の買いが必要。一目均衡表で20-21日にあけた『マド』埋めの展開となり、目先的な材料としては、来週末に控える米5月雇用統計発表や、G20などが注目されるだろう。
 市場では「先物主導で上下に振れている。投資家心理はまだ半信半疑で積極的に買い上がれる状況ではない。第一生命のTOPIX組み入れに伴い、他の銘柄に相応の売りが出ていることも上値を重くしている要因だ」(大手証券)という。
 
◎5月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は73.6、前月72.2(予想 73.3)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT870602720100528

◎5月のシカゴ地区購買部協会景気指数は59.7、前月は63.8(予想 61.0)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT870601920100528


                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『指し値は取り消すな』~☆。・+゜゜+・。.

 目先の値動きにこだわらず、決めた指値で買いなさいという格言。時価より少し低い値の買い指値で注文を出して見たものの相場が下がって、商いがつきそうになると、もっと安い値で買えるのではないかと思って指し値を下げたり、取り消したりする投資家が多い。このように、目先の値動きにこだわると、株価が反発してチャンスを逃がすこともある。一円でも安い値で買いたいのが、投資家の心理ではあるが、値段を買うのではない、と教えているわけである。また、指値で売り注文を出すとき、時価より少し高めに出し、指値に固執して、売り逃げのチャンスを失するケースがある。


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