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5/27(木) 短期筋の買い戻しやリバウンド狙いの買い

2010年05月27日 07時53分11秒 | Weblog
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 NY株式市場は続落。好調な経済指標を好感して一時は買いが先行したものの、中国のユーロ債保有見直しで失速。

NY市場                    - 69.30ドル
CME日経225    9,435円       - 55.00円
NY原油先物        71.51ドル    (+ 2.76)
NY金先物       1,213.40ドル  (+15.40)
半導体株指数       343.78ドル    (- 0.73)
バルチック海運指数 4,209ドル     (+ 22.00)
CRB指数        252.83ポイント (+ 4.04)
VIX指数          35.02ポイント (+ 0.41)   
為替 9:00 (対ドル円)  89.99円(ユーロ円) 109.65円
外資系注文状況: 売り 1,720株、 買い 1,710万株、 差し引き 10万株の売り越し

日経                 9,522.66円
 始値   -103.36円   9,419.30円
 高値   +119.50円   9,642.16円  14:59
 安値   -127.37円   9,395.29円   9:04
 終値   +117.06円   9,639.72円   大陽線

 米株安や、足元の円高を嫌気した売りに押され、取引時間中の年初来安値を9,395.29円に切り下げたが、「年金資金とみられる買い」(中堅証券)が流入したとの見方もあって下げ幅を縮小。プラス圏に転じる場面があった。ユーロが基金を創設しても諸外国の株が下げ止まらないのは、市場が欧州に何かを求めているように思える。欧州銀の破たん懸念があり、リーマン・ショック時の教訓から資金のやり取りに疑心暗鬼になっているようだ。欧州勢の売りも資金繰りのためではないか。日銀のように買いオペを実施したり、金利の引き下げによって流動性を高める必要性がある。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、27件で金額は248.12億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 円相場の落ち着きに加え、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上げ幅を広げたことから、先物主導で上値を切り上げ3日ぶりに9,600円台を回復した。最近の相場では、日経平均が9,500円を割り込むと下げ渋る展開になっており、ユーロも株も、今の水準では売り方に突っ込み警戒感が出てくるようになった。ユーロ相場が値固めとなれば、日経平均も9,500円台で値固め。北朝鮮の問題は出口がみえないので、気にしても仕方なく、静観するよりない。あす以降の材料になるかは分からないが、ガイトナー米財務長官が訪問中の欧州で、対策の確認や、危機感の共有がみられるような話が出てきたとき、状況が上向きの場合に良い反応を示しやすくなる。
 市場では「騰落レシオや25日線カイ離などテクニカル的な売られ過ぎシグナルが揃っていたことから、自律反発が起きやすい状態にあった。特段の買い材料があるわけではないが、年金などにとっては買いやすい株価水準でもある。短期的には戻りを試す展開となりそうだ」という。
 
◎米新規失業保険申請件数は46.0万件、前週は47.4万件=労働省(予想 45.5万件)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT870413920100527

◎第1四半期の米GDP改定値、前期比年率+3.0%=商務省(予想 3.4%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT870414120100527

◎5月第3週の株式投資主体別売買動向、外国人が3週連続で売り越し=東証
東京証券取引所が27日にまとめた5月第3週(5月17日―5月21日)の3市場投資主体別売買内容調査によると、外国人が3週連続で売り越した。個人、信託銀行は買い越しを継続。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK039548120100527

                   【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『株が高いときは最上に見え、
                  安い時は最低に見える』~☆。・+゜゜+・。.

 株価が高くなればなるほど強気一辺倒になって、株ほどよい投資物件はないと思えて、どっと市場に資金が流れてくる。個別の銘柄でも、そうである。人気化して上がれば上がるほど買いたくなるのが一般投資家の心理である。安いときこそ買うチャンスのだが、人気は離散し閑散相場となってしまい、株式投資への関心は簿れる。この格言もまた、含蓄がある。


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