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6/16(木) ユーロ安でリスク回避の動き

2011年06月16日 09時40分32秒 | Weblog
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 NY株式市場は、欧州信用不安の拡大と米経済指標の悪化で急落。

NY市場                     -178.84ドル
ナスダック                   - 47.26ドル
CME日経225     9,485.00円  - 95.00円
NY原油先物         94.81ドル  (- 4.56)
NY金先物       1,526.20ドル (+  1.80)
半導体株指数       398.44ドル  (- 8.31)
バルチック海運指数 1,405.00ドル (+  5.00)
CRB指数         338.96ポイント(- 8.05)
VIX指数           21.32ポイント(+ 3.06)
為替 9:00(対ドル円)  80.85円(ユーロ円) 114.75円
外資系注文状況:  1,570株、 買い 2,020万株、 差し引き 450万株の買い越し

日経                  9,574.32円
 始値   - 95.69円    9,478.63円
 高値   - 76.73円    9,497.59円   9:12
 安値      終   値
 終値   -163.04円    9,411.28円   小陰線安値引け

 ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念、相次いで発表された米経済指標が不調だったことが嫌気された米国株安、これを受け売り先行。CME日経225・円建て(9,475円)にサヤ寄せして下げ止まったが、買い材料難で戻りも鈍かった。徐々に下値が切り上がっているが、積極的な買いではない。底堅さが意識されて買い戻しが入っているだけだ。米オバマ大統領の輸出拡大策により、各企業は良いのに、マクロは悪いというのがFRB(米連邦準備制度理事会)の頭を悩ませている点。ただ、来年の大統領選を控えている。それほど時間を置かずに、オバマ大統領も新たな政策を打ち出してくるだろう。一方、中国の経済が不透明すぎる。79年の開放政策以降、一度も失敗せずにきた。米国と違って経験が浅く、万が一でも転べば反動は大きい。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、7件で金額は110.36億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 安値圏で底堅く推移していたが、ユーロが対主要通貨で下げ基調を強めると、リスク回避の動きが加速し、日経平均も下値を模索した。オランダ中銀総裁が、欧州救済基金を2倍にする必要があると発言したことが、ユーロ安を招いたとの指摘がある。ユーロ安に対する反応は過敏だったと思うが、ギリシャ問題は朝からのテーマだったので、きょうも欧州で財政問題が尾を引くとの見方が強まってしまった。きょうは米国ではあまり材料はないため、欧州市場への注目度が増すだろう。しばらくは9,400~9,600円の狭いレンジで動意の乏しい展開が続く見通し。「米国の景気減速懸念が後退してこないと、戻りは試せない。膠着した相場から抜け出すには時間が掛かりそうだ。
 市場では「ユーロ安、アジア株安など外部環境は良くないが、レンジ下限の9400円近辺では先物に買い戻しが入り踏みとどまっている。今後の米経済指標も気がかりで実需買いは乏しい」・「ユーロ安をきっかけに売りが出た。今晩の欧州や米国などの海外株式市場が下落するリスクがあり、警戒感が強まっている」との声が出ていた。
 
                   【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『自分のやったトレードから学ぼうと
                    する人間は進歩する』~☆。・+゜゜+・。.

 自分のトレードから学ぼうとしない人間は進歩しません。特に負けたトレードの中にこそ黄金の財産が隠れているものです。


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