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日々の ・・

6/23(木) 手掛かり乏しく戻りは限定的

2011年06月23日 08時44分09秒 | Weblog
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 NY株式市場は、利益確定の売りが優勢となり反落。

NY市場                     - 80.34ドル
ナスダック                   - 18.07ドル
CME日経225     9,580.00円  - 30.00円
NY原油先物         95.41ドル  (+ 1.24)
NY金先物       1,553.40ドル (+  7.00)
半導体株指数       396.73ドル  (- 1.88)
バルチック海運指数 1,406.00ドル (-  3.00)
CRB指数         337.91ポイント(- 0.23)
VIX指数           18.52ポイント(- 0.34)
為替 9:00(対ドル円)  80.37円(ユーロ円) 115.20円
外資系注文状況: 1,270株、 買い 1,640万株、 差し引き 370万株の買い越し

日経                  9,629.43円
 始値   - 71.71円    9,557.72円
 高値   + 22.98円    9,652.41円  10:06
 安値   - 76.13円    9,553.30円   9:03
 終値   - 32.69円    9,598.74円   上髭短陽線

 米国株安や、全面高だった前日の反動から売り先行。一巡後に先物主導で下げ渋り、プラス圏へ浮上する場面もみられた。ただ、上海総合指数が軟調に推移すると、マイナス圏へ押し返された。75日移動平均線を上回ったことで買い戻しが流入しやすくなった。ただ、商いを伴った上昇ではない。ここから買い上がれるような材料も乏しい。ギリシャ問題にしても、しばらくくすぶるだろう。流れが変わったと判断するのは時期尚早と思う。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果については、米国株は織り込みきれていない。判断引き下げでQE3(量的金融緩和第3弾)があるなら上昇するが、ないのなら調整する。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、26件で金額は241.80億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 手掛かり材料難で商いは伸び悩み、前日終値を挟んで動意薄の展開が続き、引けにかけてマイナス圏へ押し返された。来週に予定されているギリシャの財政緊縮案の採決が注目されている。可決されれば、IMF(国際通貨基金)や、欧州からの援助を取り付けられるだろう。楽観的な見方が優勢だが、とりあえずは通過を待ちたいところだ。米国の経済も悪化しているわけではない。中国も足元で金融引き締めの効果がみられる。相場の流れが変わったというには早いが、相場の重しになっていたものが少しずつなくなっている。後は、総理が変わるだけ。
 市場では「バーナンキFRB議長の会見を受けて米株は下落したが、為替がドルに対して円安に振れたことで底堅い展開となっている。国会延長が決定し政策が進展するとの期待感もある。下値不安がいったん後退し個別の好業績銘柄などを物色する動きが出ている」・「自動車、鉄鋼などが買われて底堅さを維持しているが、GLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引)の米株先物が安く、買い向かう投資家は少ない。全般に様子見気分が強い」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 

                   【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『滑り道とお経は早い方が良い』~☆。・+゜゜+・。.

 相場においては早い決断が命。


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