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NY株式市場は、金融株や半導体株などに買いが入り小幅続伸。
NY市場 + 4.75ドル
CME日経225 9,385円 + 75.00円
NY原油先物 60.41ドル (+ 0.27)
NY金先物 916.20ドル (+ 6.90)
半導体株指数 257.95ドル (+ 7.01)
バルチック海運指数 3,018ドル (- 89.00)
CRB指数 234.53ポイント(+ 3.32)
VIX指数 29.78ポイント(- 1.52)
為替 9:00 (対ドル円) 93.18円 (対ユーロ円) 130.49円
外資系注文状況: 売り2,820株、 買い2,650万株、 差し引き170万株の売り越し
日経 9,291.06円
始値 + 47.70円 9,338.76円
高値 + 79.09円 9,370.15円 9:18
安値 - 25.82円 9,265.24円 12:33
終値 - 3.78円 9,287.28円 切下がりの小陰線
米国市場が小幅続伸となるなか買い先行したが、上値の重さを嫌気して小幅安。売り越しとの見方が優勢だったオプション7月物のSQ(特別清算指数)が予想に反して買い越しとなったほか、自律反発狙いの買いが先行し、一時9,300円台を回復した。ただ、週明けの米企業決算発表の本格化を前に買いは続かず、対ドルで円が再び93円を割り込むと売りが加速し、下げに転じた。5月以降に流入してきたリスクマネーが縮小しているが、少しオーバーランしていると思う。景気回復の遅れは懸念されるが、景気悪化を意識させるような材料が出たわけではないので、5月以前の水準に押し戻されるとは考えにくい。上値を試す場面ではないが、反発期待はある。週明けは、これまで足を引っ張ってきた米金融機関の決算が発表されるが、このあたりが相場を支える可能性もある。
昼の立ち会い外バスケット取引は、28件で金額は245.83億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
8連敗としては07年11月2日-11月13日以来。週末要因、為替動向、週明けの米企業決算本格化と見送り材料が重なり、9,300円を挟んで小動きとなり、引けは手じまい売りが優勢に。後場の値幅は上下わずか61円。オプション7月物のSQ(特別清算指数)確定値は9,386.69円。都議選の政局リスクや、リスクマネーの縮小で9,000円割れの懸念は残るが、目先は日足チャート上で75日移動平均線が意識されている。加えて、下降する200日移動平均線を、早ければ来週中にも100日線が上抜くため、テクニカル的な下支え要因としてみておきたい。米企業も、来週中ごろにはハイテク企業の決算が発表される。見通しが保守的なのでポジティブサプライズも期待できる。来週末に集中する金融機関の決算発表も、足元の下げで織り込み済みとの見方もある。IMF(国際通貨基金)が中国の成長率見通しを上方修正しており、16日の中国GDPの発表を前にした思惑的な動きも期待したい。
市場では「欧州勢によるバスケット売りの観測が出ている。米国市場で原油が一時1バレル=60ドルを割むなど投資家がリスクの高い資産から資金を引き上げる動きが続いている。為替も円高基調を脱却できず、買い手がかりが乏しい」・「6月同様に、SQ値を上抜けないで引けた場合、売り方が加速する可能性がある」・「国内機関投資家の利益確定売りが断続的に出ている。12日の東京都議選の結果次第では総選挙が先送りになり、株価の停滞が長引くことが懸念されている」(大手証券エクイティ部)との声が出ている。
【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『文殊でも備えの立たぬ商いは、
高下の変あれば破るる』~☆。・+゜゜+・。.
知恵深い文殊善薩でも、思惑はずれに備えて、資金的な余裕を持っていなければ、もろいということ。備えあれば憂いなし、というわけである。
NY株式市場は、金融株や半導体株などに買いが入り小幅続伸。
NY市場 + 4.75ドル
CME日経225 9,385円 + 75.00円
NY原油先物 60.41ドル (+ 0.27)
NY金先物 916.20ドル (+ 6.90)
半導体株指数 257.95ドル (+ 7.01)
バルチック海運指数 3,018ドル (- 89.00)
CRB指数 234.53ポイント(+ 3.32)
VIX指数 29.78ポイント(- 1.52)
為替 9:00 (対ドル円) 93.18円 (対ユーロ円) 130.49円
外資系注文状況: 売り2,820株、 買い2,650万株、 差し引き170万株の売り越し
日経 9,291.06円
始値 + 47.70円 9,338.76円
高値 + 79.09円 9,370.15円 9:18
安値 - 25.82円 9,265.24円 12:33
終値 - 3.78円 9,287.28円 切下がりの小陰線
米国市場が小幅続伸となるなか買い先行したが、上値の重さを嫌気して小幅安。売り越しとの見方が優勢だったオプション7月物のSQ(特別清算指数)が予想に反して買い越しとなったほか、自律反発狙いの買いが先行し、一時9,300円台を回復した。ただ、週明けの米企業決算発表の本格化を前に買いは続かず、対ドルで円が再び93円を割り込むと売りが加速し、下げに転じた。5月以降に流入してきたリスクマネーが縮小しているが、少しオーバーランしていると思う。景気回復の遅れは懸念されるが、景気悪化を意識させるような材料が出たわけではないので、5月以前の水準に押し戻されるとは考えにくい。上値を試す場面ではないが、反発期待はある。週明けは、これまで足を引っ張ってきた米金融機関の決算が発表されるが、このあたりが相場を支える可能性もある。
昼の立ち会い外バスケット取引は、28件で金額は245.83億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
8連敗としては07年11月2日-11月13日以来。週末要因、為替動向、週明けの米企業決算本格化と見送り材料が重なり、9,300円を挟んで小動きとなり、引けは手じまい売りが優勢に。後場の値幅は上下わずか61円。オプション7月物のSQ(特別清算指数)確定値は9,386.69円。都議選の政局リスクや、リスクマネーの縮小で9,000円割れの懸念は残るが、目先は日足チャート上で75日移動平均線が意識されている。加えて、下降する200日移動平均線を、早ければ来週中にも100日線が上抜くため、テクニカル的な下支え要因としてみておきたい。米企業も、来週中ごろにはハイテク企業の決算が発表される。見通しが保守的なのでポジティブサプライズも期待できる。来週末に集中する金融機関の決算発表も、足元の下げで織り込み済みとの見方もある。IMF(国際通貨基金)が中国の成長率見通しを上方修正しており、16日の中国GDPの発表を前にした思惑的な動きも期待したい。
市場では「欧州勢によるバスケット売りの観測が出ている。米国市場で原油が一時1バレル=60ドルを割むなど投資家がリスクの高い資産から資金を引き上げる動きが続いている。為替も円高基調を脱却できず、買い手がかりが乏しい」・「6月同様に、SQ値を上抜けないで引けた場合、売り方が加速する可能性がある」・「国内機関投資家の利益確定売りが断続的に出ている。12日の東京都議選の結果次第では総選挙が先送りになり、株価の停滞が長引くことが懸念されている」(大手証券エクイティ部)との声が出ている。
【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『文殊でも備えの立たぬ商いは、
高下の変あれば破るる』~☆。・+゜゜+・。.
知恵深い文殊善薩でも、思惑はずれに備えて、資金的な余裕を持っていなければ、もろいということ。備えあれば憂いなし、というわけである。