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6/19(火) 先物主導で下げ幅が拡大

2012年06月19日 07時43分07秒 | Weblog
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 NY市場は、スペインやイタリアの国債利回りが上昇し、欧州債務危機に対する懸念の深さが浮き彫りとなり反落。

NY市場                     - 25.35ドル
ナスダック                    + 22.53ドル
CME日経225     8,690.00円   - 40.00円
NY原油先物         83.27ドル   (- 0.76)
NY金先物       1,627.00ドル  (-  1.10)
半導体株指数       380.55ドル  (+ 5.40)
バルチック海運指数   938.00ドル  (+ 14.00)
CRB指数         273.62ポイント (+ 1.39)
VIX指数           18.32ポイント (- 2.79)
為替 9:00(対ドル円)  79.02円 (ユーロ円)  99.55円
外資系注文状況: 売り 1,300万株、 買い 1,130株、 差し引き 170万株の売り越し

日経                 8,721.02円
 始値   - 28.20円   8,692.82円
 高値   -  8.16円   8,712.86円   9:46
 安値   - 90.36円   8,630.66円  14:45
 終値   - 65.15円   8,655.87円   短陰線

 ギリシャ再選挙の結果に安堵をみせたのも束の間、国債利回りが終値で過去最高を更新したスペインに対する金融不安や米株安、前日上昇の反動などから売り先行。ただ、薄商いで売りの勢いも弱く、朝方の売りが一巡したあとは下げ幅を縮小した。スペイン、イタリアの国債利回りが上昇し欧州債務問題への警戒は根強いが、G20首脳会議で何らかのアクションが出るとの期待感で下げ渋っている。全体のフロー
は少なく短期売買が中心な為、上がれば利益確定売りが出やすい状況。G20首脳会議や米FOMCなどで大きな変化がない限り、海外勢のアクティビティの回復は難しい。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、31件で金額は149.50億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 薄商いのなか、膠着感の強い相場が続いたが、13:50頃より先物への断続的な売りに押されて一段安となった。商いが薄いため、仕掛け的な動きに振らされた格好。特に材料は観測されていないが、円に対して豪ドルなどは下げ渋っているのに、ドルの戻りだけが極めて鈍いのは気がかりだ。きょうも東京市場の商いは低調で、週内だけでもFOMC(米連邦公開市場委員会)、EU財務相会合などがあり、来週はEU首脳会議が開かれる。月内は動きにくく、商いは伸び悩むだろう。
 市場では「G20首脳会議やFOMCなどの内容を見極めたいとして動きづらく、商いが細っている。最悪期は脱したとみられるが、当局による具体的な政策が出なければ、6月いっぱいまで方向感がつかみづらい地合いが続きそうだ」・「あまり大きな先物売りではなかったが、薄商いなので崩れたようだ。フランス会計検査院が国家財政に関するリポートの提出が延期されたと明らかにしたことが売り材料に使われた可能性もある」・「先物主導で下げ幅が拡大したが、イベントを控えて押し目買いの意欲は乏しく、反発力は鈍い。通信、医薬品、商社、電鉄など高配当銘柄の一角に投信設定とみられる買いが入っている」(大手証券)との声が出ている。
 
                    【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『大保ち合いは大相場』~☆。・+゜゜+・。.

 長期間、保ち合いが続いた時は、必ず大相場に発展するとされています。