950ccの栄養剤

TDMに育てられ、ゴリラを育てる・・
バイクに惚れこんだ男の備忘録

びわこひとまわり。

2007-04-21 | 旅の記録

ひと月ぶり位でしょうか・・・ツーリングに行ってきました。

最近よく一緒に出掛けるツーリングパートナーのYさんが東海地方在住なので、行き先は自動的に関西と東海の真ん中辺りになります。先月は青山高原周辺をボラボラしたのですが、写真無しのため記事にはしませんでした。今回のツーリング先は「びわこ」です。

集合場所はJR彦根駅前。10時頃の待ち合わせだったのですが、到着したのが9時半頃。少し駅前を散策しました。JRのホームの向こう側に見える黄色い車両達。その姿を見てやっと近江鉄道の存在を思い出しました。関西では数少なくなったローカル私鉄のひとつです。すっかり忘れていました・・・。

 

彦根城築城400年の看板

 

街をあげての400年祭り

 

JR駅を越えて近江鉄道の乗り場に向かったのですが、大好きな近江鉄道の古典電機がずらっと並んでいる。イベントでもあるのかと思ったら、上の写真にもある様に、今彦根では街をあげて「彦根城築城400年祭り」を開催しており、そのイベントのひとつとして「近江鉄道ミュージアム」を開催しているようです。

 

 

 

時間を忘れて古典電機の撮影に打ち込み過ぎ、Yさんにはちょっと待って頂きました^^;。いやぁこんな古い機関車はめったに見れるもんじゃないですからね!

とまぁ、この時点で今回の旅の80%は終わったのですが(大嘘)、これからびわこ一周のミニ旅に出発です。パートナーのバイクは川崎重工製ZX-7です。

 

 

びわこ一周の定番、さざなみ街道や湖岸道路で周ります。さざなみ街道はクルマが少ない直線道路。こういう日にはやってるんですよね「ネズミ捕り」。慎重な運転を心がけます。彦根からさざなみ街道を北へ・・長浜を越える辺りまでは湖の真横を走るわけですが、湖面を渡る風のせいか肌寒かったです。これが木ノ本が近づき湖岸から外れると3度は暖かくなる。

前日に木ノ本でチェックしていたお店は閉店。特に名物もない様なので、ロードサイド店で普通に食事。腹が満たされると眠くなるものです。仕事の疲れが溜まっていたせいかあくびの連発。しか~し、久しぶりのツーリングですから、ガンガン湖北を目指します。

奥琵琶湖パークイウェイを走ろうと思っていたんだけど、片側通行なんですね、がけ崩れか何かで。しょうがなく大きな道で大浦方面へ行き、そこから逆方向でパークウェイを目指します。今回の最終目的地はマキノのピックランドだったので、パークウェイの片側通行になるところまで走りました。そこから引き返します。

 

引き返しポイントの桜

同地点

 

引き返し地点はパークウェイのドライブインがあるところ。ココでYさんとダラダラ話をしていたら、黄色のドカST2に乗る素敵な?おじ様登場。どうもYさんの地元の?バイク友達らしくて、打ち合わせも無しで偶然の偶然なんだそうな。ちょっといじられたST2は乾式クラッチのガラガラ音を立てながら、瞬く間に視界から消えていきました。Yさんに聞くと彼は50歳ちょっとらしい。ボクはあんな素敵なおじ様になれるのでしょうか・・・。

 

 

その後は奥琵琶湖の定番、マキノピックランドでジェラードを食し、芝生で全身伸び伸び運動。疲れた体を癒しました。澄んだ空気をお腹いっぱいに溜め込んで、ココからは自宅への帰り道となります。

湖北から帰るとなると、木ノ本まで戻って北陸道を使うのもいいけど、距離的にそんなに変わらない&高規格道路が続くの理由で湖西経由で帰ることにしました、Yさんにはちょっと遠回りになったかもしれない。湖北の国道161号線バイパスは快適です。数箇所ある信号をパスすると、ほとんど高速道路です。

その国道161号線を走っていた時に、パッと視界に入った黄色い絨毯。巨大な菜の花畑でした。あまりにも激しい黄色だったので、バイパスを降りて撮影に向かいました。看板に説明が出ていたのですが、菜の花を用いた環境リサイクル事業の実験をしているらしく、ちょうど開花期に訪れたようです。ホントに黄色かった。黄色すぎです。さっきのドカをココに置くと完全に隠れるでしょう。

 

 

国道161号線のバイパスと、全線無料化された湖西道路を使って堅田へ。琵琶湖大橋を渡って草津方面にショートカットするYさんを、琵琶湖大橋のたもとまで送りそこで解散となりました。その時点で200キロちょっとでしょうか。最近は距離よりも内容の濃いツーリングを堪能しているような気がします。

その後Yさんは1号線を使って東海某所へ、ボクは湖西道路と西大津バイパス、名神を使って大阪へと舞い戻ったのです。今日も充実したプチツーでした。

無事故で戻って来れたことに感謝です。