guitarbuddha's diary

guitarbuddha(ギターブッダ)の日記です。ギターや音楽のことを中心に日々思うことを書きます。

否定は進歩の母

2007-08-03 00:37:17 | 世間話
さて、昨日の話になるけれど
横綱に厳しい処分が下されたよね。

日刊スポーツの記事に
元横綱大鵬の 納谷 幸喜 さん(67=日刊スポーツ評論家)
のお話が載っていました。
http://www.nikkansports.com/sports/sumo/p-sp-tp3-20070802-235731.html
こんなことをおっしゃっています。(※ 一部改変)


今回の処分は 「引退勧告」に等しい。私はそう考える。すべての力士の手本となるべき横綱が、これだけの厳罰を受けたという事実は、歴史的にもかなり重い。歴代横綱の1人として非常に恥ずかしく、怒りさえ覚える。

巡業とは力士にとって本場所と並ぶ重要な公式行事だ。本場所を見られない人たちにけいこや取組を披露し、相撲の魅力を伝える。私は故障を抱えていても、個人トレーナーを帯同して巡業に参加していた。だからこそ私は、夏巡業を休場すると聞いて 「巡業は休むな。考え直せ」 と電話で伝えた。だが、その時は既にモンゴルに帰国していた。

彼が不幸なのは、こうして厳しいことを言う人物が周囲にいないことだ。師匠に限らず、後援者の中に1人でも彼のためを思って物を言える人がいて、彼も聞く耳を持っていたなら状況は変わったはずだ。



う~む、“師匠も厳しいことを言えなかった” ってことなのかな?
あるいは横綱もまだ 26歳 と若いから仕方がないのかな?(笑)
親方の指導は “弟子を上から押さえつけない” ものだったようです。
今どき流行の 「個性や可能性を伸ばすやり方」 なんだろうね。


僕が一番気になったのは最後の段落です。
“厳しいことを言う人物(大人)”って
最近は本当にいなくなったと思うんだよ。

どちらが先でこうなったのかは分かりませんが、
子供も自分をそのまま受け入れてくれる大人を求めるし
大人の側も子供をそのまま受け入れてあげようとする…。

これって実にインチキ臭い寛容さだと思うけれど、
みんな愛に飢えているから仕方がないのかな?(笑)
困ったことに、大人の側も子供たちに嫌われたくないばっかりに
安易に迎合してしまうようです。

で、しかも、これがすっかり当然のようになってしまったので、
今どきの子供たちの傾向としては
自分を否定するような大人は即拒絶!
って感じなんだよね。(笑)
全く聞く耳を持たずってところだね。
たとえその相手が
本当はどんなに自分のことを思ってくれていたとしてもです。


こういうのって非常に不幸な状況だと思うよ。
「誰からも否定されない」 というのは
一見居心地が良いようだけれど、
これでは人間としては進歩して行かないだろうからね。

もっとも、それを補うだけの精神の客観性を持ち合わせていれば
話は別なのかもしれませんが、
けれど、そうした精神の客観性を獲得するのだって
普通は他者による否定がきっかけだったりするんだからね。(笑)


う~ん、大人の側もやっぱり悪いんだろうなぁ…とも思うよ。
だってさ、
“正々堂々と生きていない大人”
も多いでしょ?(笑)

いや、あのね、
「聖人みたいに立派に生きろ!」 とか
けっしてそういうことを言っているんじゃありません。

たださ、多くの大人たちも結局、
自分のマズい点を必死でごまかそうとしながら
生きてるように思うんだよ。
特に、子供たちの前では隠そうとしたりしてね。(笑)

でも、そんなの所詮無理があるでしょ?
子供たちだって薄々感付いているはずです。
大人は自分たちの側がそこを突っ込まれたくないばかりに
子供たちに対してもついつい甘くなっている気がします。
違うかな?(笑)

大人たちもちゃんと自分を客観視しつつ
もっと自嘲気味に正直に生きればいいと思うよ。
変にカッコをつけたりなんかしないでね。(笑)

まずは大人が“自らを否定すること”を恐れてはいけません。
分かり易く言えば、
大人も自分の良くないところは素直に認めなさい!
ってことだよ。
そうすれば、自ずと子供たちの反面教師として
大いに役に立つはずです。(笑)

もちろん、理想としては
大人は全てにおいて子供の良い手本となるように
なるべくきちんとした方が良いけどね。

ただ、現実的には
ある部分では良い教師
ある部分では反面教師

ってくらいが普通はいいところでしょ?(笑)

完璧な人間なんてそうはいないんだから
こればっかりは仕方がないよ。
そういうもんです。

ただし、横綱を務めるくらいの人には
さすがにきちんとしてもらわないと困るかな?(笑)



え~、で、いったい何が言いたいのかというと、
毎日綺麗なお姉さんに囲まれて
遊んで暮らしたいです!
(笑)

い、いや、ほんの冗談です。
いや、やっぱホントです。
いや、やっぱ冗談です。
いや、やっぱホントかな?
いや、やっぱ…。
(注:以下永遠につづく。(笑))




taro くん、コメントありがとうございます。
たぶんまだ体調が良くないんだろうね。
実際リハビリ施設にいるようだし…。
なんとも残念なことです。(泣)



では、今日はここまで。



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