道中に向かう途中で病院に向かっている事が早くもバレて。
飼い主魔法で落ち着かせる事が出来た。
12:30 診察の順番を知らせるベルが鳴る。
車を出た時は落ち着いていたのだけど、
出た瞬間にガクガクブルブル急マッハになる。
診察室に入って台の上におばぁ珠を乗せると・・・
恐怖のあまりにまともに失禁してしまった。
検査が必要な事とはいえ
そんな様子を見ると本当に心が痛むね。
おばぁ珠を抱き上げて、
よしよし大丈夫だよと言いたいところだが。
かえって怖がらせるだろう、心を毅然として
大丈夫だ大丈夫だ
わんぽイメージバシバシ飛ばし静かに体をさすってやる。
あまりにもガクガクしているおばぁ珠を、
主治医は心配そうに見て粗相を綺麗にしてくれた。
念入りな身体触診が始まる。
特に顔を念入りに見させて下さい。
5分程じぃっとおばぁ珠を見つめていた。
体のバランスを司ると言われている三半規管からチェックが始まる。
耳から小脳につながる三半規管。
ここに障害があるとめまいを起こしたりふらついて
眼振などもある。
人でいうとメニエール病や乗り物にも弱く吐き気などある事は
よく知られているだろう。
目の不自然な動きもなく耳の中も綺麗だ。
三半規管は問題はなさそうと聞く。
胸に聴診器があてられた。
心拍数、心音は聴診器で聞く限りは一定のリズムに聞こえる。
ふらついたりがあると心臓病検査に一番大事なのは
心電図、次にカラードップラー&血圧と聞く。
血圧は興奮するだけでも上昇してしまう。
今日の様子は既にパンティングで舌伸びきり
ガクガクブルブルマックス。
この様子だと正確に測れないかも知れませんが、
血圧も測ってみますと言われる。
足腰の何処かが痛むのだろうか。
ヘルニアが悪化しているのだろうか。
参考にと言われた散歩の様子の動画を見せる。
足取り運びは悪くはなく蹴り蹴りの様子も見て、
痛みから来ている様子ではなさそうだと言われる。
そして・・・ハイパワーな珠緒ちゃんですねっ
微笑まれてしまったよ、おばぁ珠。
検査で預かっている間に。
主治医に報告した数点からひとつ気になる様子があって。
それは主治医も引っかかったようで
ひとつの資料を貰う。
参考に見ておいて下さいと頂く。
認知症だ。
先日に水分を与えた後。
一緒にお布団に行ったおばぁ珠。
添い寝をした形であったが急に立ち上がりグルグルが始まった。
今まで見たこともない様子だったという事をブログでも
覚書きにした事はご存じだろう。
普段の様子から考えにくいのだけど、
もしかしたら?と主治医と飼い主。
上記の100点法は
内野富弥獣医の参考文献
犬の痴呆症判断基準100を病院でも利用しているようだ。
病院の資料と全く同じである。
リンクを貼り付けました 良かったらみて下さい。
預けて3時間後。
検査の結果が出る。
心電図
HR:190とは心拍数
心電図の見方は簡単に説明すると
画像右側の真ん中に四角で囲んだものがある
四角の中で1.2.3とリズムが刻まれ
このリズムが一定であれば良いらしい
2回心電図が測定され
正常と聞く。
心拍数が高いのは興奮によるものだと判断され
大丈夫だろうとの事。
心エコー
血流の速さは100.0~600.0cm/sで表記され
500~600と数字が上がれば早く良好な数値と聞く。
早いほど良好だと言われてる。
しかし三尖弁の方は早ければ早いほど危ないと言う。
遅い方が良いのだ。
300cm/sを超えるといけない数値になる。
僧帽弁の血流
6/28 554.1cm/s →11/15 589.3cm/s
前回より若干早くなっていた
三尖弁の血流
6/28 404.7cm/s →11/15 378.5cm/s
前回より若干遅くなっていた
ハイパワーの珠緒ちゃん、
心臓もハイパワーの様子でとても頑張ってますね。
心電図からはふらついたり、倒れる原因は見られない。
エコーも現状維持で良好な状態だと言われる。
血圧は・・・・はやり興奮が凄くて測ったものの
高い数値が出てしまい参考資料としては
適切じゃないと判断された。
ここでふらつきや転倒の原因が見られなくて、
認知症の話になる。
人も動物も高齢になってゆくと認知症を発症しやすい。
珠緒ちゃんの場合はどうなのだろうか。
預かって様子を見ていたが今までも同様に
とても賢い子ですね。
この段階では認知症と該当するものは見られません。
反対に飼い主から質問をする。
認知症判断100のものに目を通したが
排泄状態はどう判断すれば良いのだろうか?
トイレの場所はしっかり覚えており、見えない中でも
起きている間はちゃんと行ける。
寝ている時も起きられた時と、起きれてない時があり
その時々でおねしょをしている。
おねしょがあれば判断の項目ではどうなるのだろうか。
項目は
1.正常
2.排泄場所を時々間違える
3.所構わず排泄する
4.失禁する
5.寝ていても排泄してしまう(垂れ流し)
寝ているだけの間だけのおねしょは4.の失禁にするに該当するそうだ。
感覚器異常の場合はどうなのだろうか
項目は
1.正常
2.視力が低下し、耳も遠くなっている。
3.視力・聴力が低下し、何にでも鼻を持っていく
4.聴力がほとんど消失し、臭いを異常に、かつ頻繁に嗅ぐ
5.嗅覚のみが異常に敏感になっている
病気で失明したおばぁ珠。
この感覚のチェックはどうなのだろう?
見えてないのと、老化低下ではまた判断が違うそう
あまりあてにならないですねと聞く。
今は認知症の心配はないコだけども。
いつかその時はくるかも知れない。
認知症は進行を遅らせる事が出来る。
早い段階でサプリメントや薬の服用も大切になる。
おばぁ珠の場合は、まだ必要ないと言われる。
予防の為のサプリメントもある。
今は経過を見るために予防も少し待ちましょうと言われる。
ふらつきや倒れたりする事。
脳神経も相変わらず疑われるのだけど
夕方にはない事
日々の歯茎の色の悪さを見せると。
この時期は咳も出やすく老犬や体の弱いコは特に影響を受けやすい。
病院での歯茎はいつも明るいピンクで、
画像のような白さは見たことがない。
珠緒ちゃんの場合はふたつ考えられる。
朝やおきぬけの時は血圧が下がっていて低血圧状態である事、
歳をとると関節が弱くなるが、朝やおきぬけは
特に関節の動きが悪い。
この2点が考えられるかも知れない。
低血圧だと心臓が急に頑張ろうとして、
心臓からの問題というより血圧や血行の悪さから
ふらつきだったり倒れたりはあると思います。
心電図やエコーでは問題がなく現状維持でこれてるので、
歯茎の色からして一時的な血圧の低さが
原因とも考えられるかもしれません。
認知症は気が付く事に早いに越した事はない。
こういう症状が出るのだという事を知ってもらったうえで
引き続き見守りましょうと言われる。
良かったよ、おばぁ珠。
消去は出来た。
心臓は悪化もなく心臓が原因で倒れたりした訳ではなさそう。
脳神経からだとすれば。
現段階で分かっているのは、不安。
精神の方から発作が出ている。
脳そのものの問題ではなく、不安からだとすれば。
防ぐ事が出来る可能性はある。
認知症に関しては。
いつか波が来るかも知れないが、飼い主で予防することも可能と見る。
刺激を与えたり調べていると色々と出てくるが。
お勉強 お勉強しなきゃね。
今日の診察で。
おばぁ珠のふらつき等の変調は
高い可能性で考えると一時的な低血圧&関節の動きの悪さ。
脳神経から。
中でもふらつきや、少しのよろめきであっても
タイミングを観察してゆく事に。
起きてからのタイミングなど。
心配していた心臓が悪化していたという事はなく。
わんぽをハイパワーで楽しんでるコは
心臓もハイパワーで頑張ってくれてました。
ありがとうございました。
今夜は傍にいないとすぐ起きる様子でしたので
PCに向かえず更新が遅れました。
おばぁ珠日記に続く。
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もう、抱きしめて褒めてあげたいくらいだよ~
珠ちゃんの心臓、ホントに頑張ってる。
不安要素がひとつ消えて、ちょっとだけホッですね。
うちの子の心エコーはもっとカラフルな色でした。
Dr.にも「すごく頑張ってますよ」と言われてました。
こうやって頑張ってる子と飼い主さんのブログにもっと早く出会えてたら「もう少し何かしてあげられたかもなぁ」って思います。
認知症・・・加齢と共にいろんな変化が出てくるのは動物も同じなんですね。
ぐぅさんの観察力があれば、珠ちゃんも心強いはず。
うん、大丈夫!大丈夫!!
珠ちゃん、ぐぅさんお疲れ様でした。
なんとか落ち着かせる事は出来ますが
一歩外を出るとすごい変わりようです。
そんな様子にも魔法をかけてあげられると
良いのですけどね
ドクターと相談されてチャチャさんも出来る事を
一生懸命されていたのだと思います。
我がコを思う気持ちはみな同じですもんね。
血圧と脳神経と・・・今はまだ大丈夫のようですが
認知症も視野にいれてゆくことになります。
来年には16歳ですもんね~
いつまでもがちゃコちゃんで居てもらいたいものです。
うん大丈夫 大丈夫!
ありがとうございます!