ぐだぐだくらぶ

ぐだぐだと日常を過ごす同級生たちによる
目的はないが夢はあるかもしれない雑記
「ぐだぐだ写真館」、始めました

じじいクエスト「腰痛」

2010年02月21日 22時03分53秒 | 小説
じ 「どうしよう、このままでは破産してしまうのじゃ~!!」

ロク「やっぱり自動販売機のおつり探しで10万以上稼ぐなんて無理なんだよ」

じ 「じゃあ、どうしろと?わしらにはコレしかないじゃろーが!!」

ロク「コレしかないなんて、オレたちどんだけダメ人間なんだよ。他にも山ほどあるだろが。」

じ 「例えば?」

ロク「例えば、そうだな~、やっぱ勇者らしくモンスターとか盗賊とかを倒して金をもらうってのはどうだ?」

じ 「年寄りに肉体労働させるつもりか、お前は!」

ロク「肉体労働って・・・、勇者が何言ってんだよ。さっきは戦って武器奪おうって言ってただろーが。」

じ 「おつり探しで腰がもうボロボロなんじゃよー!!年寄りにとってあの動きは最悪、しかもあのプラスチックをペラってめくって何も無いと
   
   いう現実と何度も直面して、精神的にもボロボロなんじゃ。」

じ 「しかも、やるなら高級ホテルなんかに行って金持ち襲って金奪うほうがよっぽど早い」

ロク(それ、もはや勇者じゃなくて、ただの強盗じゃん・・・)

じ 「そもそも、腰患った年寄りがモンスターやら盗賊やらに勝つということ自体が非現実的なのじゃ。

   そんな不安定な収入ではこの借金を返せるとも思えんしな。」

ロク「じゃあ、他にいい案があるのかよ」

じ 「う~ん・・・」

じ 「そうじゃ、思い出した!昔、ある洞窟の奥にものすごいお宝が眠っているという伝説を聞いたことがあるんじゃ。

   それを見つけて売れば借金を返せるし、墓を作る金も手に入る。よし、早速宝探しへ出発じゃー!!」

ロク(さっきのよりもっと非現実的な気がするが・・・)

こうしてじじいたちは、ものすごいお宝を探しに行ったのであった。

だが、じじいは忘れていた。腰を患っているということを・・・

道のりは険しい。

     byふにゃり


じじいステータス
 HP10/30
 MP10/10
 AT5
 MA10
 DF5
 MD15
 SP3
持ち物
 痺れ雑巾5
 借金20万+利子10万

必殺技
「雑巾豆絞り」(雑巾装着時のみ)
「若かりしあの日」(SP50UP)

体調
 腰痛(10歩に1歩の確立で腰に激痛が走る 放っておくと大変なことに・・・)




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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジミー)
2010-02-22 02:20:38
書くの早いなぁ
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Unknown (ルーイ)
2010-02-22 20:51:19
腰痛でスピードダウンの上に体力-20か。
毒よりひどいな。
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Unknown (rai)
2010-02-22 22:16:59
腰痛でスピードダウンの上に体力-20ってすぐ死ぬじゃん
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