THE SKI

SKIモーグルが好きです。夏のWJと冬は若杉高原おおやスキー場で滑ります。スキーは休業中です。NFL、競馬、読書、菜園。

モーグル・・・

2015年01月21日 | 日記
 モーグルの世界選手権の録画を見た。
久々の民法放送で盛り上がっていたと思うのですが
私はなんか疑問がわきあがってきたのです。
なぜだろう。最初は見ていてものすごくつまらなく見えた。
それには・・・とある雑誌の上村愛子選手のインタビューにあった。
「カービングスキーに点数が出にくくなってきた」
「自分のベース点」・・・などなど・・・
これは世界の裏側?を教えてくれるようなインタビューでした。
実はカービングターンがスキーの最高峰ではない。
スキーの技術の中の色々滑り方のある。1つであるということ。
そういうことだと思いました。
私は少し長い間カービングスキーが一番すごいんだ。
一番綺麗で素晴らしいターンなんだと勘違いしていました。
確かにカービングターンは板がしなって気持ちいい滑り。
ギューンと板がカーブを描くように、スキーの一番綺麗なターンだと
思います。
 しかしカービングターンはスキーのターン技術の一つなのです。
コブの中ではスライドターンもあります。バンクターンもあるでしょう。
バンクもカービングに近いものがあると思いますが・・・
やはりカービングは色々あるターンの中のひとつなんでしょう。
その気持ちが上村愛子選手のソチ五輪での点数の出なささに
私は憤りを感じていたのですが、あくまでカービングは
多くのターンのひとつなのです。
ならどうしたらモーグルでは点数が出るターンになるのか?
私は選手ではないので分かりません。
あくまで視聴者としての意見ですが・・・(^_^;
モーグル世界選手権でもコメントがありましたが「コブをクールに滑る」
でしょうか?あくまで視聴者としての意見ですが。

私にとってスキー、モーグルは遊びなんですよね。私としては時々
大会に出たり、競技思考のつもりかもしれませんが、他人から見ると
やはりスキーは遊び要素が多い。私は甘いんですね。

一方五輪、W杯へ出場している選手はアスリート、競技者なんですよね。
私のように遊びではない。
W杯で一定の成績を残し、ある程度ベース点?なるものを稼いでいないと
世界選手権、五輪では戦えない。
私なんかの甘ちゃんの考えとは全然違う。

結局何が言いたいかというと、上村愛子選手のインタビューにも
あるのですが、フィギアスケート化してしてきているということ。
減点方式なんですよね。
バンクーバー五輪だったかな?4回転のジャンプをしない選手が
金メダルとったのは?あんな状況になりつつあるのかな?
という気がします。
減点方式だとリスクを回避し、安全策をとる。
そんなモーグルになっちゃうんじゃないかと思ってしまいます。

今回のターンの点数改正なんかも結局はソチのハナ・カーニーのミス
あれが点数にあまり反映されなかったこと?
あれくらいのミスだと点数に響かないこと。
それと素人(私のような視聴者)が点数に疑問を持つ。
より滑りに着目した結果だと思います。
そうなるとミスをしない滑り安全策をとる選手も出てくると思います。
そうなるとよりつまらないものになるのではないかと危惧するわけです。
どちらにしろミスをしないようにつきつめると新しい発見、
新しいものを生み出すことはなくなると思います。
少なくとも自由な発想はなくなる、自由なスタイルはなくなります。
もうフリースタイルというロゴはとったほうがいいかも。
演技スキーモーグルとしたほうが分かりやすい。そんな気がします。

とまあ世界選手権を見ながらこんなことを思ってしまったのですが・・・
モーグルは不正地、雪の上を滑るなかでは技術的に非常に高度な技を
必要とするすべりだと思います。
ことスキー技術の大きな体系から見るとモーグルは高度な技術を要します。
つまりスキー技術のなかでは相当高度なレベルなもの
本当にスキーが上手い人はモーグルの人ということ
そのことを考えるとやはり「コブをクールに滑ること」
コブをクールに滑れる人はキングオブスキーなのではないかと思います。
私もスキーは上手になりたい。スキー技術を上げたいと思うので
やはりモーグルはすごい競技だと思います。
なにを書いているのか分からなくなってきました。

ただ自分の技術全てを出しきっている選手、例えば日本の西選手などは
見ていて本当に感動をよぶし、かっこいいと思います。
その凄い意気込み、凄いすべりを見るだけで感動しますね。
長々ごめんなさい。






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