おみつ便り

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着物

2018-01-07 21:41:22 | 日々の思い
7日に二年振りに着物で出かけました。
年に一度は着物に袖を通さないとうまく着付けが出来なくなるのです。それほど日常とは掛け離れた物になっています。

私は60歳になってこれからの装いは和服にしようときめました。着物のことを知るために和裁教室に一年間通いました。そこで長襦袢、一重の着物の縫い方を教わりました。想像していたより複雑で、柄合わせができ、反物から着物を縫えるようになるには相当時間がかかることがわかりました。自分で縫うのは諦めましたが、着物の知識は沢山学びました。胴裏、八掛、半襟、帯揚げ、帯締め等など。そこで着付けを習っていよいよ着物デビューをしました。
しかし春から夏、秋は暑くて着物シーズンは冬だけです。
着物を着ると公言するとあちらこちらから頂き物の着物がふえました。無論自分で買ったのもありますが、ほんの一部です。極め付きは着物通の遺されたまだ袖も通していない帯とセットの極上の着物が何枚も手に入ったのです。
急に着物が増えたので、和服専用の桐の箪笥を買いました。今ではそこに入り切らないほどです。
着物の数に較べて着る機会が少ないので、今では宝の持ち腐れ状態です。

そんな訳で今年のお正月には着るぞと意を決しました。
YOUTUBEにはこの時期着付けの画像が沢山のっていますので、上手に着るポイントをそこから学び練習しました。
着るまでにこれだけの準備が必要です。





本番は練習の効果で短時間で着ることができました。




午後2時過ぎに帰宅しました。
着慣れない着物はやはり疲れます。背筋が怠くなりました。
全部脱ぎ捨て普段着に着替えるとホッとします。
それでも先人から受け継がれている着物を着ると何だか気分が高揚し非日常気分になります。