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建国記念の日

2012-02-10 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は薄雲り、午後から小雪がちらつく。気温も低く、風も冷たい。まだまだこの寒さは続きそうだ。
 明日(2月11日)は建国記念の日である。建国記念日ではない。昭和41年(西暦1966年)から国民の祝日になった。記念日と記念の日、違い?・・記念の日とは、建国された事を記念する日であると言う。この日を決めるまで色々とあったから・・。
 2月11日はかつての紀元節(きげんせつ)である。紀元節は日本書紀が伝える神武天皇の即位日(辛酉年春正月、庚辰朔)で旧暦の1月1日である。明治政府は当初(明治5年11月15日)に新暦に直して1月29日を即位日(紀元節)とした。しかし、1月29日は孝明天皇(こうめいてんのう:明治天皇の父)の命日である1月30日と近いため不都合が生じる事となった。このため、翌年の明治6年10月14日に神武天皇即位日を定め直して2月11日を紀元節とした。
 因みに、神武天皇即位の年を元年と定めた紀元(神武天皇即位紀元)が皇紀である。皇紀元年は西暦紀元前660年とされ、西暦2000年は皇紀2660年となる。

 

 黄色い花のロウバイが咲いている。花全体が黄色なのでソシンロウバイ(素心蝋梅)だ。ロウバイの基本種は、花の中心部が赤褐色で、外側は黄色だ。よく見かけるロウバイはこのソシンロウバイが多い。
 名に梅と付いているがバラ科サクラ属の梅ではなく、ロウバイ科ロウバイ属の木だ。寒い季節の1月~2月に花を付け、良い香りを放つ。

Roubai02101  ロウバイ(蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属
落葉低木、丈は2m~4m
中国原産、日本に17世紀頃に渡来
開花は、1月~3月中旬
花径は2cmほど
別名はトウロウバイ(唐蝋梅)、トウバイ(唐梅)、カラウメ(唐梅)


Roubai02102  名の由来は、「蝋細工の様な梅に似た花」説、「花色が蜜蝋(みつろう)に似ている」説がある。


雪崩に注意

2012-02-08 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は昨日から一転して気温が低く時々小雪のちらつく天気だ。昨日(7日)の暖かい気温と雨は南に停滞する前線の影響で暖かく湿った空気が入ったためだ。太平洋側では4月上旬並みの気温となった所もある(東京(羽田)で最高気温17.1℃)、東北では3月上旬から下旬並みの気温となったようだ。
 今日(8日)から発達した低気圧が北海道の東北に進み、西高東低の冬型の気圧配置となる予報だ。北日本には強い寒気が流れ込み、日本海側で大雪となり、9日.10日と続く見込みの様だ。
 この様な寒さが緩んだ後に大雪が積もると表層雪崩(なだれ)の発生の可能性が大きくなる。むろん大雪では屋根などからの落雪の危険性もある。

 ★雪斜面の不安定現象
 積雪斜面では雪崩(なだれ)・雪代(ゆきしろ)と呼ばれる不安定現象が発生する。
 雪崩:斜面の積雪が崩れ落ちる現象。衝撃などが引き金となり発生する
 雪代:底(そこ)雪崩を雪代とも言う
    雪解け水に雪塊・土砂を含み、立ち木なども巻き込んで流れ下る
    春先の多量の降雨・急激な気温上昇などにより発生する
 ☆雪崩
 雪崩が発生して危険となる箇所は、集落(5戸以上等)を対象とすると、全国に2万箇所あると言われる。
 雪崩の発生箇所   
  斜面勾配:30~50°程度、春先では緩い傾斜(20~30°)でも発生ことがある
  斜面状態:裸地・草地で広い斜面、森林でも立木が疎の斜面
       雪庇(せっぴ)・吹溜まりができる斜面、雪崩経歴がある斜面など   
       雪庇とは山の稜線の風下側に張出た庇(ひさし)状の積雪で、吹雪・地吹雪でできる
 雪崩の流下速度
  流下速度は極めて速く、時速400km以上(秒速100m超)にも及ぶ場合もある。
  雪崩の型   表層雪崩    全層雪崩   煙型雪崩
  速度(秒速)  30~60m    10~20m    50~120m
 雪崩の型
  表層雪崩:すべり面は積雪層内の弱層で、この弱層の上部層(表層)が雪崩れる
       速度が速く、破壊力も大きい。厳冬期に多く発生する
  全層雪崩:すべり面は積雪下の地表。
       積雪の全層が雪崩れ、地表の土砂・植物をも巻き込む 
       気温が昇る春先に多い
  煙型雪崩:雪粒と空気の混合体の雪崩。極めて高速となる 
       表層(新雪)雪崩の多くがこの形態である
 雪崩到達範囲
 雪崩が到達する範囲とは、雪崩れた雪に埋もれる恐れのある範囲である。その範囲は、雪崩が停止した先端から発生地点までの仰角(見通したときの角度)が、表層雪崩で18度以上、全層雪崩で24度以上となる範囲である。しかし、スラッシュ雪崩(大量の水を含んだ雪が流動する雪崩)等はこれ以下の角度でも到達する場合がある。


杉花粉

2012-02-07 | まち歩き

 今日は朝から雨。午後に止み、雲り空。この雨でほぼ雪が融けた。気温もチョット高く最高気温は数℃かな。
 花芽(雌花)が付いているスギを見つけた。

Sugi0207  杉の雌花
 杉は雌雄同株である。一本の木(株)に雄花と雌花の両方がつく(両方とも枝先)。
 風媒花で、雄花が花粉を出し雌花で授粉。
 花粉は30~40マイクロメートルと極めて小さい(1マイクロメートル=0.001ミリメートル)紡績形である。
 飛散距離は数十km以上、遠くは300km超える事もあると言う。


 花粉症の代表格は杉花粉によるものである。花粉症を引き起こす草木には杉の他にも幾つかあり、50種程が確認されていると言う。
 花粉症はアレルギー疾患 の一つで、アレルギー性鼻炎疾患である。アレルギーとは、免疫反応が特定の抗原に対して過剰反応する事である。免疫反応は体内に入って来た外からの異物(抗原と言う)を排除するために働く生理機能である。
 日本の花粉症の方は2000万人以上で、1500万人は杉花粉症と言われる。花粉症の報告(1962年)から数十年、現在では当に“日本の国民病”と言える程である。
 因みに、世界三大花粉症は、日本の杉花粉症、欧州のカモガヤ花粉症、アメリカのブタクサ花粉症との事。どこの国でも結構あるんだな。


杉の球果

2012-02-06 | まち歩き

 畑近くのお家の庭で球果が付いている杉を見た。雄花も見えた。雌花は見つけられなかった。

Sugi02061  スギ(杉)、ヒノキ科スギ属
 常緑針葉樹
 樹高は50m程、直径2m超に生長
 日本の特産、多くの地域品種がある
 県の木とされている
  秋田県:秋田杉(あきたすぎ)
  富山県:立山杉(たてやますぎ)
  三重県:神宮杉(じんぐうすぎ)
  京都府:北山杉(きたやますぎ)
  奈良県:杉
  高知県:魚梁瀬杉(やなせすぎ)


Sugi02062  雄花
 花粉を出すのはこの雄花

 杉は起源が古い(中生代:2億4700万年前~6500万年前)時代の裸子(らし)植物である。中生代の初めは裸子植物が盛んで、後半は被子植物が盛んな時代である。
 被子植物は昆虫に授粉させるが、裸子植物は昆虫が未活発だったので花粉は風まかせ(風媒花)である。このため開花すると大量の花粉を飛散させる事となる。


 2月ともなるといよいよスギ花粉が飛散し始める。飛散時期は年初1月1日からの日最高気温の累積で予想される。累積気温が200℃を超えると花粉の飛散が開始され、350℃~400℃を超えると飛散ピークとなると言う。
 1月27日の日本気象協会が発表した花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)の飛散予測によると、本春のスギ花粉は2月中旬から飛散始める見込みとの事。例年(過去10年)と比べて同じか遅くなると言う。宮城では3月上旬~3月中旬に飛散前線が来る様だ。
 飛散量は大量飛散した昨年(2011年)より30~70%となる予想だ。仙台では昨年(2011年は約10000個/cm2の飛散量)の24%、例年の63%との事。少しは花粉症の方にとって朗報かな。


陶芸教室

2012-02-04 | 日記・エッセイ・コラム

 朝晴れていたが直ぐに雲り空。時々雪がちらつく。気温は最高気温で数℃とチョット暖かいかな。来週半ばにはまた寒波襲来の予測だ。今日は立春なのに。
 今日は今年初めての陶芸教室だ。自己都合により今日となった。粘土はとても冷たいので、本日は昨年素焼きしたものへ色付けのみとした。

Tougei02041
 直径15cm程の小皿

 転写紙(写し絵)でイラストを写す
 イラストはお魚のフグ
 紙を素焼面に当て、水で濡らす
 紙がズレない様にし軽く筆などで押さえる
 (印刷面を素焼面にして転写)
 (紙がズレるとイラストもズレる)


Tougei02042
 転写紙からイラストを写した

 これに透明釉をかけて焼成して完成


Tougei02043
 小物(ペンダントなど)に色付けした

 焼いても色が変わらない絵具(?)がある


いつもの散歩道・雪景色

2012-02-03 | まち歩き

 前日の雪が残っている。幹線道路はほぼ融けているが、歩道は圧雪・凍結状態だ。
 昨日は日本海側を中心に大雪となっている。玉川温泉(秋田県千北市)では雪崩(なだれ)で死者が出ている。酸ケ湯温泉(青森県)では平成18年豪雪(最大積雪452cm)に匹敵する435cmの最大積雪が観測されたとか。とりあえず今週の峠は越した様であるが、来週半ば(8.9日?)に再び大雪の恐れがあるとの事。寒さ(凍結)・大雪(豪雪)・強風とつらい冬の季節だ。文字通り明日から”立春”となって欲しい。今日は節分、鬼も寒さも大雪も退散・・落花生を食べて退散させよう。

Itumosanpo023
 いつもの散歩道

 積雪は10cm、昨日から融けてない
 枝の雪は風で飛ばされた


 早春に咲く花は寒い冬の季節から準備しているようだ。枯れた実と花芽が一緒に見える。花芽は赤いネックレスの様に連なっている、アセビ。アセビの花は白色が基本で、赤みのある花のアケボノアセビ、ベニバナアセビがある。赤い蕾だからベニバナアセビ(紅花馬酔木)かな・・咲くまで楽しみだ。

Asebi02031  アセビ(馬酔木)
ツツジ科アセビ属
原産地は日本
常緑広葉樹低木
丈は1.0m~1.5m(max5.0m)
花期は3月~5月
花色は白、赤みのある花もある
スズラン(つぼ型の小花)の様な花が沢山垂れ下がって咲く


Asebi02032  別名はアセボ、あしび(馬酔木)、ばすいぼく(馬酔木)
 アセビは有毒植物である。葉・花・樹皮に強い毒(グラヤノトキシンI、旧名アセボトキシン)が含まれている。このため、牛馬が葉などを食べると麻痺し死亡する事もある。嘔吐・下痢・麻痺などはお酒を飲んだ様な状態(酩酊状態)なので、アセビを馬酔木と書くようになったと言う。
 名の由来にはあしひ(足廃)説がある。これも誤食による麻痺からだ。あしひ(足廃)とは足が病気になった状態である。「あしひ」が転訛して「あしび」→「あせび」となったとの事。


明日は節分

2012-02-02 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝起きたら辺り一面真っ白、予報の通りに銀世界となった。最高気温も0℃前後と当分融ける様子はない。全国的にも大雪注意報や強風注意報が出ており、大荒れの天気となっている。高度5000mのマイナス45℃の寒波によるとの事だ。
 明日2月3日は節分だ。2月4日の春分の日の前日が節分となる。春分(しゅんぶん)は二十四節気の一つである。この日(春分)が暦では寒さの頂点となり、寒い冬から春に入る日、春の初日・・その通りとなって欲しい。
 節分と言えば豆まき、「鬼は外、福は内」となる。節分に豆(まめ:魔滅)で邪鬼を払う行事は室町時代からと言われ、掛け声もこの頃からと言われている。江戸時代には春を迎える行事として一般家庭にも普及したとの事。そう言えば、1980年頃から関西方面から恵方巻(えほうまき)と言う太巻きを食べるゲン担ぎが普及(?)して来た様だ。

Setubunmame0202
 スーパーで売られている豆

 大豆使用の素煎り節分豆
 から付き落花生

 量的には落花生が多い
 撒いた後の処理が容易だからかな


 節分用の豆を置いてある場所の直ぐ近くのお花売り場にサイネリアの鉢が置いてある。早春の花シリーズだ。”サイネリア”の英名はシネラリア(Florist's Cineraria)だが日本のお花屋さんでは語感の良い”サイネリア”としている。葉は蕗の葉に似ている。これからふき→ふうき→富貴となり、別名の富貴菊(ふうきぎく)となった様だ。

Cineraria02021  サイネリア
別名:シネラリア、富貴菊(ふうきぎく)
   ペリカリス、富貴桜(ふきざくら)
キク科ペリカリス(キオン)属
常緑多年草(秋まき一年草扱い)
丈は20cm~40cm、花期は12月~4月
花径は数cm、花色は赤紫・ピンク・青など
寒さに強い(5℃以上で冬越しする)
暑さに弱い(夏越しは難しい)


Cineraria02022Cineraria02023Cineraria02024Cineraria02025


1月の歩行数はとても少ない

2012-02-01 | 健康・病気

 連日寒さが続いている。大型の寒気団が日本列島に居座っているからだ。北海道・東北北部・日本海沿岸地域では「平成18年豪雪」に匹敵する積雪になる可能性もあるとの事。早く寒気団が去ってくれればと思う。
 今日は2月1日である。1月の1日の平均歩行数を整理した。1月の上旬に4日、末に7日程風邪のため全く歩かなかった日がある。この2~3年風邪を全く引いていなかったので油断したのか。計算して見たら、1日平均7800歩ととても少ない。体調管理には気を付けないと。
 所で、日本人(成人)は1日にどの位歩いているのだろう。調べて見た。
 *****成人(20歳以上)の1日の平均歩行数***
       (平成21年国民健康・栄養調査)
 成人男性(成人女性) 総数の平均:7214歩(6352歩)
                20代   :9107(8170)
                30代   :8537(6886)
                40代   :7919(7639)
                50代   :7772(7296)
                60代   :6949(6381)
               70代以上 :4707(3797)
 この調査結果を見ると、若い方ほど良く歩く。しかし60代からは歩数の減少が大きい。歩くのは健康管理の第一歩だから少なくとも20・30代男性の平均歩数は歩かなくては。因みに、1日に1万歩以上歩く男性は約3割、女性は約2割程との事。

 *****都道府県別による1日の平均歩数(2008年食育白書)***
 多い県
 (男性) 神奈川:8400  兵庫:8300  東京:8200
 (女性) 高知:7800   兵庫:7500  神奈川:7400
 少ない県
 (男性) 高知:6200   山形:6200  徳島:6200
 (女性) 山形:5200  和歌山:5800  岩手:6000