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杉花粉

2012-02-07 | まち歩き

 今日は朝から雨。午後に止み、雲り空。この雨でほぼ雪が融けた。気温もチョット高く最高気温は数℃かな。
 花芽(雌花)が付いているスギを見つけた。

Sugi0207  杉の雌花
 杉は雌雄同株である。一本の木(株)に雄花と雌花の両方がつく(両方とも枝先)。
 風媒花で、雄花が花粉を出し雌花で授粉。
 花粉は30~40マイクロメートルと極めて小さい(1マイクロメートル=0.001ミリメートル)紡績形である。
 飛散距離は数十km以上、遠くは300km超える事もあると言う。


 花粉症の代表格は杉花粉によるものである。花粉症を引き起こす草木には杉の他にも幾つかあり、50種程が確認されていると言う。
 花粉症はアレルギー疾患 の一つで、アレルギー性鼻炎疾患である。アレルギーとは、免疫反応が特定の抗原に対して過剰反応する事である。免疫反応は体内に入って来た外からの異物(抗原と言う)を排除するために働く生理機能である。
 日本の花粉症の方は2000万人以上で、1500万人は杉花粉症と言われる。花粉症の報告(1962年)から数十年、現在では当に“日本の国民病”と言える程である。
 因みに、世界三大花粉症は、日本の杉花粉症、欧州のカモガヤ花粉症、アメリカのブタクサ花粉症との事。どこの国でも結構あるんだな。