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干し柿を今年(2016年)も作る

2016-11-09 | 食・レシピ
 干し柿を今年(2016年)も作る事とした。例年は11月の中旬~下旬に作る、乾燥した寒い風があれば美味しい干し柿が作れる。昨年は暖冬の故か、カビが発生したものがあった。今年は、平年並み~寒冬の予想・・期待。
 干し柿の作り方は、とても簡単
 1、美味しくなる干し柿となる柿を用意する・・当たりはずれがある
 2、柿の皮を剥く、成り枝の「T」の字枝を残してヘタが10円玉位の大きさまで剥く
 3、剥いた柿を紐などで吊るし、干す。吊るす場所は、風通しが良く雨が当らない所
 4、剥いた柿を時々揉む
 注意点は、カビの発生(気温・湿度が高いとカビが発生し易い。平均気温が10℃越えは要注意日)なので、風通しが良く雨が当らない所に吊るすのがポイント。表面は少し固いが中は軟らかく、表面に白い粉(柿霜:しそう)が吹き始めた頃が、美味しく出来上がった頃だ。干し過ぎると固くなる。
 柿は1個350g前後、剥いた状態では300g強、干柿では1/3の100g程となる。


 晴れ。冷たい風が強い、気温は最高気温9℃とか・・冬が迫ってくる。
 柿の実が黄色くなっている。収穫し終えた柿の木もある。
 柿は縄文・弥生時代の遺跡から種が出土するほど古い時代から愛された果物。現在でも変わらず愛される。熟した柿をそのまま食べるも良し、干し柿で食べるのも良し。名(カキ:柿)の由来は、秋に赤くなる葉と黄色になる果実なので、あかき(赤黄)→かきとの転訛説がある
 甘柿は渋柿の突然変異種と考えられており、鎌倉時代の建保2年(1214年)に神奈川県川崎市の王禅寺の山中での自生を偶然発見され、これが日本初の甘柿とされている。因みに、果樹に実がなるまでの期間に、「桃栗三年、柿八年、梅は酸いとて十三年、柚子の大馬鹿十八年・・・」と言われる。
 カキノキ(柿の木)
 学名:Diospyros kaki
   柿は日本原産の果物と言われる
 カキノキ科カキノキ属
 落葉樹
 雌雄同株、雄花と雌花が別々に咲く
 開花期間は5月~6月
 花は白黄色で目立たない
 果実(柿)は秋に橙色に熟す
 柿の品種は千種を超える程に多く、渋柿と甘柿に大別される