文部科学省が今春(2014年)の法科大学院の入学状況をまとめた(4月8日発表)。
これによると、法科大学院入学者が全国で2,272人で、定員に対する充足率は約6割(59.6%)と過去最低を更新した。61校(全体の91%)が定員割れで、28校は入学者が10人未満だった。
2014年の法科大学院全体の定員は3,809人(2013年より426人減)。最も多かったのは2005年~07年(74校、5,825人)で、3割以上の減員である。充足率の100%超えは、京大・大阪大・筑波大・一橋大・千葉大・首都大学東京の6校。神戸大(96%)・東大(93%)・慶応義塾大(87%)・中央大(88%)・・と司法試験の合格率が比較的高い法科大学院の人気が高い。
これに対して、法科大学院を出なくても司法試験を受験できる「予備試験」の受験者数は増えている。今年度の受験予定者数は12,622人と法科大学院の志願者を初めて上回った。
◆司法試験予備試験(通称:予備試験)
法科大学院を修了した者と同等の学識を有するかを判定し、これで司法試験の受験資格を付与する国家試験。合格者は、司法試験の受験資格を得ることができる。2011年から実施されている。
司法試験予備試験の結果
実施年 出願者 合格率
平成23年 8,791 1.79%
平成24年 9,118 3.05%
平成25年 11,255 3.8%
今日の天候は天気の展示会の様、晴れ・曇り・雨・強風・微風・・雪は降らなかった。
お買物団地の植栽地でガマズミの花が咲き出した。白い小花がかたまって咲いている。秋には葉や付いた実が赤くなりとても綺麗だ・・楽しみ。熟した実は食用となり、焼酎に漬けて果実酒にできる(果実酒は澄んだ深紅色・・ワインの様)。
名(ガマズミ、莢 ・蒲染)の由来ははっきりしていないが、「神つ実」からの説や、何かの染色に使った説などがある。染色説は果実酒や漬物・布の着色に利用したからだろう。
ガマズミ(莢、蒲染)
別名:粗毛がまずみ(あらげがまずみ)
スイカズラ科ガマズミ属
原産地は日本 朝鮮半島 中国
落葉低木、樹高は2m~5m位
開花期は5月~6月
枝先に散房花序で径5mm~8mm程の白花を沢山咲かせる
果実は核果(径3mm~5mm)で、9月~10月に赤く熟す