立命館大学の黒瀬範子研究員らは「紫外線を出す発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)の製造費を5分の1に引き下げる技術を開発したと発表した(3月17日)。
アルミやガリウムの化合物を積層し、紫外線を出すLEDを作った。素子に穴を空け、導電性の高い化合物で満たし、素子の電気の伝わりやすさを高めて電気を流すなどの新技術を開発し、製造工程の簡略化とコスト低減を実現した。従来は作製に複雑な工程を必要とし、LED価格が1万円程と高価であった。現在、紫外線発生は水銀ランプを使用し、殺菌装置の光源や3Dプリンターなどで使っている。今後、これの代替えとなる可能性があるとの事。因みに、昨年(2013年10月10日)国際会議における「水銀に関する 水俣条約」へ著名し、水銀使用が大幅に制限される。
◆水銀に関する水俣条約
水銀の一次採掘の禁止から貿易、水銀添加製品や製造工程、大気への排出、水銀廃棄物に係る規制に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約。2010年から開始された政府間交渉を経て、本年(2013年)1月の最終交渉で「水銀に関する水俣条約」という名称及び条約案に合意。
今日も風弱く良い天気。お店も公園も、家族連れで大賑わい。
こんな日は、混雑を避けて雨が来る前の畑作業としよう。その畑までの道で見つけたシロヤマブキの白い花。高い塀の上で咲いている。青空を見ようと見上げなければ分からなかった。花とともにまだ黒い実が付いている。
シロヤマブキ(白山吹)は、春に白い4弁花を咲かせるバラ科シロヤマブキ属の落葉小低木である。このシロヤマブキ(白山吹)はヤマブキ(山吹)の白花種ではなく、花の様子がヤマブキ(山吹)似の白花から名を付けられた。ヤマブキ(山吹)はバラ科ヤマブキ属(本種のみの一属一種)の落葉低木で黄色(山吹色)の花をつける。
シロヤマブキ(白山吹)
バラ科シロヤマブキ属
落葉低木
開花時期は4月~5月
花は花弁4枚(径3cm~5cm)で白色
果実は痩果で、1花に実が4個付く
実は赤くなり、熟すと光沢がある黒色となる
ヤマブキ(山吹)はバラ科ヤマブキ属で、花色は黄色(山吹色)、花(一重)は五弁花