今日も凄い天気でしたね。新しい案件のお問い合わせが続き、そしてまた日々、書類出しに追われています。ここ何日かは、案件の結果も出て来ております。今日も一日、ひっきりなしに電話やパソコンの対応に追われていました。ブログの更新も遅れがちですみません。
いつも書いている事ですが、オーディション、書類出しが増え、多くなる事は本当に有り難いです。
そしてこれもまたいつも書いている事ですが、多くのモデルさんたちに書類出しの機会を与え、入り口までお連れする事は出来ますが、その数だけ、嬉しい連絡も、残念な連絡もその都度していかなければならないという事です。
所属してくれているモデルさん全てに嬉しい連絡をしてあげたい気持ちで、いつも我々は動いています。ですが、モデルを含めた芸能の世界は、常に競い合う事の上に成り立っています。
最後に決定を頂けるかどうかだけが、結果という形になってしまう、厳しい世界です。
社長はこの世界に27年、わたくしことスタッフCで24年関わっています。そんな世界に長くいると、色んな人たちの浮き沈みもずいぶん見て来ました。常にトップで、ずっと昇り調子の人はいません。みんな人知れず悩んで苦しんだりしています。そして短期で結果を出す事が全てではないと心から思うようになりました。
長いキャリアの中で覚えた事です。
短い時間の中で結果を急ぐと焦りばかりになって来ます。短命と言われる子役の皆さんにも本当は3年頑張って欲しいです。でないと今のこの風潮・・単なる「子役ブーム」で終わってしまいますから。
『石の上にも3年』本当そうだなと思います。
よく「一年」をくくりにされる保護者様やモデルたちがいますが、「一年」ではほんの少しかじった程度、大きくなった時、社会に出た時に「あ、役に立ったかも!」と思える出来事にも遭遇できない可能性があります。年齢の幼い子にいたっては全く記憶にない事もあるでしょうし、中には「泣いてばかりでいい思い出がない」なんて事にもなりかねません。
始める年齢にもよりますが、一年というと、ピアノならようやく黄バイエルに入る程度でありましょうし、水泳ならお子さんによっては蹴伸びが終わり、バタ足が始まるところだったりします。
モデルの世界の事だけではないですよ、そして皆さんを諭してる訳ではなく、自分に言い聞かせている部分もあります。
子役モデルにおいては、ごくたまに教えられなくても自然に笑えたり、抵抗無く待てたりする、早い段階でお仕事が順調で性格的にも向いているお子さんがみえます。だけど色んなお子さんたちと関わりながら、自信を持って言えるようになったのは、息の長いモデルさんを育てる事とは、その最初の段階が全てではなく、日々のレッスンの積み重ねなんだという事です。上記の子役ブームにも通ずる事ですが、そうでないと言葉は悪いけれど「使い捨て」のように扱われてしまうからです。
ある程度の場所、位置に行かなければ見えない物がたくさんあります。ほんの少しの結果だけで、あまり答えを急がないで下さいね。そしてあまり他の人と比べない事です。