グランモデルズ・Blog

Lesson写真、お仕事の写真、雑感、いろいろな事を一方的に書き綴っていきます🎶

成人式

2008-01-14 15:48:38 | Weblog
昨日、今日と自治体によってさまざまでしたが、各地で成人式が催されていましたね。振り袖も定番のようでそうでもなく、自分たちの頃と比べるとこんなに変わった部門も無いのでは。

浴衣と振り袖は各呉服屋さんも力を入れているカテゴリだと思います。お洋服感覚であったり、アンティークものを蘇らせてみたり、個性を売りにしてみたり。留袖、訪問着は今も昔もあまり変わりませんが、ヤング向けの呉服は劇的に変わったと思います。

若い頃から着物の仕事が多かったスタッフCは、いつ何時着物の仕事が入っては、と爪はいつもノーマルの状態にしていたものです。今もそうです。遊び心のあるネイルに自分もしてみたーーい!でもじっと我慢なのです。

ヘアメイクさんも昔よりネイルも上手になり、水着や振り袖、浴衣の撮影の時は、ヤングのモデルさんはネイルサロンばりのネイルに塗ってもらう時も多いようです。(私たちは大抵色の地味~な単色塗りです)

今も昔も着物の撮影のメッカは京都です。撮影、ショーを手がけるプロ中のプロといっていい着付け集団はが日々駆け回っています。(東京にもいらっしゃいますが、撮影の本数、着付けさんの人数は京都の方が多いと思います)ほぼメンバーは変わりません。その着付けの仕方たるや、通常の美容室の着付けのイメージを覆すものです。とにかく素早い、手早い。

ヘアメイクさんは、昔は着物ヘアの上手な方が呼ばれていたのですが、今はこういった時代で着物だからといってこういうヘアというのもなく、お洋服感覚なので、上手ならどんなヘアメイクさんも呼ばれているようです。

先日大阪で一緒だったヘアメイクさんも少し前に振り袖の撮影の仕事だったとか。それが「名古屋向け」のカタログだったとかで、通常より派手に、華やかに、と指示があったそうです。充分一般的に派手な流れになっていると思われるのに、名古屋向けだと更に…(笑)。なんか、わかるような気がしますよね。

半襟にフリルなんて当たり前、足袋はまず白色無地は無く、帯は前から花魁ばりに結ぶ…等々。いやー時代は変わりましたね。呉服業界も不況には変わりないので、こういった時代の流れに逆らう事なく、どんどん新しいものを、たとえ不本意でも提案していって、新しいお客さんを取り込まないといけないのでしょうね。

自分たちの子供の頃にはどんな振り袖が提案されているのでしょうか。ちょっとコワい。(^^;;

ちなみに振り袖の撮影は毎年真夏に行われる事が多いです。着物はロケが多いのですが、灼熱の太陽の下、振り袖。くる日もくる日も毎日振り袖。楽しかったですけどね。若かったからできたんだろうな~と昔を振り返りながら…。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1