伊波塾長の気ままブログ

スタディの代表者の伊波勝也塾長が、日常の出来事や生徒の勉強について思いつくまま気ままに書き込んでいます。

こころの穴

2013-04-25 08:31:00 | Weblog
やってしまった。これは間違いであり言い訳はできない。

こころに穴があく。

道路の端に障害物、そんなに危険ではないのだが車から降りて片付ける。人が見ているが気にしない。こころの穴が気にかかる。信号待ちで、左側に本線に入りたい車が停まる。自分が譲りたい。目を合わせて譲ってあげる。

こころの穴をつぐなえるものはないか。

日々の生活がつぐないであると気づく。

リーダーの資質

2013-04-24 09:32:20 | Weblog
小説のストーリーは展開する。

誰にもしゃべらないでね。あなたも誰にもしゃべらないでね。

取引きが成立する。

取引きを優先するか。人の道を優先するか。

人の生き方と感情の機微が錯綜する。


物事の優先順位のつけ方に、人の生き方が表れる。

リーダーに求められる資質は、状況判断で優先順位をつける能力である。

吼える

2013-04-24 08:50:21 | Weblog
ほえるは、吠えると吼えるがある。犬ではないので吼えるでよい。

久しぶりに、吼えた。

腹の底に溜まっているうっ憤を吼えた。

カタルシス。

生徒もうっ憤を持っているかもしれない。

吼えてみるのもいい。吼えるとスカッとする。

そして、勉強に戻る。

こだま

2013-04-23 23:53:43 | Weblog
右手の中指をキーボードのKにおく。痛いな。バンドエイドを薄いのに替えたら、指先の傷がズキズキと痛む。なるほど、バンドエイドの厚い薄いにはそれだけの意味があったんだ。

触れないでおきたい痛みだが、触れないことにはしょうがない。


沖縄の痛みが指先の痛みで処理される。たかが指先の痛みでよいのか。

想像力の欠如。気になるのは自分の痛みだけか。


行動の基準と理念は何なのか。基準と理念に恥じるところはないか。そもそも基準と理念があるのか。

行き場のない問いかけがこだまする。

鋭利と鈍重

2013-04-22 23:05:30 | Weblog
資源ゴミに出そうと新聞紙の束をひもで縛っていて、ハサミでひもを切ろうとしたら、指先の肉を切ってしまった。バサッとよく切れたものである。表皮というより真皮の肉が取れていて、血が止まらない。

意味不明な行動とはこのことだろう。止血はあとにして、指先から取れた小さな肉片を探している。ハサミについていないか、床に落ちていないかと探す。何にも使えないのに。

それにしても、最近のハサミは切れすぎる。ハサミで肉片が取れるなど、想像もつかない。指でハサミの刃に触れると、まるで刃物の刃である。これでは肉も切り取れると納得する。

切れ過ぎる刃物は便利ではあるが、その分危険でもある。ときに、人の体を傷つける。


他では、どうだろう。

回転の速い切れる教師は重宝されるが、その分危なっかしい。生徒との理解のズレが、ときに生徒の心を傷つける。

回転の速い「鋭利」と慎重な「鈍重」。

「鈍重」な指導のほうが効果的な場合が往々にしてある。「鈍重」でよいではないか。「鈍重」でいこう。ハサミで指を切ってそう思う。

ぬかるみ

2013-04-21 23:21:39 | Weblog
ヤンバルの道で、車が泥のぬかるみにはまり込んだ。坂を下ったら、もう上がれない戻れない。雨上がりのぬかるみで、タイヤがすべって空回りしている。

危ないと思ったのに、やはりはまり込んでしまった。用心が足りなかった。

なんとか、脱出しなければならない。30、40分ほどいろいろ試みるが、うまく行かない。時間は夕方5時である。そのままでは山の中で日が暮れる。

下まで降っていって、そこから勢いをつけてスピードを上げて脱出を試みるが、うまくいかない。4、5回それを繰り返している。あともう少しという坂の最後のほうでタイヤがスリップしてしまう。タイヤの摩擦で、焦げる臭いがして白い煙がでる。ここで頑張るか、また下まで降りていくか。

あきらめて、また下まで降りていく。下からまた勢いをつけて上がってみる。いつもバックである。行き止まりでUターンができない場所なのである。これが最後と思って、できる限りのスピードをつけてバックで上がっていった。ギュイーン、ギュイーンといつもスリップする場所で、ハンドルを右に左に回してアクセルを最後まで踏み込んで粘ったら、ついに車が抜け出た。坂を上がりきり、平坦な道に出ることができた。約1時間が経過していた。


「ぬかるみ」は、車がはまりこむ泥道だけではない。

人間社会にも「ぬかるみ」がある。用心していても、ぬかるみにはまり込んでいたりする。ぬかるみに入り込まない用心と、ぬかるみに入り込んだ場合の対応力が必要である。人もそうであり、国もそうである。

いま日本は、自ら「ぬかるみ」を選んでいるかのようである。一度ぬかるみに入り込むと、塗炭の苦しみが待っている。それを味わうのは名もない一般民衆であり、政治家はその外である。「ぬかるみ」に入り込まない用心と、入り込ませない用心がいま必要である。



垣根を取り払う

2013-04-18 23:00:40 | Weblog
「覚えきれない」

「いや、覚え方があるんだよ。"night"の"gh"は読まない。"caught"や"taught"の"gh"も読まない。"au"は「オー」と発音する。・・・・・・・・・・・・」

英語のスペルからの発音の仕方を、単語の一つひとつを例にとって説明する。


「これだと、覚えきれるだろう」

「うん、覚えきれる」


勉強には「コツ」がある。できないのではなく、やり方を知らないだけである。

生徒の勉強への垣根を取り払う。

夏の始まり

2013-04-17 23:54:57 | Weblog
「クーラーつけようか」

「ムンムンしますねー」

25度でクーラーをつける。


「おー、今日は体育着で来たか。」

女生徒が、半袖・短パンの体育着でやってきた。


セミの鳴き声もそろそろ聞こえるだろう。

沖縄の長い夏が始まる。

シーミーの日の雑感

2013-04-16 16:19:14 | Weblog
シーミーに行ってきた。シーミー(清明祭)は中国から伝来したもので、墓の掃除をして先祖を供養する行事である。

ご馳走をウヤファーフジ(先祖)に供える。

親族の年配の女性が手を合わせてウヤファーフジに語りかける。

「□○×△□○×△※・・・・・」

丁寧なウチナーグチがよどみなく続く。ところどころは聞き取れるが、聞き取れない部分も多い。

これは、日本語とは別言語だ。沖縄は日本である前に沖縄である。


沖縄を、日本を、中国を歴史の流れの中で見直してみる。

すると見えてくる。

戦争ごっこはいけないだろう。子供の政治家が日本を動かして中国と戦争ごっこをしようとしている。戦争ごっこは殺し合いである、これはまずい。この子供たちをいったい誰が諭すことができるのか。

やる気のもと

2013-04-15 23:50:23 | Weblog
「今日は歩いてきたのか、誰かに送ってもらったのか?」

「お父さんが車で送ってくれた。」


父親が子供を塾まで送り、帰りは迎えに来てくれる。有り難いことである。

有り難いと思うと、気が引き締まる。生徒も先生も、やる気が湧いてくる。

周りへの感謝が、人のやる気のもとになる。

教室で拝借

2013-04-14 23:29:15 | Weblog
昨日・今日と、ある教室のパソコンの不具合を直しに来ている。先週から直しに来ているのだが、今一歩のところで完了に至らない。明日で何とか終わりそうだが。

気分転換で教室内を見回していると、目を引く掲示物をみつけた。
それを拝借。

1 今、居眠りをすれば あなたは夢を見る。
  今、学習をすれば あなたの夢は叶う。

2 あなたが、無駄にした今日は 
  どれだけの人が願っても叶わなかった 未来である。

3456は割愛
ハーバード大学図書館の学生訓示

時間がどれだけ大切であるか、今日という日がどれだけ大切であるかを素直な気持ちで感じさせてくれる言葉である。

琉大前教室からお借りしました。

目標

2013-04-11 09:26:39 | Weblog
「数学は○○点、社会は○○点・・・○○点」

「ヒェー、そんなに取れないよ」

「何を言っている、このくらいは取れるだろう」


生徒と一緒に、テストの目標点数を決める。

目標達成はできるかもしれない、できないかもしれない。

だけど、目標達成に向けて動き出す。

目標があると、生徒が動く先生が動く。

目的

2013-04-10 03:03:10 | Weblog
缶コーヒーを高級豆のコーヒーから、以前飲んでいたコーヒーに変えた。これは、効く。いくら飲んでも眠気が覚めないので不思議に思っていたが、コーヒーの種類が原因だった。高級豆のコーヒーは、香りがあって味わいがあるのだが、眠気覚ましには効かない。一箱30個入りの安物に戻すと、これが効く。すっかり目が覚める。味わうのではなく目を覚ますのが目的なので、こっちの方がピッタリだ。

生徒は何を目的に勉強をするか、塾に何を求めているか、何を優先して勉強するかを考える。

多人数クラスで、長い時間教えてもらえる時間優先。
多人数クラスで、競争の中でもまれる競争優先。
個別指導で、分からないところを残さない理解優先。
個別指導で、質問がしやすい質問優先。
個別指導で、密度の濃い授業で先取り学習ができるスピード優先。
個別指導で、一人ひとりに合わせて基礎固めができる基礎優先。

生徒の勉強の目的と、何を優先して勉強するかを明確にすると、生徒に合った塾が見えてくる。

自分を見つめる

2013-04-09 10:33:03 | Weblog
ときに、元気のなくなるときもある。

しかし、まてよ。それは自分ではないだろう。

元気のある自分もいるわけで、いつもそうではなかったか。

勘違いだろう、これは自分ではない。

自分を見つめる。

いつもの自分に戻る。元気が戻る。

学年のスタート

2013-04-08 05:57:59 | Weblog
明け方、ネットで天気予報を確認する。今日は晴天で、午後からは冷え込みが和らいでいくようだ。

そのまま夏になっていくのかと思ったら、昨日から冷え込んでいる。一度は片付けたヒーターが、また足元を暖めている。しかし午後には暖かくなるので、今度は片付けられそうだ。

今日から新学期がはじまる。明日は多くの学校で入学式がある。新しい学年のスタートである。

小春日和の暖かい日の下で、生徒たちはこれからの新しい出会い・新しい経験に胸を弾ませているのだろう。

大人もまた、心の高鳴りを忘れずにいたい。生徒とともに胸を弾ませて一年のスタートを切る。