ラジオなソウル

ザ ドタンバーズのベース担当で、AMラジオをこよなく愛する、ゴリうらしょうきちの日記

ラーメン屋にて

2007-03-03 22:49:07 | 生活
ある日の昼ごはん。

最近、会社に新人が入ってきまして、一緒に乗って仕事を教えたりしてるわけです。
まぁ、新人とは言っても年上だったりして、さらにハーレーとか乗ってたりしてこっちが色々と話を聞いたりなんかしちゃったりしてます。

さらに、最近は駐車違反がうるさいので、周る地域によっては助手席で待機してもらうことがあり、ボクの車には定年を過ぎたもう70近い方に乗ってもらってまして、この方が歳に関係なく熱い熱い!団塊パワーを思い知れ~!ってくらいの仕事っぷりで、頭が下がります。

そんな3人、仕事も一息つきちょっとさびれたラーメン屋で昼ごはんすることにしました。

腰の曲がったおばあちゃんとその娘らしきおばさまの二人でやってるらしいこの店。長めのカウンターに客は結構多め。なんとか3人分あけてもらい注文をしました。

頼んだものは・・・新人さん チャーハン
         助手さん から揚げ定食
         ゴリうら 半チャンラーメン(半チャーハン、半ラーメン、餃子2個)

ぼぉ~っと厨房を眺めると、おばあさんが作っておばさまが盛り付け。
よく見ると、なんかやけにコンビネーションが悪く、おばあさんはなんか作る順番おかしいし、おばさまの盛り付けもまた遅いというかひとつやってはお盆に載せて、また次の品物やってはお盆に載せてって、まとめて盛り付けてお盆に載せればいいじゃないか~!って言葉が喉元まで出かかりました。
他のカウンターの人を見ると、料理を食べてる人はごくわずか。あとはみんな待機の模様。

できた分から出せばいいじゃないか~!
そんなに盛り付けに時間かかったらラーメンのびるじゃないか~!
って言葉が出かかっては、グッとこらえる我慢のゴリうら。

「これは長期戦になりそうですな!」とは助手さんのお言葉。

案の定、「悪い、また来るわ。注文キャンセルね。」としびれを切らせて帰る人もちらほら・・・
あのラーメンいつ出すんだ?とこっちが心配そうに眺めていると、おばさまと目が合い「ごめんなさい、水がまだだったわね~」とわざわざ汲みに来ました。

いやいや、水なんかいいですから!早くそのラーメンを出してあげてください!
との思いも虚しく、水をゆっくりと汲むおばさま。
「どうも忙しいと泡食っちゃって~」
なんてトンチンカンな事を言ってるおばさまですが、その笑顔が抜群にいいんですわ!決めました。もうじっくり待つことにしました!

そんなわけで、料理が来たのが入店から50分後・・・

最初に来たのが、ボクの半ラーメン。
案の定伸び過ぎな麺。しかしそれを差し引いても、半ラーメンどころか十分一人前。さらに、おばあさんのおぼつかない包丁さばきで切った、チャーシューは肉厚過ぎってかステーキ並み!
そして次の半チャーハンもどう見ても一人前!新人さんの単品チャーハンもかなり多め!なんかすごいぞこの店。

さらに驚くべき事態が!

助手さんが頼んだ、から揚げが足りないから野菜炒めでいい?とおばあさん。
構いませんよ。と答えたはずなのに、から揚げが出る不思議。
あれ?っと思いつつも食べてる助手さんの前には、「はい、お待ち!」と野菜炒めが!
どうやらから揚げが4個入るとこが3個しかないので、野菜炒めサービスしてくれた模様。
いい歳なんで、そんなに量は・・・としぶるも男を見せなんとか食らいつく助手さん汗びっしょり。

さらに、忘れてるけど腹いっぱいだからもういいや、と思ったところに最後に来たボクの餃子。それも2個のはずがなぜか6個!しかもなんとジャンボ餃子!

「遅くなっっちゃったからサービスね!」って度を越えたサービスに今度はボクまで汗びっしょり。
それでも食べれないので新人さんにも無理やり食わせ、新人さんも汗びっしょり。

午後はまるっきり仕事にならなくなってしまったのでした。

恐るべし「ラーメンしょうちゃん」
店の名前に問題ありじゃないか?その前にあんなサービスじゃ儲けがないだろ~

最後の最後まで客に心配させる店なのでした。