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trial and error_少年・建築・探偵

近畿圏で建築を学ぶ人の日常。よしくんにっきリターンズ。

初雪

2006年08月25日 | 建築
ひとつひとつ落ちる雪のように生きた証を残せるかな。

HYなめてた。すっかりヘビーローテーション。
幸いなのはここでは音楽はヘッドフォンで一人しか聞かない。
でもすぐ耳が痛くなるデリケートな僕は首からさげて大音量でじゃかじゃか鳴らす。
そのうち誰かに泣かされそうなのでそのうちやめます。


久々の設計。精神的な疲労が大きい。しかしエンジンのかけ方はわかった。
ベクター使えるようになった。
バイトのおかげでイラレは何の苦もない。日常生活の一部気取り。

提出できたし明日はゆっくり晩飯作りたいな。
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まどがない

2006年08月08日 | 建築
よっしゃ。
午前中から展覧会の作業あるのに、夕べからダイの大冒険読み始めたら止まらんで空が白んできたよ。


夏すぎる空。
すげー。最高気温32℃だと涼しさ感じる京都マジック。

今日はオープンキャンパス。むっちゃたのしそう。むっちゃたのしそう。
さすが京工繊。染め物体験とかめっちゃいい。やりたい。
こんなに活気あるキャンパスはじめて。いつもは静まり返ってるのに。
ん?誰に声かけとんじゃわりゃあ!!わしが高3に見えるんかボケェ!!!

すったもんだありつつスルーして図面整理という地獄の一丁目コース。

窓が無い。
空調が無い。
ありがとうの言葉さえ思いやりのかけらも無い。
うふふ。うふふふ。

この部屋に居て、体からあふれ出るのは憎しみと異臭とそれでも生きていこうという断固たる意志。

でもやっぱり弱くて8月の空が青すぎて泣きたくなった。


僕の夏が詰まった冬の展覧会にぜひ来てください。
まだあまり詳しいことは言えないけど今年は当たり年です。
発表していい日が来たら微に入り細に入りお伝え申しあげます。

このプチ社史編纂室勤務気分(バブル期に新卒で入って、多すぎる同期との出世争いに敗北して、入社10年目に窓の無い部屋に配属される感じ。)が報われることを祈って。
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水は低きに流れ人の心もまた低きに流れる

2006年07月28日 | 建築
大学院生に休みなんか無いぜ!へいへーい!
いやしかしこればっかりは個人の姿勢の問題で、ぜんぶ平日の人もおるし、ほぼ休日の人もおるけど。

ってことで後学のためフィールドワークへ出かけようとした矢先、突然の夕立。
テルーの唄を聴いてテンションを無理やり上げていざ!


里山からの視点のまちづくりについて。



法の字。敷地ここに決めた。


イッツマイ母校。これ撮ってるときの心拍数が大好きな人に想いをはじめて伝えたときと同じぐらい。


トトロ的けものみち。
この先は…地獄でした。


ここで得た教訓は、「夕立直後の山には入るもんじゃない」。
雨が地面のすべてのマテリアルから摩擦力を奪っていました。
やばい!あぶない!死にたくない!
何度この言葉が浮かんできたか何度危ない目にあったか定かではありませんが、僕は元気です。
生きるセンスに関しては多少自信がありますから。


山の中に入って思ったことは、心のありようしだいでいくらでも環境は僕らを受け入れてくれるし、突き刺さることにもなるということ。
変えるべきはその心のありよう。
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唐招提寺

2006年07月11日 | 建築
唐招提寺金堂の修理工事現場の見学に行ってきました。
この学校に来たからには、ネームバリューフルドライブ!!
これで3件目ですが修理工事現場って、ほんまおもろい。

まず素屋根(すやね)内部の雄大さが最高。その素屋根の中で修理のため一時廃墟と化す歴史的建造物。
このコントラストがかもす雰囲気が魅力なんだと勝手に総括します。

素屋根については、日を改めてゆっくり論じたいと思います。写真もたまってきたし。
簡単に言うと1年365日工事できるようにすっぽりと対象を覆ってしまう大きな屋根の建物です。


入り口んところでバリバリのCGが上映されてた。


素屋根内部から薬師寺が見える。興奮してしまいました。

京都も奈良も滋賀も文化財保護課の人ってめっちゃいい人。
その部署の職員さんが毎回説明して回ってくれんねんけどバリ丁寧な説明。
文化財保護課か。うーん、ありやも。
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ホームゲーム

2006年07月01日 | 建築
京都の試験会場は京都工芸繊維大学。

ホームゲームや。

コンディションをベストな状態に持っていくことにつとめた一日。

地の利を活かして受かったらいいなぁ。
懐かしい顔に会えるのが楽しみ。
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リディア・シモン

2006年06月25日 | 建築
まさにリディア・シモン※気分。

法令集つくんのめんどくせー。

もし受かったら木造で高さ13mを超えない建築物又は軒の高さが9mを超えない建築物なら建てていいんですよね?
やったね。


でもみんなひとつ勘違いしてる。
免許(資格)っていうのは、自分を縛る行為に他ならない。
免許(資格)をひとつ手に入れるたび人は不自由になるんですよ。
それに無自覚な人が多すぎる。

免許(資格)を持たない人が一番強い。
一つでも持った時点で負けです。負け組です。

誰に負けたのかって?
もちろん免許(資格)を何一つ持たない人にです。
彼らの可能性は無限だからです。

免許(資格)を取るという行為は自分の可能性を削り取る作業だということにもっと自覚的になったほうがいい。
僕はそう思う。


またひとつ、またひとつと不自由になることがこの社会において成熟することと同義だということにおいては、僕はそれを否定しない。


さぁ、そしたら僕はどうしようか。


※(オールスター感謝祭の赤坂ミニマラソンでいつも多大なハンデを与えられるフランスの元陸上選手)
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映像の力

2006年06月05日 | 建築
少し前から映像に興味があって、映像には力があると信じるに至った。

「ばくそうかぞくさわいさん」なんて腹筋が割れるまで笑ったし、「ダンサー イン ザ ダーク」は心臓を直接掴まれたかのような痛みを感じた。


「マイ・アーキテクト」を見に行った。
京都みなみ会館の設備は案外ちゃんとしてた。もっとぼろっちいのを想像してたから。

結論から言うと面白くなかった。
ホームビデオとしてはレヴェルが高いんじゃないかな。
僕はルイス・カーンの血縁でも親戚でもないので何も感じなかった。

脈絡も抑揚もなく繰り返されるインタビュー。とても退屈。

監督がカーンの息子であるところがこの映画の最大の強みであり、弱みであったと感じる。

フィラデルフィアの都市計画委員と、監督の母親のインタビューはリアルで面白かったけど、あと一歩というところで質問をやめている。
編集されたのかどうかは知らないけれど本編には出てこない。

映像の力が何も発揮されていない映画でした。
来週から大阪で上映されるそうですね。
よほど時間と興味のある人は鑑賞をお勧めします。
パロディ的な視点で見ると見所は結構あります。
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project.M8

2006年05月29日 | 建築
とうとう動き出した。
3時間がっつり会議。休憩はさもうよ。

学部時代の教官の恩恵を受ける。
あらためてあのゼミでよかったと思うにいたる。
やはりこの世は縁で構成されています。

共通の知人がいるとはいえ、初対面の人に飲み代を借りる。やってしまった。
最低でも一回の飲み会を乗り越えれるくらいは持ち合わせておきましょう。

環境変えてなおこんなに素敵で熱いものを持った人たちに出会えるなんて本当に人に恵まれていると感じます。

うし。これから半年がんばろか。
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アーカイブ

2006年05月22日 | 建築
僕は学部時代は私立のマンモス総合大学でした。
その学校で建築学科はメインストリームから外れていて、お金が回って来ることはほとんどなかったように思います。
だもんで建築関連文献のラインナップに不満がありました。


今は国立の単科大学で建築の研究をしています。
ここは建築がメインで人にも本にもお金を使ってるように見受けられます。
しかし教授権限というか研究室権限が強くて、一般学生が簡単にいろんな書籍を見られる状況にはありません。

検索をかけると大概の本はヒットするのですが、そのほとんどが研究室貸出中の表示。
この「研究室貸出中」が厄介。

学生は研究室を経由して本を注文します。
いろんな学生がいるので、学校側もそれはそれはいろんな本を購入してくれています。
購入された本はまず研究室貸出状態になります。
そしてここが問題。研究室貸出状態は無期限なのです。
無期限であれば図書館に返すはずもない。
自分が注文した本や、所属研究室の本は直属の教官に言えばいいわけですから比較的簡単に閲覧できます。他の研究室の抱える本がそう簡単には見れません。

しかし研究室の境界を越えるのはとてつもなく困難です。研究にどうしても必要な資料は勇気が出ますが、ちょっと読んでみたい本は無理です。ハ-ドル高すぎる。


そこで僕らの夢を叶えるのがそう!芸術系の私立大学です。
最寄のスーパーの目の前は京都造形芸術大学です。
ここはポテンシャルが相当に高い。
建築は総合芸術と呼ばれるように、やはり力入ってます。
潤沢な資金を駆使してかなり鼻息の荒いラインナップ。

年間2千円で、利用申請をしました。
本が揃っている。下宿先から徒歩5分。施設がきれい。
使い勝手がよすぎるので相当ここに通う気がしています。


当面の問題は研究室もバイト先も男だらけだということぐらいです。
こないだスーパーで、アメリカンチェリーを手に取ったときに、それがお尻に見えました。
これは比喩ではありません。
本当にそう見えて、そんなにこのストイックな環境が嫌なのかい?と思わず自分に問うてしまいました。
まだまだ平気です、多分…。
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密度

2006年04月17日 | 建築
午前中はちょっくら京都御苑に寄って、昼からISOの研修会。めんどくせぇ。

それが終わってゼミ。
本日のメニューは博士学位論文が2本。
研究員の方が発表してくれました。

スライドの一枚一枚の裏側から読み取れる膨大な思考の量と作業の量。
それを感じてしまってはもう知的興奮を禁じえません。
やばい。知らん間に4時間経ってるやん。

これから2年間、自分のやってくフィールドを目の当たりにして、不安にもなったけど、ワクワクもした。
参った。むちゃくちゃ刺激をもらった。怖いけどがんばろ。
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