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trial and error_少年・建築・探偵

近畿圏で建築を学ぶ人の日常。よしくんにっきリターンズ。

あら、いいですね ~伊根篇~

2007年08月26日 | 
伊根湾を少し北上したところにある泊海水浴場に面する民宿で一泊。



部屋の窓から見える景色。
久しぶりに、ほんとうに久しぶりに朝日で目が覚めた。
それは感動的な体験だった。
たったそれだけのことでこうも生きる気力がわくものか。

僕の今の下宿も前の下宿も、日光が一切入らない。
そんな簡単で大切なことさえ忘れていた。

あぁ、すばらしい朝だ。


午前中は海水浴。



チャーさん、埋められる。ヒワイなので自主規制。

泳ぎ始めて10分でクラゲに刺される。
テンションが地に堕ちる。

しかし復活。
潜っても底に手の届かない沖まで泳ぎ、体も頭も空っぽにして、小一時間ぷかぷか浮く。

自分の出自を確認。僕は海っ子である。
それが思い出せて嬉しかった。

海の音しか聞こえない。空の青しか見えない。
パーフェクトワールド。
僕はこの感覚をずっと前から知っていた。

来年からちゃんと海行こう。
chieは誘いに乗ってくれるだろうか。


近くの温泉でひとっ風呂浴びて出発。




メーンエヴェント。伊根=舟屋です。
舟屋とは、船のガレージの上に住宅機能がくっついたという理解で大丈夫です。




海岸線沿いに連続している舟屋群、舟屋の集落風景が美しいんです。




舟屋の内部から伊根湾を眺める。ご主人は漁に出てるので、船はなく。
ここは一部接水+一部護岸+全面開口パターン。
家主のおばちゃんとおばあちゃんの話が楽しい。




カミ(丘)から眺める。
入隅のアールに振られる連続屋根の造形が面白い。


適当な時間に酒蔵とかボウリングとか寄り道しながらのそのそ帰る。おもしゃかった。
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あら、いいですね ~天橋立篇~

2007年08月25日 | 
男女混合で最高にグルービーな面子ではなく、先輩後輩入り交じった男塾的精鋭ぞろいで北へ。

宮津に到着。造り酒屋の三上さん家を見学。




三上さん家で教えてもらった食堂へ。
海・鮮・どーん!!
写真ではわかりにくいけど超肉厚な刺身が山盛り。クソうまい。

天橋立ビューランド(山の上)へ。
天橋立をバックに写真を撮るように女性の2人連れに頼まれる。
天性の馴れ馴れしさを駆使して“股のぞきヴァージョンも撮りましょか?”と尋ねると、“あっ!!お願いします♪”とテンション高めで、とても喜んでくれた。
そして、逆に“よかったらお撮りしましょうか”と申し出てくださったのでお願いした。



天橋立がまったく写っていない。
僕はちゃんと一緒に撮ってあげたのに。
しかも股のぞきヴァージョンも撮ってくれなかった。
でも笑顔だけは素敵やった。




股のぞきヴァージョン。
僕の知る限り、最もテンションが高く器の一番デカい先輩。背もデカい。西宮の大巨人。
旅が楽しかったのもこの方のおかげによるところが大きい。マジで。




リフト楽しかった。涼しくって高くって気持ちいい。



ミョミョミョ…

ミョミョミョミョミョミョ…

ガシィィィィィィィィィィン!!

船が通るために橋がしょっちゅう折れる。船優位。


民宿で夕飯を頂いてから、伊根町の花火大会へ。



大感動。
余計な光のない場所で凄まじく美しく咲く大輪の花。
山に囲まれた伊根湾の中心で鳴り響く残響音の迫力たるや魂を揺さぶる勢い。




部屋に戻ったら濃い顔のC3POが酔いつぶれてた。
竜さんは選挙に勝ってもいないのにC3POに目入れをしてた。
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金沢強行軍

2007年07月31日 | 
5時半集合出発、できるわけもなく30分押しで京都出発。
うわさのプリウス。エンジンの音が聞こえない。
でも走る。きもい。

鯖街道をひた走る。夏旅行らしい風景の連続でテンションが上がる。





敦賀まで抜けて、北陸自動車道に乗る。
乗ってすぐのSAで日本海がどーんと見れたのはラッキー。





美術館の地下駐車場にプリウスをぶっこむ。
今回のメインどころはおなじみ金沢21世紀美術館。
関西圏で建築を学んでおきながらこれを見ていないとはいまさら人に言えないので見ておきたいというのが、この旅のメインコンセプト。

もちろん僕は経験済み。ついてきただけ。





べたに兼六園。
冬よりいいぜ。苔がきれい。

カメラマンのお姉さんがいた。
サービスで写真を撮ってくれて、タダだからとプロユースのカメラでもパシャリと撮っていただいて、そのカメラには無線機が付いてて、データを瞬時に飛ばして橋を渡るともう写真ができていると。
ちょっと浮かれてる観光客をカモにしてるような写真を、買ってしまった。
やべ。浮かれてる。





兼六園名物カレーラムネ。
修学旅行やクラブ合宿などの晩ご飯で、「味もしゃしゃりもわからんようなクソガキはカレー味でええやろ」的に出てきたおかずと同じ味がするよ。
辛くはないけど飲むの辛い。





なんと朝顔の蔓が21世紀美術館におそいかかっている。
この時は「やりやがったな、アトリエワン」と思ってた。





中から見るとこんな感じ。蔓の影が落ちてきれい。涼しげ。
この時は「やるやんけ、アトリエワン」と思ってた。





間違いなく朝顔。
敷地内で出店してる移動屋台・旅カフェで休憩。
撮りますよとも言わずにバッシャバシャ撮ってたから絶対ここのブログに載ると思って楽しみにしてたのに載ってない。
何が気に入らんかったんやろ?俺の顔?アホな。
今度見つけたら載ってやる。
店主の名前がほしのあき。金沢のほしのあき。





石川県歴史博物館。
この前庭がすさまじく気持ちのいい空間。
年甲斐もなく走り回った。





金沢市立玉川図書館。設計は谷口吉郎+谷口吉生。
なるほど。よい。これが近所にあればもう少し偏差値も上がったろうに。





谷口親子にも朝顔の魔の手が!!
帰ってきてから北陸出身者に写真を見せると、紐を張って朝顔をはわせるというのは、北陸ではスタンダードな日よけだと教えてくれた。
うん、図書館見た時点でそうなんだろうとは思った。
アトリエワンの仕業ではなかった。





京都銀行のCMに使われてそうなスコップ。
意味の分かる人だけ分かってください。
ひがし茶屋街。6時頃に行ったら店が大体閉まってた。





晩飯は同期に教えてもらった焼き鳥屋さん。
全部うまかったけど、特に“シロ”っていう豚の腸がんまかった。

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今ここにいる場所

2006年10月02日 | 
東京二日目。

「駅前サウナにはゲイの人がいるから気をつけなよ。」

東京に行く前に研究室の先輩にそうアドバイスされていた。
気を付け方がわからなかったし、まさかいねーよな、なんて高をくくっていたが、実際にいた。

朝起きてから気づいたが見るからにそういうファッションに身を包んでいらっしゃる。しかもふたり。
なぜか隅のほうで声を発さず手旗信号のようなジェスチャーでふたりはコミュニケーションを取っていた。
寝る前に気付かんでよかったかも。

※ちなみに私は同性愛者排斥論者ではありません。
 ただうらやましいと思います。僕が女風呂にいるようなものなんでしょう?



白い襟付きのシャツを着て目黒駅前で先生と合流。
土浦亀城邸を見学。
土浦邸は建築家・土浦亀城の自邸でDOCOMOMO JAPAN100にも選ばれている。都市住宅のパイオニア的作品。らしい。
感激。木造でこれだけの気積が確保できるのか。
施主はもう他界しているが、それを継いで住んでらっしゃる方が愛着を持っていらしたので、とても素敵な住宅でした。


この旅のメーンエベントセミファイナル!
丸の内の官庁街!待ってろよ文化庁!
路上観察学会や、建築探偵をやっていらした建築史家・堀勇良氏にインタビュー。
まぁまぁここは無難にこなす。てか、僕は何もしてない。


とうとう直接対決(気分)!!メーンエベントファイナル!!!
東京大学生産技術研究所へ。
建築史家・藤森照信先生にインタビュー。


僕は現在、建築の歴史の研究室に所属している。
3回生のとき、ゼミの先生に強く促され読んだ本が藤森さんの本だった。
カルチャーショックを受け、それがきっかけで歴史の方面にぐいぃっと顔を向かされたという経緯がある。
だから藤森さんは僕が大学院に進んでまで研究しようと思わされた元凶のような人物なのである。

そして対峙。

むふー。さすがに雰囲気がある。
あっという間の2時間。
後に残ったのはとてつもない敗北感。
トイレに駆け込み、クソッ!! と握りこぶしを壁に叩きつけた、ぐらいの敗北感。
何もできなかった。自分の未熟さを嫌というほど思い知らされた。
と、同時に心底楽しかった。むちゃくちゃ楽しかった。

ほとんど一人でしゃべってはりました。
藤森さんは確認するまでもなく憧れの人で、そう、ハナから勝負になるわけがなかったのである。

この時間はやはり今後の活動の大きなモチベーションになるんでしょう。

今ここにいる場所。次の場所。高く大きく跳べたらなぁ。
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東へ

2006年10月01日 | 
東京は雨。渋谷に向かう。

駅前のコンビニでビニール傘を買う。
慣れないジャケット。雨の建築見学。少し憂鬱。

そんな憂鬱はすぐに吹っ飛んだ。


白井晟一設計の松涛美術館。
興味のある建築家の一人であったが実作をまともに見るのはこれがはじめて。

高級住宅街を歩いていると突如現れる異界への入り口。
飲み込まれてしまいそうなほど大きな構え。
中に入るともっと深遠な世界が広がっていた。


この濃密な小さく大きな美術館に何時間でも居たいと思った。
企画展の日本画家の展示もすごくよかった。
雨が一層この美術館の魅力を引き出していたように思えた。

地下に模型が飾ってあったが、実物とは開口の形が違っていた。
これが実現していればもっと異界感が出てよかったろうに。


マリオ・ボッタ設計のワタリウム美術館へ。
ナム・ジュン・パイクの追悼展。
誰かに説明してもらいながら見たかった。なんのこっちゃ僕にはあまりわかりませんでした。
外観ヴォリュームと内部ヴォリュームの違いに違和感というか嫌悪感すら覚えた。
これの評価に関しては次の機会にまわします。判断がつかない。

その後青山界隈をぶらぶらぶらぶら。
この辺の店まわんのは楽しかった。
堀江とかああいう街に雰囲気が似てるからか。


表参道もぶらぶら。Diorが一番きれい。


表参道ヒルズと対決。
商業施設としては及第点以上ものがあるが、申し訳程度に残された同潤会アパートのファサードはうすら寒い。
同潤会青山アパートを破壊した解答としては疑問が残る。



焦がし坦々麺というコピーにのみ惹かれて夕食に決定。
これを共感できる人がもっとまわりに増えれば…。



やはり東京に来たら代々木体育館か東京カテドラルに挨拶に来なければ。ちわす。

鉄板の安藤さんも見に行ったけど、表参道ヒルズと同じ箇所にがっかり。
コンクリートの触り心地がよろしくない。
近作は最高級の型枠を使っていないご様子。残念。

目黒の駅前サウナで一泊。
明日はとうとう直接対決。うし。
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憎んでいたかもしれない故郷

2006年08月09日 | 
学部時代の友人にお声がけをしてもらいちゃっかりゼミ旅行というやつにあいのりしてきた。


えーっと、、名前も覚えられなかったほど印象が薄い。
京都や奈良にもっと感動的なのが山ほどあんじゃんってのが正直な感想。
田舎の小金持ちの見栄より白川郷の合掌造りのような大昔の合理的な回答のほうがよほど興味深い。

じゃあなぜ写真をアップしたのか。
それは写真がよく撮れたから。

やっぱり日本人はえらいってこと。
技術を技量でカバーするあんたとあたしは美しい。

伝統的な町家のような住宅に見られるいわゆる土間というやつはその上部に面白い架構があるくせにすべからく暗い。
とてもではないが素人レヴェルできれいに写真に納められるもんではない。
たいがいが思いっきりブレたり、光量調節がうまくいかずハレーションのような現象を起こしたりしてしまう。

これをプロの技術と機材を使わずクリアする方法がある。
スミダ式という方式である。こと撮影に関してはオギノ式より確実に有効だ。

そう。いつも答えはそこにある。
それは理解できるのに実践できず、これほど強く気づかされた経験も他に無い。

そして上の2枚がスミダ式で撮られた写真。

※ちなみにこれを撮影した僕のデジカメははっきり言ってしょぼい。
 最新の現行機種がPS3だとすると僕のはPCエンジン並だ。



この旅行でずっと考えていたこと。
それは今魅力的に感じているこの風景を憎んでいたかもしれなかったということ。

この村で育ったならどうだったろう。
四方を山に囲まれて、しかしインターネットを経由して情報はとめどなく入ってくる。
若い僕はやがてこの風景が憎くて憎くてしょうがなくていたたまれない状態になることは想像に難くない。


そういうことなら大阪の郊外に育ってよかったとも思える。



郡上八幡にて郡上かっぱ祭りの様子。
パフォーマンスをした後に飛び込むという至極単純なプログラム。
台上の赤いスーツの人物は「ハチマンダー」。
彼はアンパンマンの歌のメロディーに郡上八幡への愛を歌詞に乗せ、飛んだ。



彼は飛んだのだ。


故郷への愛が彼を飛ばせた。
それを見て僕は少し震えて涙ぐんだ。
郡上の水、人、町並み。
あぁ、愛せるかもしれない。

彼は郡上市の観光課に勤めているそうです。
彼がいるだけで郡上八幡って幸せな町やなぁと思える。

いっくぞ!愛する町まーもるためー♪

どうして僕は大阪の郊外なんかに生まれてしまったんだろう。
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お別れ遠足

2006年03月16日 | 
ゼミの同期でお別れ遠足。

三重の山中に温泉浸かりに行ってきた。

二時間経って、到着。ランチはフレンチ。
男女向かい合わせに座ってランチ合コン形式。んまかった。

その後、手作りパン教室。
はじめはペアで生地作り。トリックスターは5分で飽きた宣言。
無視して僕は黙々とこねた。こねくりまわした。
うーん。すごい大変でパン職人目指すんは無理かも。

焼き上がるまで、入浴~。
露天風呂は相当気持ちよかった。でも女風呂とは完全に縁切りされてるのでしょうもなかった。
僕のケツ入り全身写メを竜さんがゼミのメーリングリストで回す。まぁ、美しいからいいけど。うちのゼミは半分以上女性なので裁判に備えましょう。

風呂出た後は小一時間ほっこり。帰りたくねー。

パンを受け取り、帰路へ。

雨の山道をひたすら走る。他愛もない会話が続き、とても幸せな気分。
このまま何処にも着かないままでもいいかも。全員同じ車に乗ってるのはいいなぁ。

晩ご飯は奈良で回転寿司。
うちのテーブルは5、4、4、4皿と、およそ成人の食う量ではない。うち男子2名だよ。皿はトリックスターが一番多い。そして4人の無作為に取った皿の8割がさび抜きの皿。の割りに結構長居した最高のお客です。

おもしろかった。またこの面子で旅できる日はくるんかなぁ。
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ゼミ旅行in湯郷2

2005年12月04日 | 

朝ごはん~。


トピックスはこれ。黒豆の納豆。んまい!
全部で結構なヴォリュームでしたがペロリ。ごちそうさま。


出発まで2時間。ロビーでコーヒー♪
ガラスの天板に映るブラインド。本日は曇り。

時間があったから旅館の周りを散歩。先生には犬猿の仲やと思われてるけど、二人で行くなどトリックスターとは案外仲がいい?

温泉街にはありがちな娯楽施設発見。表現がストレートな看板なので自主規制。笑
ひとつ奥の看板の前に立ってくれるよう依頼するも「絶対イヤ!」とのこと。
もっとストレートな表現の為、このことで彼女に訴えられたら勝てる気がしません。
こういうのも最後かと考えるととても大切な時間に思えた。天気悪いけど楽しかったし。


茶室建築。次の目的地に着くまでに見つけた。はり出し具合がいい。うん、いい。


さてこの建築は何でしょう?分かったあなたは建築中級者。


答えは閑谷学校。
石塀が完璧なんです。敷地をぐるっと七百ウン十メートル囲っているそうな。
じゃあ行くしかない。資料館の西側からアプローチ。時計回り。


そしたらあまりない視点を得られた。いい。現地に来たらこれを見なきゃ。


写真では分かりづらいけど、約25%の勾配。雨で濡れてて相当怖い。
龍の背中や大蛇を思い起こさせるうねり具合。
敷地の東側に着いたときに立ち入り禁止の立て札があった。
写真であの構図ががないわけです。
アプローチの妙やね。西側から登ってよかった。


聖廟の西側の空間。なにもないけどなにかある。

帰路へ。
雨雲に向かって走っていく。神戸あたりで追いついて視界がめちゃくちゃ悪くなって結構怖かった。途中で雹が降ってきたし。ガンガンガンガン!って。
何とかかんとか予定よりも少し早く大学に戻ってきた。

んで、大学近くの飲み屋で打ち上げ。

スーパー眠たい。


4回生とゼミパーカー。このメンバーでよかった。
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ゼミ旅行in湯郷

2005年12月03日 | 
10月に行くはずが、カニを食いに行くはずが、いろいろなハプニングに見舞われて12月の頭にやっとゼミ旅行。やったね。

レンタカー3台総勢21名でレッツゴー。
9時半に出発して12時には美作総合運動公園に到着。
ここはかの有名な岡山Belleのお膝元なのです。体を動かして親睦を深めます。

trokとペアを組みバドミントンのリーグ戦。

あんまり覚えてないけどたぶん悔しがってる。天仰いでるし。
2回目のリーグ戦も結局負け越したしなぁ。そんときのペアはayaやったし。
停戦協定を結んで共闘するも、普段の息の合わなさが存分に発揮された。苦笑


背番号~そめてゆく~♪というコブクロの歌が聞こえてきそうな情景。
影の長さが季節を物語る。

そして旅館に到着。カフェが融合したまったく新しいタイプの旅館、だそう。
デザイナー入れて甦りを図ったんでしょう。ミッドセンチュリーモダンテイストがふんだんに感じられる。

イサムノグチのakariシリーズ。でかっ。下宿先には向かないサイズ。

部屋の畳は琉球畳。天井も竹の編みこみのパターン。
しかし全部フェイクの材料。若い人は本物もフェイクも見分け付かんのかなぁ。
そーいうのわかる日本人が多くなるともう少し豊かな社会になる気がする。


勢いは止まらない。風呂場でジョージ・ネルソンはっけ~ん。
ジョージ・ネルソンのプラットフォームベンチ。
女風呂にはあったのか?それとも別の椅子が!?
トリックスターに聞いてみたら「相変わらず好きやなぁ」と一蹴。
答えになってねーよ!

かごが約50個にたいして洗い場が5箇所。だから皆素っ裸でウロチョロウロチョロしてた。
露天風呂では研究室のメンバーがペチャクチャと。全員の会話を制して、露天風呂の楽しみ方をレクチャー。
無事、露天風呂のライブ感を得ることができた。


晩御飯~。この後に天ぷら、ヤマメの塩焼き、黒豆ご飯、フルーチェが出てきた。
大満足!


12月が誕生日の3回生が2人いて、お祝いしてあげる優しい先輩です。


ふぅー。


ロビーでジャズピアノの演奏。いい感じ。

この後、部屋で呑みなおして、修学旅行でおよそ行なわれるであろうことは全部したかな。最後やしね。
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自然学校4日目

2005年10月06日 | 
例によって5時半起床。


早朝から霧がすげー。雲海。まさに雲海。食堂より。


だもんでお茶を入れるnaomiリーダーのテンションもめっちゃ高いよ。


今日の午前中は林業体験。スーパーご機嫌のmiyukiリーダー。
長靴が黄色い。お言葉ですが、それは子供用です。ふ、不憫だ…。笑
加えてジャージが大変お似合いにならない。こんなにジャージ似合わん人初めて見たよ。


続いてヘルメットがお似合いにならないshibaリーダー。いや、ある意味似合ってる。ゼネコンの設計監理の人な感じ。


やっぱ長靴で泥んこぐちゃぐちゃ歩くんは楽しいよなぁ。


どうして林業体験をするのか。なんで森の整備をしないといけないのか。
みんなちゃんとおじさんらの話分かったかな。
人間が手を入れないと森は荒れるんや。天然やと思いがちな日本の風景の多くは二次自然なんだよ。


ささ、講師のお姉さんの話しを聞いてレッツカッティング!
木が倒れる画がほしくて、必死に動画撮ってたら若干うっとうしがられました。
よし、みんな怪我せんように気ぃつけてよぉ。


自分らで伐った木は自分らで運び出します。


窓格子によりインターフェース上に映し出された映像に見える。現実と仮想の境界はどこだろう。
このときお弁当を待っています。えらいさんが大挙して来るらしくって食堂はバタバタ。
約束の時間に僕らの弁当できてましぇん。何事や!


そしてゴシゴシ長靴洗い。


午後の活動は焼き板作り。杉板の表面をバーナーで焼きます。大人の仕事。
ゴォォォォ。楽し~。自分のペースでできるし、この作業。めっちゃ良かった。


背中で語る。
実際、yanoカメラマンなしに僕らの自然学校は語る術を持ちえません。
この時点まででも数え切れないくらい助けてもらってます。
この人のように歳を重ねたい。


焼き杉板をたわしですすを落とします。そんで古タオルでひたすら磨く。この磨き具合でほんまにぴかぴかに仕上がります。


ぴかぴかに磨いたら、naomiリーダーに絵の具をもらってデザインデザイン♪

リーダーたちも作りました。yoshi-kリーダーは上手だと褒められた。


館長さんが沢蟹を持って登場。これが彼の本領なんだそう。この人自由や。俺も自由に生きたい。


空、山。大いなる自然の造形。
どこまでもどこまでも視線が抜け視界が広がっていく。
そんな体が震えるくらいに気持ちいい風景の一番手前。
何だお前は!この場所の柵を何でコンクリートで打ってよく見かける木のような俗っぽい仕上げになってなってしまうのか。憤りを感じる。
知らぬが仏、とはよく言うものの本当にこれでいいのか?
違うものは違う。そういう判断ができないとやっぱりあかんと思う。


そう。こんなに雄大なんだゼ。みんなが施設に入ってからこれを15分くらいボォーッと見てた。
風がそよいで雲が揺れる。めっちゃいい時間やった。疲れ取れたよ。
身を委ねれば自然は受け入れてくれるよ。


夜の活動はナイトハイク。まさに満天の星空。
吸い込まれそうな吸い込まれてもいいと思えるような夜空。
芝生に寝転がって真上を見ると空しか目に入らない。
やべ。泣きそうや。
俺も俺の悩みもちっぽけやなぁ。


その夜の打ち合わせ。翌日のキャンプファイヤーで僕は火の神様に任命される。
んで、リーダー5人で出し物をしろとの指令が下る。

ということで、火の神様とその奥様が降臨した。おいしそうにボスを飲む二人。
奥様は相当眠そう。てか、寝てる。話し終わってないぞ、ゴルァ!

ただでさえ睡眠時間短いのにぃ。リーダーだけの打ち合わせは続いて3時間後にゃ起きなあかん。ふー。
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