trial and error_少年・建築・探偵

近畿圏で建築を学ぶ人の日常。よしくんにっきリターンズ。

セルシオ

2009年06月30日 | 日常
おデブの階段をひとつ上ろうとしている。

かつてない危機感を覚えた僕は、ヘルシア緑茶を飲んでみることにした。


1週間飲み続けると、どうしたことか。
食える量が減った。また逆に戦慄を覚えた。これからまさに夏バテと戦うために食わないといけないのに、食えるキャパを削られるのは正直こわい。

なので秋口からまたヘルシア緑茶飲みます。


デブはいやや。
「ガタイがいい」のと「デブ」とのボーダーラインのさらにど真ん中を俺は行きたい。


建築結社YSSKの看板背負わしてもらってる以上、細マッチョにもなるわけにいかんし。


あ、こないだTKの店員に間違えられた。
今まで服屋の店員さんに間違えられたことなかったから、うれしくてニヤニヤしてしまった。

どうもサッカージャマイカ代表のジャージをオシャレに着こなすぽっちゃりTK店員です。



大学4年のころ、深夜の東大阪で白のセルシオに追われて轢き殺されかけたのは、また別の話。
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オリーブ?

2009年06月26日 | 日常
日曜日、心斎橋でお買い物。
カワチ89thアニバーサリー。パレットクラブ会員にはご優待ハガキが届く。去年までハガキだけでスケッチブックくれたのに、今回1000円以上のお買い物の条件付き。
よさげなスケッチブックが2冊セットで1071円。
まてよ。スケッチブック貰うためにスケッチブック買うの?しかもハガキで2割引やからもらえへんで。
全然あかん。てか、もう全然いらん。

いろいろと見てまわり、夕飯には鶏的なものをいただく。うめぇ。


近くで前述の松坂世代の美人のお誕生日を祝う会が催されているということで、相方を店の前まで送り届ける。

ご挨拶くらいはと思っていたが、お姉様方に促され結局参加することに。

エアコンさえアースカラーに塗装されたイタリアンのお店。お三方ともワインを飲んでいらっしゃる。

世界に名だたる下戸である僕だが、この面子でさすがに1杯めからジンジャーエールは頼めない。
まして女子だらけの中でカシスオレンジも頼めない。

各方面の与条件を満たすベストオーダーはシャンディーガフしかない。

「お飲みものはいかがなさいますか?」

「シャ、シャンディーガフください(ジンジャーエール多めで。←切実な心の声)」


鶏的なものにて腹パンで参加したが、お気遣いいただきピクルス系やパスタなどオーダーされる。

とりあえずタイガーバームのTシャツをいじられたり、相方が僕のあだ名「松尾スズキ」について説明したり。

みなさんの会社の話になると、僕は少しついていけない。
しかしその都度、説明してくださるお姉様G。ありがたい。でもお気になさらず話を続けていただいてよかったのに。ありがとうございます。

そのお姉様G(松坂世代の美人とは違う人物)は、昭和の言葉の使いこなしっぷりはもちろん、その所作、立ち姿からただならぬものを感じていた。
なんか彼女の半径15メートル圏内はミュージカルが始まりそう。


オーダーしたものもテーブルに並び、談笑していると店員さんが声をかけてきた。
「あの~、ご注文いただいたオリーブはまだ来てませんよね?」

G姉さんが「え?きてますよ」

僕のシャンディーガフにそっと手を寄せ、はっきりと一言。

「おビール」


一同、爆笑(店員含む)。


お水だの地方旅館のコンパニオンだのボロクソに言われて、80年代のアイドルのようにキャピっと小さな両の握りこぶしをあごにあてる仕草がかわいすぎる。

楽しい夜。


背中がザックリ開いた服を来ていらした色白の松坂世代の美人。
帰り、こうこうと明るい地下鉄構内。お店は薄暗くてわからなかったが、ほんのり桜色になっている背中。
ドキドキしました。ずるいス。
そして、あざす。

ええ夜や。
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金髪豚野郎狂騒曲

2009年06月09日 | 日常
昨年12月の始めにカゴス(後輩)から電話がかかってくる。なかなか珍しい。

どうも大規模な忘年会、いや、暴年会を開くらしい。そのお誘いである。
実際その日程は、先約があったのだが「○○ちゃん(僕のお気に入りの女の子)が来ますよ」を殺し文句にまくし立ててくるので、予定の調整を約して電話を切る。
殺し文句はそこまで響かなかったのだが、カゴスは年明けに海外転勤が決まっていたので、ぜひ会っておきたいと思い、力づくで予定を空けた。

後日、ご招待のメールをもらう。どうもドレスコードがあるらしい。
「ラグジュアリー」がテーマで、Tシャツ、Gパン、スニーカー、リュックはご法度だそう。

もうくるぶしソックスだけ履いて裸で行くしかないじゃない。
体格の合うおしゃれフレンドにかっちょええジャケットなど借りようか、などと考えていた。

はたと気付いた。僕は前提から間違っていることに。

そんなことをしてカゴスが喜ぶものか。カゴスが僕に求めているのはもっと別のものだ。

幹事であるカゴスの喜ぶ顔が見たい。何か餞別に替わるようなことができないか。ただそれだけを考えることにした。


カゴスの笑顔、ラグジュアリー、僕という人間。
そして思い付いてしまった。2008年にしか出来ない出オチ。
そう、「金髪豚野郎」である。

あぁ、もうやるしかない。思い付いたからには、やらなければ僕は僕でいられない。

金髪といってもスプレーやウィッグ等でお茶を濁すことなどできない。うすら寒いだけだ。

脱色して本当の金髪にするのだ。そうでなければカゴスは喜ばない。
僕の決意は固かった。


問題はいつどのように金髪にするか。
28日の暴年会に間に合うように逆算して計画を固めた。 が、いつでも計画にイレギュラーは発生する。
一週間前には金髪にしようと思っていたが、26日に内定をもらった設計事務所の忘年会が入り、リスクが高まる。
なのでブリーチングは26日の深夜からすることにした。予定的にキワキワである。
はたして一発で金髪になるのだろうか。不安がよぎる。


26日、深夜
肥後橋での忘年会から帰宅。
妹に手伝ってもらい生まれて初めてのブリーチ。
兄妹でなにか共同作業をするのはこの20年で初めて。

確かにみるみる黒が抜けていく。が、洗い流してみると、明るい茶髪止まり。

翌朝10時に二度目の脱色を約して、午前3時就寝。

27日、朝
2度目のブリーチ。ぐんぐん色が抜け、明るい金髪になり、ホッと胸を撫で下ろす。妹がケタケタ笑っている。
が、しかし夜は京都で院の同窓会のはずだったのだが、栄転が決まったポスドクの先輩の送別会になり、先生も来るそうだ。
この輝く頭は気まずい。同期で唯一フリーランスってか、プータローやし。

1日黒髪戻しスプレーをふって京都へ。
一乗寺の名店「いちなん」にて、まさかのモツ鍋。焼肉のお腹になってるのにぃぃ!
でもモツ鍋クソうまい。taktion、グッジョブ。

竜さん家にてYSSK TIME2本録り。


28日

午前中に自宅に戻り、忘年会の準備をする。
この日のために買った黒のハンチングを被り出かける。

心斎橋のイタメシ屋さん。
同期はarataのみ。あとは後輩40人。
明るい揉み上げと襟足に気付かれ「ちょっと、ちょっと!」と後輩に帽子を取るよう促され、ゲラゲラ笑う人あり、目を丸くして驚く人あり、冷静に社交辞令述べる人あり、と多種多様なリアクションを楽しめた。

当のカゴスはと言うと、僕の努力を認めて一定の評価をしてくださった。喜んでくれてた、と思う。

しかしredの評価は覆らなかった。まだ僕がカゴスのことが好きだとは認められないらしい。厳しい。ここまでやってダメなら、もうカゴスのためにこの命差し出す以外に方法が見当たらない。
もしそんな状況があれば善処したい。


29日

楽しすぎて終電を見送ってしまう。
久々のカラオケを堪能。

そして仕事納め。スプレーふって出勤。そして寝てない。
この日は営業さんしか出てこないと思いきや、課長出勤してるよー。
お前は中学生か!言うて怒られる。えへへ。

大好きな経理のお姉さんに、バンドでも始めたんですか?ふふて言われる。かわいい。

よいお年を~言いながら会社を後にする。
mamirinルームへ行く前に銭湯でスプレーを完全に落とす。マッキンキン。
買い出しに出てるというMY SWEET annaと合流する。
みんな笑っていたが、mamirinが本気で僕の金髪を嫌がっている。早く黒に戻そう。
この夜のメインはお鍋もそこそこにみんなでオールザッツ漫才を見ること。連日の疲れからか、言い出しっぺにもかかわらず開始15分で大爆睡。


30日

起床してトリックスターと一緒に部屋を出る。
昔のバイト先に行くからついてきてと頼まれる。何で俺が?めんどくさいやんと断ると、キャラメルマキアートをおごってくれると言うので大人しくついていくことにする。

やめて1年経つのに顔見知りばかりらしい。
約束どおりキャラメルマキアートをおごってもらう。

帰り道、「俺連れてってよかったん?」と尋ねる。
「何で?」と彼女。
「や、インド人みたいなのの次の彼氏は金髪豚野郎やとみんなに思われてんで。しかも俺金出そうというそぶりを一切してないし。ヒモやで。金髪ヒモ豚野郎や。」
アハハと彼女が笑う。


改札入って切符をしまおうとして手を滑らせて、ほとんど飲んでいないキャラメルマキアートのトールを豪快にひっくり返す。
トリックスターは怒っていたが、僕は思いきりのいいこぼれっぷりがツボに入り、笑いころげる。

ヒーヒー言うてひとしきり笑った後、駅員さんにごめんなさいする。
笑い涙を拭きながら、半日後に会うことを約してトリックスターと別れる。

忘年会ロード最終章、お世話になってるcacamoto家へ。
山奥のため駅からバスで4~50分。この時点での僕にはハードルが高い。
近過去に2回ドタキャンし迷惑と心配をかけている。
能勢電山下駅から電動アシスト付き自転車を借りて走る。
なんのことはない。30分で着いた。すげーうれしい。

金髪でcacamoto家に入場。やたらうすいリアクション。101が事前に言うたらしい。最悪。
誰にもなんのメリットもない。黙ってたらお前もみんなの新鮮なリアクション楽しめたんちゃうん?お前が言うたときヤヤウケですらなかったやろ。ほんま考えられへん。


遅れてきたchieとgorieは僕の頭を見て声をあげて驚く。ええ子らや。
gorieはともかくやっぱchie好きやぁ。
chie誕生日おめでとう。

yaeの大きいお腹に人体の神秘を感じ、ひそかに深く感動する。

cacamotoくんのもてなし力に感服しつつ、昔話に花が咲く。やっぱええね。


31日

1人帰り2人帰り、僕も帰ることにする。

101とcacamotoくんがお見送りに出て来てくれる。
みんなバスなのに僕だけ電動アシスト付き自転車。
特に何も言葉はなかったけれど、送り出すときのcacamotoくんの優しい目は「来てくれてありがとう。来られてよかったな」と語りかけるようで、帰りの山道を走りながらこらえきれず泣いた。
あったかくてうれしくてありがたくて僕は泣いた。

そんな金髪豚野郎狂騒曲。
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松坂世代の美人

2009年06月07日 | 日常
自他共に認める女好きであり、美人に気後れすることもなく、常に攻めの姿勢を崩さない僕にも、インハイ(内角高め)がある。
それは年上である。

たっちーさん(第33回YSSK TIME「マクドナルド」参照)に始まり、ここ10年ほど松坂世代(年齢にすると2つ上)の女性、とりわけ美人に縁がある。そして好きである。

先日、松坂世代の美人とお食事をする機会があった。
合流して5秒で告白するなど滑り出しは上々だった。

店に赴き、料理はおいしく話もはずんだ。


そこで小ネタの一つである「渡辺謙との邂逅」をお話させていただいた。
内容はそこそこに、渡辺謙のことを「KEN WATANABEが~」とハリウッド映画の予告編のように連呼するというのがこの話のキモである。
キモであるのだが、僕はひよって「ケン ワタナベ」とひっくり返しただけで普通の発音で続けてしまった。

話が終わってすぐ同席していた相方に「え、なんでいつもみたいにKEN WATANABE~って発音せーへんかったん?」と言われた。

「や、ちょっと遠慮して、ってかビビッてん。」と僕。

「どゆこと?」と松坂世代の美人が食いつき、事の次第を説明し申上げる。

「じゃあ、そうやって言ってくれたらよかったのに」と松坂世代の美人が微笑んだ。最高。

しかしどうしてこうも実力が発揮できないのか。
今回に限っては、松坂世代の美人であることに加えて、好みのタイプとしてドンピシャだということで、あまりにも狙い球すぎて肩に力が入り、大振りになってしまったのだろう。

力を抜いて振りはコンパクトに、小賢しくやっていきたい。
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YSSK TIME EXTRA 「BOY MEETS GIRL」

2009年06月04日 | 少年建築探偵団
建築系ポッドキャスト『YSSK TIME』の実験企画、YSSK TIME EXTRAです。

今回のYSSK TIME EXTRAは「BOY MEETS GIRL」です。
つ、ついにYSSK TIMEに女性パーソナリティーが登場します。
必聴です。お聞きのがしなく。

トピックは「京都この味デブグルメ ~カフェ編~」です。
人気企画のスピンオフにてプログラムを組みました。
この番組が貴方のすばらしい京都カフェライフの一助となることを祈念しております。


YSSK TIMEはデレデレの建築系ポッドキャストです。


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YSSK TIME EXTRA 「BOY MEETS GIRL」


京都の建築デブとケンチク京女が全世界の建築デブに向けて配信しています。


ポッドキャストをダウンロードして、どうぞお手持ちのMP3プレーヤーに入れて街中でお聴きください。
通勤通学のお供に。ワンランク上の移動時間に。


建築結社YSSKは建築系ラジオに応援されたいです。


建築結社YSSKは貴方のご意見・ご感想・ご批判をお待ちしています。
yssk.archi@gmail.com
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第45回YSSK TIME「建築夜食王」

2009年06月01日 | 建築
建築系ポッドキャスト『YSSK TIME』第45回めの更新のお知らせです。

<建築学生さん新学期応援キャンペーン>第3回です。

そして第45回めの今日のトピックは「建築夜食王」です。
建築学科生さんにつきものの徹夜作業。徹夜のおともとしての夜食について語ります。
今夜、建築夜食王・夜食オブ夜食スが決定します。


YSSK TIMEは建築系ポッドキャスト寄りです。


keywords:建築デブの本懐、徹夜作業、アーモンドチョコレート、糖分、おにぎり、日本人の心、日清カップヌードル、超王道、コロコロ肉、CCレモン、珈琲、ハゲの単騎待ち、干し芋、腹持ちがいい、夜食オブ夜食ス、夜食オブ夜食スって言いたいだけ



http://yssk.seesaa.net/





バードハウスの建築家展
http://birdhousearchi.com/
※展覧会レポートに我々のものも含め出展作品がアップされています。そちらもあわせてどうぞ。


京都の建築デブが全世界の建築デブに向けて配信しています。


ポッドキャストをダウンロードして、どうぞお手持ちのMP3プレーヤーに入れて街中でお聴きください。
通勤通学のお供に。ワンランク上の移動時間に。


建築結社YSSKはずぼり建築系ラジオを応援しています。


建築結社YSSKは貴方のご意見・ご感想・ご批判をお待ちしています。
yssk.archi@gmail.com
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