trial and error_少年・建築・探偵

近畿圏で建築を学ぶ人の日常。よしくんにっきリターンズ。

第36回YSSK TIME「2008年を振り返って」

2008年12月31日 | 少年建築探偵団
建築系ポッドキャスト『YSSK TIME』第36回めの更新のお知らせです。
第36回めの今日のトピックは「2008年を振り返って」です。

2008年を駆け足で振り返ります。
今年も一年お付き合いいただきありがとうございました。
すべてのリスナーの皆様に感謝です。


YSSK TIMEは建築系ポッドキャストです。


keywords:M-1グランプリ、NONSTYLE、オードリー、手数、密度、グラフィックデザイン、コンテンポラリーアート、リーマンショック、デベロッパー、ゼネコン、内定取り消し、大学院修士一年、一級建築士受験資格、実務経験、就職氷河期、六花亭コンペ、中山英之、建築系ラジオ、ぽむ企画チルドレン、スーパーリスナーK


http://yssk.seesaa.net/


京都の建築デブが全世界の建築デブに向けて配信しています。



ポッドキャストをダウンロードして、どうぞお手持ちのMP3プレーヤーに入れて街中でお聴きください。
通勤通学のお供に。ワンランク上の移動時間に。


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建築結社YSSKは貴方のご意見・ご感想・ご批判をお待ちしています。
yssk.archi@gmail.com
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髪の毛の色

2008年12月27日 | 思考
アイドルがインタビューなどでよく「自分の体で好きな部分はどこですか?」という質問をされることがある。

もちろん僕はアイドルではないが、その質問をされたなら「髪の毛」と答えるだろう。
コンプレックスの搭載数は、ゆうに千を超える僕だけれど、髪の毛はコンプレックスどころか好きなのである。

褒められたことはあってもイジられたことがない。直毛で豊かな毛量なのでイジりようがない。
質感も柔らかく、触ると気持ちいいらしく、同期のチャーさんなどはビリケンさんの足の裏を撫でる観光客のように毎度僕の髪を愛でる。
悪い気はしない。


一番気に入っているのが髪の色だ。一見黒髪だが、光があたると赤みがかった茶色がはっきりとわかる。

そのせいで中学の入学式の後に呼び出され、生徒指導担当でもある担任に職員室で怒鳴られたことがある。
黒く染めろと言われたけれど、自毛なのでとそれを固辞した。


猫も杓子も茶髪の時代、黒髪でも茶髪でもない自分だけの髪の毛の色が好きだった。
だから髪の毛を一度も染めたことがないし、これからも染めるつもりはない。

それが決定的になったのは、大学に入ってからだと思い返される。

大学ではじめて好きになった人が、僕の頭で遊ぶのが好きだった。
※因みにその人物はここの読者さんは誰も知らないです(101以外)。

その彼女に髪の色を褒められ、どうやって染めたのか聞かれて、自毛だと答えた。すると彼女は驚き、僕の頭を撫で回した。
それ以来会うたびに猫にじゃれるみたいに、無邪気に僕の頭をおもちゃにしていた。


初めてのお付き合いをした子に面影が重なる彼女に、淡い想いを抱いていた。
それ以上のことは何もなかったからこそ、いい思い出なんだろう。



だから僕は自分の髪の毛の色が好きだ。
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バランス感覚

2008年12月25日 | 日常
この10年、女好きだといわれなき事を言われ続け、自分でもそうなのかとある種洗脳のような状況が作られている。
それに付随する内容の罵詈雑言も浴び続けてきた。


年賀状の送り先をズラーッと書き出してみた。
もしや女性が大多数を占めるのではないか。そんな懸念が頭をよぎった。

目上の方や、会社・団体を除いた年賀状を送る友人の数を集計してみた。
その数は46。

そしてそのうち女性の数は23。
なんと過半数を割っているではないか。


数字は嘘をつかない。
とてもよいバランスの交友関係。

僕が女好きでないことが証明された瞬間だった。
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touch droog

2008年12月24日 | 日常
雨降ってるし、異様に暖かいしで、日曜は展覧会日和。

中津にあるPantalonというギャラリーで開催中の「touch droog」展を見に行く。

最近知り合ったインテリア関係の人に教えてもらい、覗いてみることにした。


しかし、ひとり。
知ってたけど、友達がいないことをまた知る。



戦前からの焼け残った町家の改装系ギャラリー。ほんまにあるんかよというところにやっと着いた。
界隈は7~8年前の中崎町みたいな感じやね。


droog(ドローグ)ってのはオランダのデザイン集団。関西では初お目見えらしい。


予想以上におもしろい。
ワクワクしたり、ハッとしたり、楽しいデザインが小さなギャラリーにギュッと詰まってる。


これを教えてくれた子が会場にいて、搬入作業もしたらしく、裏話も含めてほとんどの作品を紹介してもらった。


心が動くいいデザインに会えるとほんまに楽しい。
おおげさやけど生きててよかったとさえ思う。
まだ生きていようと思える。
ええ年の瀬ですな。


そんな出会いが来年もたくさんありますように。



展覧会は28日までやってます。
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クズ飲み

2008年12月20日 | 建築
アウトローのおデブちゃんズで飲もうという非生産的な企画。
即決。
イベントの正式名称は「クズ飲み」。

参加資格はアウトロー且つデブ。
いずれ劣らぬ猛者が集う。

しっかし全員見事にアウトローやなぁ。
まぶしすぎて泣けてくる。


岩山海に行こうと思ったけど、一人が生魚食えないことが発覚。
どうやってその体型維持してきたんや。

ということで、焼き肉屋。


ホールの韓国人店員、肉持ってきてくれた時、何も言うてくれへん。
何の肉やねん。


ユッケジャンスープうまかった。

終始クズトーク。

締めは南海改札前でコーヒー会議。
地べたに座る。何年ぶりやろう。
我々はちょうどジベタリアンと呼ばれた世代です。

最後にやっと建築の話しました。楽しかったぁ。

第二回も近日開催予定?
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生きるって

2008年12月19日 | 日常
生きるって金がかかると思いながら、かれこれ4月から片っぽからしか聞こえないiPodを我慢して使い続けている。

使い古したレコードのように、ついに音が飛び始めた。


……たは~……かぁの~………ぬひっ………ぉお~……


てな具合で音楽を聞こうとすると多大なストレスが生じる。
限界である。


しかし年末に控えている5日連続の忘年会に耐え得る体力を今、iPodに持っていかれるわけにはいかない。
なぜなら6日連続になりそうだからだ。


ビールが1杯100円にな~れ!
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腹ペコ

2008年12月17日 | 日常
先日、ポッドキャスト(YSSK TIME)にて僕自身が腹ペコ(=ホルモンファン)であることをカミングアウトした矢先、衝撃的なニュースが飛び込んできた。

ナヲ姉の結婚である。

今年はラッシュだったので今さら誰が結婚したって驚かねーよと思ってたけど、驚いた。


おめでとうございます。


やっぱりちょっとショックやなぁ。


ダイスケはんみたいなかっこいい男になって、ナヲ姉みたいな嫁はんもらいたいと思ってるからなぁ。

ナヲ姉はともかく、ダイスケはんみたくなりたいってのはけっこうマジ。
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第35回YSSK TIME「メッセージ紹介」

2008年12月14日 | 思考
実は僕、建築結社YSSKの主宰なんです。

建築系ポッドキャスト『YSSK TIME』第35回めの更新のお知らせです。
第35回めの今日のトピックは「メッセージ紹介」です。

ついに!YSSK TIMEにメッセージが寄せられました。
ありがとうございます。
建築学生さんから投げかけられたメッセージに我々なりに真摯に答えたつもりです。


YSSK TIMEは建築系ポッドキャストです。


keywords:メッセージ紹介、マキシマム ザ ホルモン、肉に撃たれて眠りたい、主宰は腹ペコ、八戸ノ里ドライビングスクール、fmosaka、西洋建築史、日本建築史、近代建築史、知識の体系化、時代の接点、師匠と弟子、ル・コルビュジェ、前川國男、坂倉準三、吉阪隆正、工部大学校、ジョサイア・コンドル、辰野金吾、フランク・ロイド・ライト、遠藤新、土浦亀城、日本の近代建築、(上)幕末・明治編、(下)昭和・大正編、藤森照信、岩波新書、石田潤一郎、中川理、昭和堂


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ザクとは違うのだよ、ザクとは!

2008年12月14日 | 建築
12月10日配信分の建築系ラジオ、徹底討議コンペを考える「どうすればコンペに勝てるのか」(基調報告:五十嵐大隊長、ぽむ企画平塚師匠)にて、なんと!
昨年提出した僕のコンペ案(ユニオンの超豪邸)の講評をしていただきました。

感激です。年間ゆうに千以上の学生の作品を見ているであろう五十嵐さんの印象に深く残っているというだけでも光栄ですが、投げたメッセージがストレートに届いていることがわかり嬉しく思いました。


一年前、表彰式は東京でした。
症状が大きく後退したばかりで、各停に乗ることすら難しい。
京都駅で、新幹線の改札を越えられず、悔し涙を浮かべたまま立ち尽くしていました。
情けなさを胸いっぱいに溜め込んで、溢れた分は気がおけない人にぶちまけて、修士論文の執筆作業をしていました。


会ってみたい、お話してみたいと思っていた五十嵐太郎に会える、話が出来る。
そのチャンスを見送る。

心と価値観がぐらぐらと揺らぐ。
足元が覚束ない。
目の前の景色が霞む。


その時の最悪の気持ちが、最高の形で報われることになったことは本当に嬉しい。


講評もYSSKTIMEの売り込みも考えもしない形での実現に、少し口の端が上がってます。
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第34回YSSK TIME「アンビルト・ムラノ」

2008年12月07日 | 少年建築探偵団
建築系ポッドキャスト『YSSK TIME』第34回めの更新のお知らせです。
第34回めの今日のトピックは「アンビルト・ムラノ」です。

只今絶賛開催中の第10回村野藤吾建築設計図展の見どころについて、お話します。
今年のテーマは「アンビルト・ムラノ」。実現を見なかった村野建築が取り上げられています。
図録の装丁、エクストリーム・ムラノについて熱を入れて喋っています。


YSSK TIMEは建築系ポッドキャストです。

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keywords:第10回村野藤吾建築設計図展、アンビルト・ムラノ、アンビルドじゃないよ、京都工芸繊維大学、美術工芸資料館、村野展クオリティー、村野クオリティー、エクストリーム・ムラノ、村野独特の詳細図


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第10回 村野藤吾建築設計図展
「アンビルト・ムラノ」

案内文
 村野藤吾は、200以上もの優れた建築作品を遺した、多作の建築家として知られています。しかしその多作の背後には、建物として実現することなく図面上の計画だけに終わった、数多くのアンビルト作品がありました。


 第10回となる今回の村野藤吾建築設計図展は、アンビルト・プロジェクトに焦点を当てます。京都工芸繊維大学が所蔵する村野の図面資料の中から、ダンスホール(1933年)、中山製鋼所附属病院(1937年)、橿原丸(1940年)、宇部図書館(1949年)、東京都庁舎(1955年)、志摩グランドホテル(1973年)、文教学園仁愛講堂(1984年)など、戦前から晩年にかけて計画されたものの実現しなかった18作品を選び、図面やスケッチ、そして模型を新たに製作し展示します。


 村野藤吾は、生前から建築家として高い評価を受けていましたが、近年再評価が進んでいます。今回の展覧会で取り上げる作品は、これまでほとんど知られていないものばかりです。この展覧会を通じて、知られざる村野作品や未だ建てられざる村野像を提示し、村野の新たな可能性を探りたいと思います。


展覧会概要


 第10回村野藤吾建築設計図展

 テーマ:
 「アンビルト・ムラノ」

 開催期間:
 2008年11月25日(火)~12月26日(金)(日曜・祝日は休館)

 開館時間:
 10:00~17:00(入館は16:30まで)

 会場:
 京都工芸繊維大学美術工芸資料館(京都市左京区松ヶ崎御所海道町)

 入場:
 一般200円、学生150円、高校生以下無料


 ◎出品予定作品
  ダンスホール(1933年)
  大阪メトロポリタンホテル(1933年)
  西川商店(1937年)
  川崎会館(1937年)
  中山製鋼所附属病院(1937年)
  宇部ゴルフクラブハウス(1937年)
  大丸元町食堂(1938年)
  宇部油化工業(1940年)
  橿原丸(1940年)
  宇部図書館(1949年)
  宇部鉱業会館(1949年)
  八幡製鉄労働会館(1950年)
  飯田家納骨堂(1951年)
  東京都庁舎(1952年)
  福岡文化センター公会堂(1959年)
  志摩グランドホテル(1973年)
  晴山ホテル(1976年)
  文教学園仁愛講堂(1984年)

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※村野藤吾建築設計図展公式HPより転載







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