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<ネットTV>競争火ぶた ソニー米国発売、世界普及に弾み

2010年10月14日 | 日記
 ソニーは日本時間の13日、テレビ番組とインターネットを同時に楽しめる新型のネット対応テレビ「ソニー・インターネットTV」を、米国で16日から発売すると発表した。米検索最大手グーグルの基本ソフト(OS)を搭載したもので、テレビ番組を見ながら、キーボードの付いたリモコンで、動画のダウンロードや検索ができる。米国では量販店などで販売、日本での発売も検討している。テレビにネット機能を搭載する動きは世界的に進んでおり、新たな競争をテコに世界的な普及が進むとの見方が強まっている。【弘田恭子、米川直己、ニューヨーク斉藤信宏】

 「世界で初めて真のインターネットテレビ体験を届けられる。新たな価値を創造したい」。ソニーの石田佳久・ホームエンタテインメント事業本部長は、ニューヨークでの会見で「世界初」を強調、ライバルメーカーに後れを取るテレビ市場での販売巻き返しに自信を見せた。

 「ソニー・インターネットTV」はグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」のテレビ向け改良版によるシステム「グーグルテレビ」を初採用。米インテルのMPU(超小型演算処理装置)も搭載しており、キーボード付きのリモコンを使って、インターネットに接続したり、メールの送受信が可能。テレビ番組を見ながら、簡易型ブログ「ツイッター」(つぶやき)ができたり、動画などのダウンロードや、さらに関連情報を検索することもできる。国内でネット接続が可能なテレビは従来も販売されていたが、見たい映画や番組を探す際にテレビ番組とサイト上の動画を一度に検索できなかった。ソニーの新型テレビは、番組とサイト上の動画などを同時に検索できる。11年初めからはアンドロイド向けソフトも使え、ネット活用の幅がさらに広がる。ソニーが4月に米国で始めた映画配信サービス「キュリオシティ」や、音楽配信サービス「ナップスター」も利用可能で、ソフト販売収入を増やす狙いもある。

 グーグルの狙いはテレビ視聴者をネット広告の分野に引き込むこと。JPモルガン証券の和泉美治シニアアナリストは「グーグルの市場はパソコンが中心だったが、より消費者の目に触れる機会が多いテレビは大きな魅力」と指摘。世界のテレビ利用者は約40億人とされ、パソコンの約4倍。「グーグルテレビ」で検索連動型の広告を表示することで、広告価値が高まる。

 また、10年1~6月の薄型テレビ市場でのソニーの世界シェアは11・5%の3位。価格競争力や独自のマーケティングを武器にシェアを伸ばしたサムスン電子は23・4%(1位)、LGエレクトロニクスが14・1%(2位)で韓国勢に大きく水をあけられている。ソニーはストリンガー会長兼社長が掲げる「ハードとソフトの融合」を体現する高付加価値商品で違いを打ち出し、世界市場での復権を図る考えだ。

 「グーグルテレビ」は今後公開される見通し。ソニー以外のメーカーが採用するのも「時間の問題」(日本の大手電機)と見られ最初の提携相手のソニーが先行メリットを生かせるかが注目される。

 ◇規制多く日本出遅れ

 ネットテレビが日本で普及するには時間がかかるとの見方が強い。ソニーは10月上旬に開かれたIT家電見本市「シーテック」にインターネットTVを出品しなかった。米アップル社や韓国サムスン電子も日本での発売は未定だ。

 背景には、テレビの放送番組をインターネットで配信しようとすると、規制が多いことがある。また、「ネットからダウンロードする手間をかけなくても、映画1作100円など格安のレンタルDVD店が全国に存在している」(関係者)という日本の特殊な状況もありそうだ。ただ、「アップルの新型携帯端末iPad(アイパッド)の発売で、日本の電子書籍事業が一気に加速したように、ネットテレビ事業が普及する可能性はある」(ROAの宋国憲取締役)と望みをかける声もある。

 先行きが不透明な日本を尻目に、世界的にはネット対応テレビは本格普及に入るとの見方が強い。調査会社ROAによると10年には世界のテレビ市場の14%に当たる3420万台、14年には42%の1億3300万台に達する見通しだ。「高速大容量のインターネット回線の普及と競争激化による価格低下で、ネット対応テレビ普及の道が開かれる」(アナリスト)とみられる。

 「わずか99ドル(約8100円)の小さな箱があれば、何千ものハイビジョン映画やテレビ番組を見られる」。米アップルのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)は9月1日、サンフランシスコでの発表会で、テレビとつなげて、インターネットに接続できる新型「アップルTV」を片手に語った。

 初代アップルTVは07年3月に299ドル(約2万4000円)で発売。映画などを内蔵ハードディスクにいくつも保存すると、すぐに容量不足になるなど使い勝手の悪さが目立った。今回はテレビ番組を1本99セント(約81円)、映画は1本4・99ドル(約400円)と安くしたうえ、ネットを通じてレンタルする方式に変更。本体価格も99ドルに大幅値下げした。

 米ネット小売り大手「アマゾン」もインターネットを通じて販売するテレビ番組の価格を9月に1本99セントに値下げ。また、サムスン電子も40型のネットテレビを7万円台と比較的低価格で発売、シェア獲得を狙う。

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 ■ことば

 ◇インターネット対応テレビ

 インターネット接続機能を持ち、パソコンなどを経由せずに映画や音楽の配信サービスを受けたり、ウェブサイトの閲覧や検索、メール送受信ができるテレビ。動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」対応やテレビ電話などの機能はメーカーによって異なる。韓国のサムスン電子やソニーが発売したインターネット対応テレビは、多機能携帯電話「スマートフォン」のように利用者がソフトを自由に追加できるため、「スマートテレビ」とも呼ばれる。

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