林野庁は新年度、国有林をスギの人工林からブナなど広葉樹の本来の植生に戻す事業を始める。 花粉症対策やクマの人里出没対策につなげる狙いがある。 群馬県みなかみ町赤谷(あかや)地域の国有林1万ヘクタールのうち、約2000ヘクタールの人工林をモデル地域に指定する。スギを根元から伐採し、植林はせずに自然の力に任せ、ブナやミズナラなど広葉樹の林に回復するのを待つ。スギ花粉を減らし、クマの餌になるド . . . 本文を読む
鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の火山活動の見通しについて、現地調査を行っている東京大地震研究所などの合同調査班は30日、「26日から3日間の噴火では、過去9か月で増加したマグマの半分程度の噴出物しか出ていない」として、今後、噴火が数週間から数か月にわたって継続する可能性があるとの見解を発表した。 同研究所の中田節也教授らの調査では、火口から約8キロ離れた小学校の校庭で軽石 . . . 本文を読む
アイティメディアでは、ITmediaおよびBusiness Media 誠の各媒体を、iPhoneやAndroid搭載スマートフォンなどのWebブラウザで見やすく表示するサービス「ITmedia スマートフォンビュー」のβ版を12月15日から提供している。 PC版のWebページとは別のURLでアクセスするこのサービスは、「アイティメディアID」会員向けに提供しており、記事本文を閲覧するにはア . . . 本文を読む
ヒトの腸内にすむビフィズス菌は、酢酸を作り出すことで細菌による病気の発症を防いでいることを、理化学研究所などのチームがマウスを使った実験で確かめた。 体によいとされるビフィズス菌が腸内で働く仕組みを解明したのは初めて。27日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 研究では、無菌のマウスに特定のビフィズス菌を1週間経口投与し、その後に、下痢などを引き起こす病原性大腸菌O157を感染させて腸内を . . . 本文を読む
厚生労働省は、人体に移植できるヒト胚性幹細胞(ES細胞)の作製に関する指針を整備する方針を固めた。 患者を対象にした臨床研究へのES細胞の使用を解禁するためのもので、病気やけがで傷ついた組織をよみがえらせる再生医療の実現に向けて動き出す。 ES細胞は、iPS細胞(新型万能細胞)とともに「万能細胞」と呼ばれる。現段階では、iPS細胞より安全性などで優れ、米国では昨年10月から脊髄損傷の患者 . . . 本文を読む
厚生労働省は、人体に移植できるヒト胚性幹細胞(ES細胞)の作製に関する指針を整備する方針を固めた。 患者を対象にした臨床研究へのES細胞の使用を解禁するためのもので、病気やけがで傷ついた組織をよみがえらせる再生医療の実現に向けて動き出す。 ES細胞は、iPS細胞(新型万能細胞)とともに「万能細胞」と呼ばれる。現段階では、iPS細胞より安全性などで優れ、米国では昨年10月から脊髄損傷の患者 . . . 本文を読む
せかにゅ:Android端末を小型衛星に載せて打ち上げる実験が計画されている。「スマートフォンは宇宙でも機能するのか」を調べるためだ。【ITmedia】 ●Android、宇宙へ スマートフォンは宇宙でも動くのか――英サリー大学とSurrey Satellite Technology Limited(SSTL)が、Android端末を小型衛星に載せて打ち上げる実験を計画している。Androi . . . 本文を読む
65歳以上で自分の歯がほとんどなく、入れ歯を使っていない人は、歯が20本以上残っている人に比べ、介護が必要な認知症になる可能性が1・9倍高くなることが、厚生労働省研究班(主任研究員=近藤克則・日本福祉大教授)の調査でわかった。 愛知県の65歳以上の4425人を対象に2003年から4年間、アンケートを実施。この間、介護が必要な認知症を発症した割合は、歯が20本以上残っている人は2・9%。一方、 . . . 本文を読む
日本が有人宇宙船の打ち上げと太陽系探査に備えた次世代3段ロケットの開発を検討している。中国網日本語版(チャイナネット)は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は3段ロケット「H3」を次世代ロケットに定め技術的な検討を始めたと報じた。 主力ロケットのH2A・H2Bなど2段ロケットの基本設計をして30年が過ぎたためだ。2段ロケットを部分的に修正するよりは有人飛行と太陽系探査のような計画に対 . . . 本文を読む
大型ロケット「H2B」などが打ち上げられる鹿児島県種子島宇宙センター射場の発射管制棟で、発射10時間前から約150人の作業員らが地下施設に缶詰めにされる前近代的な労働環境を改善しようと、宇宙航空研究開発機構は管制棟の機能移転の検討を始めた。 発射管制棟は、ロケット打ち上げまでの作業などを指揮する最前線基地。1988年に建設された当時の通信事情から射点から500メートルに設置された。燃料が充填 . . . 本文を読む