感染者数が減少。制限緩和で経済を回す。

人々の行動制限緩和でなんとかもとの経済に戻したい。元の経済がそんなに良いですか。渋沢栄一が思い描いた資本主義経済とはこんなものだったんでしょうか。感染症の蔓延で旅行・飲食・娯楽・サービス業なども含めて、それも大規模な基幹産業が大打撃を受けました。感染者数は減少傾向にあり、医療機関のひっ迫度も収まれば、行動制限を緩和して経済を回す。誰のためでしょう。答えは一部のお金持ちのためですね。感染症が蔓延すると犠牲になるのはまずは貧困層です。地位も名声、ましてやお金はありません。貧困ですから。ではなぜ貧困層が出来たか。それは資本主義経済だからです。ひとつまみの勝ち組、その他大勢の負け組、自由で平等な民主主義ですから誰もが勝ち組になれるチャンスが・・・・。ありますか。競争です。負ければ負け組、貧困です。勝つのはひとつまみです。当たり前です。この国、日本は何ですか。江戸時代から変わっていないし、資本主義社会に舵を取った戦前となにも変わりは無い。雇用問題、労働者派遣法は真に改正されているのか。どうせ政権与党のやることですから資本家に有利な内容でしょう。（お上が農民を土地に縛り付けていたのを、少しアルバイトを認めたような）江戸時代と変わりなく、この国に民主主義はありそうですか。またぞろ経済復興すなわち格差の拡大、いつまで同じ事をやるんでしょうか。貧窮問答歌の歌い手はこの国では一生、その身分から抜けられません。コロナが何かを教えてくれたと思うんですが。