喜劇・・・いや悲劇？

一昨日、父が、
「面白いなぁ～～～みの虫って、糸で降りて来て、また糸で登っていくんやなぁ～～～」
と、報告してきた。

母と私は、もちろん知っている事なので、目が点・・・

仕事が暇だったみたいで、庭をうろうろしてると思ったら、みの虫の観察

その父の様子は、まるで小学生が何か面白いものを発見して、ウキウキしてるようだった・・・

そして、今日のピアノのレッスン。

Ｓくんが、
「先生、見てーーー」
と持ってきたのは、みの虫。

細い枝に、みの虫がくっついている。

どこで、取ってきたの？と聞くと、我が家の庭先なんだそうで・・・

もしや、父の言っていたみの虫かもしれないと思い、
「私の部屋にそれを置いておくわけにはいかないから、元の位置に戻しておいで」
と言って、持って行かせた。

その割には時間がかかる・・・？

おかしいなぁ～～～？
どこまで戻しにいったんだろうと思っていたら、Ｓくんが戻ってきた。

どうも話によると、持って行く途中、ポロッと落してしまい、踏んづけてしまったらしい・・・

・・・・・

と言う事は、みの虫は死んじゃったってこと


小学生Ｓくんと父の違い・・・

父は面白いなぁ～と何度も足を運んで、観察。
一方、小学生Ｓくんは、持ってきて、自分の手元に置こうとした。

これが、大人と子供の違いなのか？
としみじみ思った。

Ｓくんは、無邪気で可愛い行動だったけど、何とも残酷な結末でした。

父の言っていたみの虫だったら、どうしよう・・・

この事実を明かすべき？
それとも、黙っているべき？

みの虫・・・
可哀想に・・・