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霊界通信1(の2) 転生の諸相、紫式部のメッセージ(中篇)

2020年08月26日 | 情報
今回は、前回に続いて、霊界通信、ということで、紫式部メッセージの、中篇を掲載させて頂きます。あ、都合で、メッセージ、(前中後)三篇に分けました。その中篇です。霊界で、楽しく過ごしておられた紫式部に、最近、ある事件(?)が起きます。そのお話から、話題は、霊界から地上への転生の事へと移って行きます。なかなか、示唆に富んだお話になっております。カッコ内は補注です。編集を加えてあります。

(ここから、前篇の続き)

今は、ね、今は、この日本国では、人工流産というのが、非常に流行っていますわね(1980年代)。私も、母胎に宿ったことがあるんですけれども、堕胎(中絶?)されてしまったんです。

意識が、一旦、消えてしまいます。

ただ、私の場合は、地上に出て来る、つまり、人間として生まれて(その後で)死んだわけではありません。(一旦)人間として生まれて死んだ場合は、ね、霊界でも、非常に長年かかって大人になっていくのです。色んな、守護霊、指導霊に教わってね。

けれども、私は、母胎の中で流産しましたので、ですから、戻って来た意識は、紫式部の意識です。そのものです。すぐ大人です。子供ではないのです。

要するに、あなた方の世界(地上)の空気を一口でも吸うと、(その後に、亡くなれば、地上で亡くなった時の意識で、そのまま)もう、あの世の人間になってしまうのです。私達から見れば、(地上で亡くなるという事は、一旦は)あの世(地上)の人間として生まれた、ということなんです。籍が別になってしまうのです。

ですから、一旦、地上に出て、直ぐ還って来た者は、まだ、赤ん坊のまま、ですね。霊として。それで、身内の者とか色んな者が、大きくなるまで育てることになるわけです。

ところが、私みたいに、人工流産、堕胎された場合には、直ぐ、元の世界に還って来るわけですね。で、この場合に、言っておかなければならない事は、いま(1980年代)、日本の国では、流産、人工流産といいますか、堕胎というのが流行っております。

これ、非常に迷惑です。―私達の世界(霊界)にとっては、迷惑です。皆んな困っています。一年に、何百人もの方が堕胎されています。こういう事をされると、私達は、予定がつかなくなるのです。この地上で、魂の修行をしようとして、生まれて来ようとするんですけれども、予定に反して、堕胎されてしまうと(予定が)狂ってしまうわけですね。

大変、困ってしまいますし、また苦痛でもあります。

私達の考えと、地上界の、両親となるべき人の考えが、一致して、はじめて、私達は、地上に生命を享けて、生まれることが出来るのです。

ですから、いま、避妊ですね、避妊は、まだいいでしょうが、人工流産、堕胎というのは、これは、どうか止めて頂きたいのです。私のように、計画が狂った者もおります。困るんです。

これは、霊的な進化においては、マイナスは甚しいものです。大変なマイナスです。無駄になっちゃうのです、何十年もの年月が。

一説によりますと、生後七才ぐらいまでの間に他界した者は、例外なく高級霊だ、と云われていますが、それは、間違っております。そういったことはありません。七才まで、では、どの様な人生修行をすることも出来ません。それで高級霊のはずは、ありません。

高級霊というのは、(一般的に)どういった(霊性の進歩の)段階の方を指されているのかは知りませんが、少なくとも、私達よりも(次元が)上の(段)階に居られる方を、高級霊というふうに称んでいいとするならば、彼らは、無駄足を踏むということはありません。彼らは、それぞれ、使命を持って生まれて来ています。

勿論、幼くして死ぬことはあります。それは、たまたま、生まれて来た、両親の肉体、母体が、十分強くなかった為に、子供としても、肉体的に成熟することが出来なくて死んでしまう場合とか、あるいは、不幸にして病気にかかる場合、こういった事で、残念ながら(霊界に)還って来る人もいますが、(それは)高級霊(の場合)は少ない、ということです。

高級霊になる程、ですね、―あなた方は、生まれて来る前に、予定とか計画とか(地上での活動計画を、既に、霊界にいる間にされていると)いうことを聴いたことがあると思います。高級霊になる程、予定とか、計画とかが、はっきりしているんです。彼らは、はっきりしています。

私達の段階になると、まあ、ある程度は、目的は絞れますが、そういう、全体の人生計画というのは、難しくなって来ます。

大まかな事は分かります。例えば、どういった所に生まれて、こういう事を職業として、こういう人とめぐり合って生きたい、と、こういった事は、ある程度、計画はつきます。けれども、もっと下の世界に行くと、段々、分らなくなってくるのです。

霊界の、下段階から幽界ぐらいの方になって来ると、どこの地域に生まれる、どういった家庭に生まれる、これだけの選択しか出来ない方々も居るんです。これ以外の、後は、どうなるか分らないのです。こういった方々、幽界の方とか、霊界下段階の方の生まれ変わりの場合には、自分の両親を選ぶという段階では、選択が出来るのです。これも、運命といえば運命です。そうでしよう。そこまでは出来るんですが、その後の人生がどうなるかは、彼らには、絶対、分かりません。

私ぐらいの階層に居る者は、生まれ変わる時に、勿論、両親は選びます。そして、どういう環境か、よく見定めます。そして、こういう、職業を、例えば、私であるならば、小説家か、文筆家になりたい。こういう事を考えます。そして、例えば、こういう人とめぐり合って、こういう一生を送りたい、という計画を立てます。これは、その通りには、必ずしもいきません。七割ぐらいです。七、ハ割は、大体、予想通りの生涯を送ることが出来ます。

私の、上の方々になると、もっと、計画が精密になって来ます。殆んど、狂いがなくなって来るのです。例えば、あなた(チャネラー)の様な魂の方ならば、仏法の伝道という事、これを果たさずして(霊界に)還るという事は、まあ、殆んど九九パーセントは、あり得ないことなのです。必ず果たされるのです。

ただ、その果たし方が、色々と変って来るのです。あなたの、個人の努力によって、あるいは、環境の変化によって――ただ、あなたの目的と結果自体は、恐らく九九パーセント成就されることになるのです。ただ、その質とか、巾とか、そういったものが、個人によって、味付け、色付けが違って来るんです。(仏教でいう)如来界の方になりますと、もう、殆んど、当たり外れはありません。ほぼ百パーセント予定通りになって来ます。

それで、霊界、下段階、或いは、幽界でも、まあ、上の方の、精霊界といいますか、ある程度、悟った方々は、両親を選んで、生まれ変ってくる。ある程度の環境を定めて来ますが、もっと下になって、幽界の段階、ですね、何とか(自分が)死んだ、という事が分かった、ぐらいのレベルの魂、こういった魂は、また、この地上界の波動に、引き寄せられて、生まれ変って来るんですが、このような場合は、両親さえ選ぶことが出来ない人も居るんです。要するに、自分の持っている波動に近い所に、生まれて来るんですね。

例えば、自分が、生前、お酒が非常に好きだったとすると、その、お酒の臭いというのが忘れられないのです。そうすると、お酒の臭いが漂っているような家、ですね、こういった家庭に、なぜか、スーウッと引寄せられて行くのです。両親の名前も何も、知りません。お酒、という事に引かれて、生まれて来る霊があるのです。

よろしいですか。

また、生前、お金に対して、ものすごく執着を持っていた霊が、あります。この人は、死んで、まあ、地獄に堕ちたとしましょう。ある程度、心の垢を落として、幽界の下段階まで、上って来ました。この方が、また、お金のジャリジャリという音に引かれて、生まれ変って来ることがあるのです。これは、お金持ちの所だけをねらって、生まれ変って来るのですね。その波動に引かれるんです。けれど両親の名前も何も知りません。ただ、生まれて行くだけです。

そして、下段階に居る人は、往々にして、生まれ変わる時期、周期(サイクル)が早くなることがあります。なぜなら、地上に近い所に居るため、地上の波動に引かれ易いのです。共鳴し易いのです。波動が共鳴すると、直ぐ、生まれ変わって行くのです。こういうふうに、今、あなた方は、指導霊達から、人生というのは、目的、計画があって、予定通り進むんだ、という事を、色々教わっているでしょうが、それは、高次な方ほど、そうであって、その目的、計画も、段々に下に行く程、不明確、不正確になって来るのだ、という事なのです。

私などは、或る程度、こういった、理性的に物事を考えるタイプですので、生まれ変わる時は、もう、自分の意志で決めるわけですね。

これは、役場みたいな所があるんですね。《生まれ変わり局》みたいな所が、あるんです。ここへ申請するんです。番号、取りましてね。例えば、一年ぐらい前から申請するんですね。何年何月頃に生まれ変わりたい、と、所は、日本の、こういう所である、と。希望両親先としては、ここである、と。この方々を第一希望にします。ここがうまくいかない場合は、第二希望として、ここを希望します。こういうふうに、希望を出します。そして、生まれていったら、こういう職業に就きたいとか、色々、そういった、いわゆる「志望票」ですね、志望カード、こういったものを出すんです。

それで、その役所で、それが整理されまして、分類されるんですね。で、第一志望通り、いく時もあるし、第一志望の両親を、他の方に取られる場合もあるわけです。そうすると、第二志望の両親で諦める、とか、或いは、第三志望であると、もう生まれ変わりたくないと思うと、届けを、願い下げをして諦めるとか、また、別の機会を待つ、こういうことをするわけです。

その役所の中には、この地上にあるコンピューターも入っておりまして、そういったものも、ちゃんと分類されています。ですから、私の様な、現代的な意識を授っている人間には、そういった役所の様な《生まれ変わり局》みたいなのがあって、コンピューターで情報処理をして、それで、データに基いて生まれ先を決めるんですが、こういった意識を持っていない方、また、古い時代の意識でおられる方、そういう方には、そういった、古式ゆかしい″生まれ変わりの池″とかですね、そういったものが用意されていて、あくまでも、その意識に応じた世界が現ずる、というのが、私達の(霊的な)世界なのです。

(後篇に続く)

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