丈夫な頭と賢い体

日々有った事など

北大からイタリアヘ

2007-05-30 18:43:26 | 何が釣れているのか?
先週の強風に懲りずに今回も北大島に

前日からの朱鞠内入りで、その時から天気も良く穏やか
のんびりと、ぼーっとして居たい陽気でした
しかし、こんな日は良い思いをした事が記憶に無い。

良い天気と言えば、朝の冷え込みも気になる所で
朱鞠内入りした当日の朝の気温が3度
日中もだいぶ気温も上がった事から、そこまで下がらないだろう、との
回りの話でしたが、夜の時点で車の中は結構寒い、ノートPCで映画を
見ていたけど、寒くて映画に集中できず途中で温まる為に車のエンジン始動
これは朝が辛いだろうなーとか、それより夜中寒くて寝れない可能性も
大きいな、と思いながら明日に備えて就寝

当日、3時にセットした目覚ましより15分も早く寒さで寝覚め、ボートの準備開始

どこに向かうか迷う所で、先週と同じ北大島にするか兎島に行くか
迷ったあげく、北大島に決定
しかし、冷え込んだせいか朝霧が凄い、まあ車の運転じゃないからそれ程危険ではないので良いけど、目的の方向が判らず、遠回りだけど、各島の岸ぎわを通りながら
やっとの思いで、北大島到着。

早速先週大きいのをバラしたポイントに向かうが一向にアタリ無し
飽きっぽい性格なのか、北大島も飽きて、島から離れる事に

島から離れて直ぐに、同時に出航していた人はボート上から岸ぎわを攻めて
反応が良い見たいなので、オイラも邪魔にならない程度に離れ攻めて見る事に
すると早速あたりがあり一匹目ゲット



今年初のサクラマスでした。

しかし、この場所も後が続かず移動

まだ朝の早い時間だし、どこに行こうか迷ったあげく
一度も行った事の無い、通称「イタリア半島」を目指す事に
朱鞠内湖の地図を見ると判るのだが、まじでイタリア半島にそっくりな形なので
面白い。

始めて行くイタリア半島は新鮮な気分で釣りが出来て良いのだけど
肝心のアタリがここでも無い

上陸して釣りから、ボートから岸ぎわを攻める釣りに切り替えても
やっぱり駄目。

そうこうしてるうちに、太陽も上がり気持ちの良い日差しに眠気を覚え初めた所で
岸近くでアンカーを下ろし、ボートの上で少し睡眠タイム
ここで寝てても魚を釣るチャンスが有るようにと、フライロッドにワカサギを付けての
人には見せれない釣りを開始

おそらく数分うとうとしてた位だと思うけど、リールのドラグが、「ジッ ジッ」と
成ってるのが判るが、どうせウグイだろうと竿ごと持って行かれる事も無いだろうから、このまま深い眠りにつこうとした時
ドラグの音が「ジーーーーーーーーーーーー」
に変わった、眠い頭でこれはさすがに竿の危険を感じ取り、起き上がり竿を見ると
竿先が水面に突き刺さってるじゃないか
予想もしてない事態に、何を優先していいのか判らず、取りあえずリールを巻くが
全然魚が浮いてこない、これはカナリの大物と感じライディングネットを準備し、慎重に引き上げようとするが、ロッドが4-5番の為パワーが無く中々難しい
魚がボートの回りを一周しかけた時に、ふっっと軽くなり、ヤバイと感じだ瞬間
水面に20cmほどのウグイが飛び出してきた、と同時に針の付いたワカサギを吐き出した。

どうやら、ワカサギを食べたウグイにイトウが掛かったらしい。

今の事で、眠気もすっかり覚め、イトウの気配も感じ取り釣りモードにチェンジ
ガゼンやる気の出てきたオイラは、水中に沈む障害物や岸と平行にルアーを泳がせた時
ルアーを追って来る魚が見えた、50cm弱な感じで恐らくイトウだろう
リールを動かす手にも力が入るのだが、ボートギリギリまで来てルアーにはアタックして来ない

と、思った時
ワカサギを付けていた方のロッドが弓なり
ルアーより、生餌だよな~
と思いながら、今度はしっかり合せをし、取り込みに掛かる
なかなかいい引きだけど、意外とすんなり上がってくる

なんと、上がってきたのは

ウグイでした

結局、この日は浮島でチビイトウを1匹上げ終了

何とか、ボーズはまぬがれたし、デカイトウの引きも味わえたし
良かったのかな。